ステージ

【メトロポリタン・オペラ】10月のプレゼント!「ヴィットリオ・グリゴーロ テノール リサイタル」へ 2組4名様を特派員としてご招待!

2018/12/20

【メトロポリタン・オペラ】10月のプレゼント!「ヴィットリオ・グリゴーロ テノール リサイタル」へ 2組4名様を特派員としてご招待!

2018年12月6日(木) 東京芸術劇場 コンサートホール(東京都豊島区)

"今、世界で最も電撃的に説得力がある歌手"とニューヨーク・タイムズ紙や評論家などからもその実力と華やかな魅力で人気を集めるヴィットリオ・グリゴーロが、フルオーケストラ オペラアリア公演を開催!WOWOWでは、この公演にご加入されている方の中から抽選で、2組4名様を特派員としてご招待いたしました!
「パヴァロッティの再来」と称される若きカリスマ、グリゴーロ。23歳という若さで史上最年少テナー歌手として、ミラノ・スカラ座の舞台に出演。その後も世界最高峰の名門歌劇場に立ち、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、チョン・ミョンフンなど、錚々たる名指揮者と共演。現在も着実にキャリアを重ね、ファン待望の再来日コンサートとなりました。
今回のプログラムではイタリアオペラ、フランスオペラのアリアを中心に披露。まるで役を演じているかのように舞台上を移動し、情感を込めて美しく歌い上げるグリゴーロ。その圧倒的な歌声は瞬く間に客席を魅了!かと思えば、とっても陽気なお人柄で、客席の皆さんを楽しませ、会場は大盛り上がり!"エンターテイナー"グリゴーロによる、スペシャルなステージを特派員の皆さんにご堪能いただきました♪

公演情報
「ヴィットリオ・グリゴーロ テノール リサイタル」 指揮者:マルコ・ボエーミ(MARCO BOEMI)
オーケストラ:フェスティバルオーケストラ東京(Festival Orchestra Tokyo)
情報
『メトロポリタン・オペラ』 世界最高峰メトロポリタン歌劇場からのオペラ中継。最先端の演出と超一流の歌手による超絶技巧のコラボレーション。幕間には歌い終わったばかりの歌手のインタビューも。

■番組放送スケジュールはこちら!>>

番組オフィシャルサイトはこちら!>>

私たちが特派員として参加しました

  • 長坂様・北原様長坂様・北原様

長坂様の感想

数年前に1度、リサイタルを聴いたヴィットリオ・グリゴーロ。最近、世界中の歌劇場でめきめきと頭角を現し、MET大晦日ガラでの新演出など重要な場面での登場も増え、その進化の程を確認する素晴らしい夜となりました。
前半のイタリアオペラはこれでもかという程の名曲アリアを散りばめ、ステージを縦横無尽に動いてエンターテイナーぶりを発揮(『ラ・ボエーム』の「冷たき手を」は舞台上に雪が見えた気がしました)、後半のフランス語アリアでは見ているこちらの胸が苦しくなる程、情感たっぷりに歌い上げてくれました。アンコールも誰でも知っているお約束の2曲(『トスカ』の「星は光りぬ」、「オー・ソレ・ミオ」)を大喝采の中で披露。最後は心温まる感謝のスピーチで締めるという、まさに"ザ・グリゴーロ・ショー"でした。
次回は彼の全幕もののオペラを是非聴きたいと思いました。貴重な機会を与えてくださったWOWOWさんに感謝いたします。ありがとうございました。

北原様の感想

友人から「当選した!」とお誘いをいただき、大喜びで参加しました。今、イタリアオペラを歌うテノールとしては飛ぶ鳥を落とす勢いのヴィットリオ・グリゴーロ、どこまでも伸びる明るい声と天性のエンターテイナーぶりが心底楽しく、聴き惚れました。観客を盛り上げたり喜ばせることが普通にできてしまう明るいキャラ、かと思えば、演奏が始まると一瞬にして役に入り込んでの熱演、熱唱ぶり。1曲目から100%全開。声を大事に育て、決して無理をせずに歌い込んでいる今のレパートリーはどれも熟成された素晴らしさ。特に『ラ・ボエーム』のロドルフォはMETの豪華セットが目の前に広がりました。また去年初役で歌った『トスカ』は私自身がMETに聴きに行ったのもあって、感慨深かったのですが、その時以上と思える圧巻のカヴァラドッシでした。
フランスオペラもまた洒落ていて、若々しいロミオやホフマンもまたぴったり。オペラって楽しいでしょ?という声が聞こえてきそうな、全身で歌うこと、演じることを楽しんでいる様子もその場にいた人たちへのプレゼントのような気がしました。
この先どんな役を歌ってくれるのか楽しみでなりません。今年はオペラを観る機会が少なくて残念に思っていましたが、1年分のイタリアオペラを聴けた位の濃厚な時間で大満足の夜でした。


  • 田中様ご夫妻田中様ご夫妻

田中麻夫様の感想

クラシックからジャズ、ロック、フュージョン、ボサノバ、スカなど幅広いジャンルの音楽を毎日楽しんでいます。アルト・サックスのデイヴット・サンボーンでは『ブルーノート』の東京・大阪・ニューヨークに行って来ました。今年の秋だけでもディープ・パープル、ジェイク・シマブクロ、2CELLOS、小曽根真、小沼ようすけトリオ、群馬交響楽団など様々なアーティストに触れています。
オペラへ本格的にのめり込んだのは1996年からです。この年に個人旅行でイタリア・オペラ鑑賞を企画しました。当時はネットで日本でのチケット購入は無く現地で調達でした。ローマのオペラ座では『秘密の結婚』を鑑賞しました。ミラノのスカラ座では前日にチケット窓口を訪れたのですが、翌日が公演初日の"(超人気の)ホセ・カレーラスが出演"でしたので、一般チケットは完売でした。窓口のスタッフに「日本から来て、どうしても鑑賞したいんです!」と懇願したところ、当時は「立見券」というのがあり、入手方法を教えてもらいました。公演日の早朝にスカラ座に行き名簿に名前を書き込みます。午前中と午後に点呼があり、夕方に漸くチケットが入手できます。点呼の際、名前を呼ばれると日本語の「はい」を意味するイタリア語の「Si(スィ)」と返答しなければならないのですが、イタリア語が分かりませんので、隣の学生風の方に私の名前を伝え「呼ばれたら教えて下さい」と協力してもらいました。当時の立見席は、現在なら最上段の天井桟敷になると思います。チケットを入手するのに丸一日かかる体力勝負です。日中の暇つぶしにミラノ大学のキャンパスに行ってみました。女学生の全員がメイクもバッチリで、ミラノ・コレクションかと思う程でした(笑)。ランチは勿論、大学のカフェテリアで大学生とご一緒させてもらいました。
今回のリサイタルですが、オーケストラの演奏が始まり暫くしてからヴィットリオ・グリゴーロが"かなりゆっくり"と迫力を持って登場です。エドワード・エルガーの行進曲『威風堂々』を"地で行く"ような威厳溢れる姿でした。第1部では黒の上下の衣装に白いシャツに蝶ネクタイでしたが、プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』より「冷たき手を」では、脇を占めて寒そうな仕草から、右膝を附き"物語の語り部"のように囁いたかと思いきや、蝶ネクタイを外し大きな胸を突き出し、投げキッスまでしてくれて会場は大喝采でした。
第2部では黒の上下の衣装に黒いシャツで登場でした。オッフェンバックの『ホフマン物語』より「クラインザックの歌:昔、アイゼナッハの宮廷に」ではアクションが大きく、"膝を交差してのダンス"や"お腹を叩いて"見せたり、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のプロモーションビデオに出てくる両脇を挙げて肘をブラブラするダンス、手で顔を大胆に拭いたり、一旦、下手に消えたかと思いきや、足早にステージ中央に戻ってきたりパフォーマンスも見事でした。
アンコール1曲目のプッチーニの歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」では、ステージを滑るように走って登場し、指揮者のマルコ・ボエーミと抱擁し耳打ち話をしたかと思うや、上着を脱ぎ棄て、袖を捲り両膝を附いて熱唱です。いよいよアンコールも最後のカプアの『オー・ソレ・ミオ』では、白いストールを振りかざし、コンサートマスターに大接近して見つめあい(笑)とってもお茶目な仕草で歌いだしました。最後には、このストールを歯で切り裂き観客にプレゼントです!
オーケストラの演奏が終わると、お別れのスピーチとなりました。英語が得意でないと詫びながらも、その英語で「今日のオーケストラの尽力があってこそ究極の世界(公演の大成功)に辿り着くことができた。愛は英語・イタリア語・スペイン語など言葉で言い表せるものではない。世界は素晴らしい」と語っていました。テノール・リサイタルでは歌手だけが脚光を浴びてしまいがちですが、オーケストラのメンバーを本当に大切にしている姿勢に感銘を受けました。

奥様の感想

今回の会場は池袋の東京芸術劇場でした。サントリーホールや東京オペラシティと同様に立派なパイプオルガンがあるコンサートホールで、私の大好きな劇場の1つです。現代的な内装のホールの中に、ヨーロッパの大きな教会にありそうなパイプオルガンが融和しています。年に4回程パイプオルガンコンサートがあり度々訪れるのですが、テノールコンサートは久しぶりでした。
ヴェルディの『リゴレット』より「女心の歌」はアリア(カンツォーネ)の代名詞と言われ、テレビCMやBGMで良く流れている曲ですね!「風の中の 羽のように いつも変わる女心・・・」と言う歌詞ですが、マントヴァ公の"えげつなさ"と、殺し屋スパラフチーレの不気味さを表現したシーンとの乖離を、ヴィットリオ・グリゴーロが見事に歌いこなしてくれました。特に歌い終わりの絶叫に近い"声の伸び"に感銘しました。彼の独自の抑揚が生かされているエンディングですね。
『ロメオとジュリエット』より「ああ、太陽よ、昇れ」はグノーの作品の中で『ファウスト』の次にお気に入りの曲です。この曲では、グリゴーロが指揮者のマルコ・ボエーミを、これまでとは逆に自分が先導して入場して来ました。サン=サーンスの『サムソンとデリラ』より「バッカナール」はアイス・スケーターの安藤美姫さんたちもプログラムに使った日本中の方が何処かで耳にしている作品で、聞きごたえがありました。リサイタルのプログラム構成も完璧で、充分楽しませていただきました。
アンコールで現在、映画にもなって私も観に行ったクイーンの「We Will Rock You」を歌ってくれました。地団駄を踏む(今回は良い意味ですよ!)ようにステージを足で叩きリズムを取り始めた瞬間に、観客も「まさか?」と思った筈ですが、この曲が始まりました。彼が生まれた年の1977年リリースのロックの"奇跡の名作"で、クイーン世代の私にとっては最高のプレゼントでした。

特派員の皆様、ありがとうございました!

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: