映画

映画『岬の兄妹』特別ゲストのトークイベント付き試写会に6名様を特派員としてご招待!

2019/03/01

映画『岬の兄妹』特別ゲストのトークイベント付き試写会に6名様を特派員としてご招待!

2019年2月21日(木)  ユーロライブ(東京都渋谷区)

日本映画界に衝撃をもたらす映画が完成を迎えました。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018では優秀作品賞&観客賞W受賞、ヨーテボリ国際映画祭2019ではイングマール・ベルイマン賞に正式出品され、ポン・ジュノ監督、犬童一心監督、山下敦弘監督や白石和彌監督ら名だたる映画監督をはじめ、国内外問わず多くの映画人から圧倒的な支持を得る問題作『岬の兄妹』。
港町を舞台に、足の悪い兄と自閉症の妹、6畳一間のふたりきり。仕事を干され生活に困った兄は自閉症の妹へ売春の斡旋をする。犯罪に手を染めたことから人生が動きだす─。格差社会の抱える問題をストレートに突きつける衝撃作です。WOWOWでは、この映画のトークイベント付き特別試写会に、ご加入されている方の中から抽選で、6名様を特派員としてご招待いたしました。
当日は作家の樋口毅宏さん、映画評論家の森直人さん、片山慎三監督が登壇。本作品の1年にも及ぶ撮影の苦労話、障碍者について、また時間をかけてじっくり映画を作ることの大切さなどを語ってくださいました。途中、兄妹を演じた松浦祐也さん、和田光沙さんもサプライズで登壇し、難役に挑んだ覚悟や、厳しい撮影の中でも楽しかった話など笑いを交えてお話ししてくださいました。さらに、和田さんは上映後に参加者の皆さんのお見送りもしてくださいました!
まるで何かの"使命"を帯びたかのように挑みかかってくる注目の作品。全国公開に先立ち、特派員の皆さんへいち早くご鑑賞いただきました!

イベント詳細
・本編上映
・トークイベント

■登壇者
樋口毅宏(作家)、森直人(映画評論家)、片山慎三監督
松浦祐也、和田光沙
関連情報
『岬の兄妹』【R15+指定】 出演:松浦祐也 和田光沙
   北山雅康 中村祐太郎 岩谷健司
   時任亜弓 ナガセケイ 松澤匠
   芹澤興人 荒木次元 杉本安生
   風祭ゆき(特別出演) 他
監督・製作・プロデューサー・編集・脚本:片山慎三
配給:プレシディオ
配給協力:イオンエンターテイメント/デジタルSKIPステーション
宣伝:太秦
宣伝協力:NEWCON/ぴあ映画生活
協力:《最速・最短 全国劇場公開プロジェクト》
      埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
      デジタルSKIPステーション/プレシディオ/イオンエンターテイメント/バップ/WOWOW/NEWCON

■オフィシャルサイトはこちら!>>

私たちが特派員として参加しました

  • 関戸様関戸様

関戸様の感想

全国公開前から評判が高く、トークイベントには監督も登壇とのことで、とても楽しみに参加しました。当日は、会場が混み合っていましたが、快適に鑑賞することができました。
この作品が扱う題材から、重い空気や心の痛みを覚悟していたのですが、拍子抜けするくらい明るくたくましい兄妹と淀みない場面展開に吸い込まれるように見入っているうちに、なんだか頭がスッキリし、心身に力が湧いてくるような気がしました。
障碍者の貧困や性については、ドキュメンタリー番組で見たことがある程度で、実情を知っているわけではありません。それでも、ここに描かれているエピソードのひとつひとつは想像に難くない現実感のあるもので、役者さんたちもまるで実在の当事者であるかのような自然さと迫力があると感じました。
自閉症の妹が兄に協力し、"お仕事"で生活費を得る様子を見て、重度自閉症の作家・東田直樹さんが、エッセイ『跳びはねる思考』の中で、「僕は必要とされることが人にとっての幸せだと考えています。そのために、人は人の役に立ちたいのです」と話されていたのを思い出しました。兄妹がやっていることはもちろん違法で、結果的に妹を傷つける行為なのですが、糾弾されるべき犯罪、現代社会の暗部というよりは、兄妹の助け合いや、一見子供のままであり続けるかのように見える妹の成長が、強く印象に残りました。
上映後のトークイベントでは、片山慎三監督が自己資金を投じ、撮影に1年以上をかけ、強い信念と覚悟で制作に挑んだお話や、若手が育たない日本映画界の環境を変えていきたいという意気込みを聞いて、その気概に痺れました。後から主演の松浦祐也さんと和田光沙さんも登壇され、あの撮影を行いながら、いつも笑いの絶えない現場で、監督も厳しくなかったと伺って、意外に感じながらも納得できる空気感があって・・・私、この映画もう1度観ちゃうなと思いました。
イベント終了後、出口で観客の見送りをされていた和田さんに、思い掛けず握手をしていただくことができました。こんなに華奢で綺麗な女性の中に、あの爆発的なパワーと憑依したかのような演技力が宿っているのかと感激しました。この度はとても特別な経験をさせていただき、感謝しています。どうもありがとうございました。


  • 茂野様茂野様

茂野様の感想

『岬の兄妹』は地方の港町にいる兄妹の辛くて悲しいだけなんかじゃ全然ない、多くの人に観てほしい映画です。
詳しくは書けないのですが、花火をしている兄妹に、ようやく訪れた救いのような時間の柔らかな表情がとても好きです。思うが儘に生きているような妹の姿を見て、うまくいかなくて追い込まれた兄は立ち上がっていく力を得たようでした。あり得ないかもしれないけど、兄からは妹への思いやりを感じました。そして、いつの間にかこの冒険が無事に終わりますように・・・と祈るような気持ちになっていました。わたしはこの港町の岬に行ってみたくなりました。
上映後のトークイベントもとても充実していました。監督の片山慎三さんや、作家の樋口毅宏さんの「『岬の兄妹』を2度、3度と観てほしい」というのも、すごくよくわかります。今もたくさんのシーンと台詞が思い浮かんできます。
作品のことは何も知らずに試写会に応募したのは、『岬の兄妹』の2人の姿になぜか惹かれたからかもしれません。兄役の松浦祐也さん、妹役の和田光沙さん、お2人の演技は凄かったです。この映画に出会えてよかったです。いつか忘れていた自分の欠片に、気づかせてくれたみたいです。


  • 鈴木様・斉藤様鈴木様・斉藤様

鈴木様の感想

ユーロライブにて試写会に参加させていただきました。ほぼ満席の中、片山慎三監督の初長編作となる『岬の兄妹』の上映が始まりました。大まかなあらすじしか知らない状態で観たのですが、あらすじだけでも重い題材であることは理解できたので、個人的には少し身構えておりました。89分の作品なので、見慣れている作品に比べると、そこまで長い時間ではないのですが、題材に身構えたせいか長く感じる程でした。出演者の方や監督をはじめとするスタッフの方の熱量を感じ、最後まで見入ってしまいました。目を背けたくなるのですがね・・・。
私が『岬の兄妹』の印象を聞かれましたら、ひと言ですと"重い題材の衝撃作"と答えてしまいますが、そんな印象はよそに、会場に笑い声が漏れる場面が度々あったのは印象的でした。私には、その様な余裕が無かったのですが、上映後に行われたトークイベントで作家の樋口毅宏さんが登壇された際も、「1度見だと物語を追ってしまうが、2度目だと細部が本当に面白くて笑ってしまう」と仰っていました。正直に申し上げると、今は2度目を観る自信がありません。観た感が残りすぎて、きっと忘れない映画になりそうです。
先程少し触れましたが、上映後はトークイベントが行われ、作家の樋口毅宏さん、映画評論家の森直人さん、片山監督が登壇され、撮影のお話などが聞けました。これから観る方にも強烈なパンチを受けていただきたいので詳細は書きませんが、身を守る時に考えもしなかった場面がありまして、究極の一手を見せつけられるので、護身として覚えていて損はないかなと思いました。
最後に会場にいらっしゃった兄弟を演じた松浦祐也さんと和田光沙さんがサプライズで登壇されました。今まで作品の中で観ていたはずなのに印象が違って、役者さんって凄いなぁとビックリしてしまいました。観てから2日が経つのですが、時々妹が「私のこと好き?」と聞く声を思い出します。私では抱えきれないハードな問題を突きつけられてしまいました。

斉藤様の感想

友人が当選した試写会に同席した。受付でポスターと共に写真を撮られ、席に案内され、上映開始まで渡されたフライヤーに目を通すと、何か言葉にするのが厄介な映画をこれから観て、レポートをこしらえなければならない宿題を抱えて観なければならないことを理解した。
まず結論から言うと、スッキリはしないし、軽くはないし、好きなのかそうで無いのか、未だに判らない。だが、確実に言えるのは、色々きちんと"考えること"を有されるし、そうならざるを得ない言葉の一語一語が"なるほど・・・"なこと。覚悟された物語なんだなと。
世間の標準値に全く沿おうとしない描写で、普通に問題作だと思うが、ゆっくりじっくり時間をかけて上等に創られたこの作品は贅沢品だと思う。


  • 廣井様廣井様

廣井様の感想

ポスターを見ただけだと、悲しいストーリーを想像して観るのをためらうかもしれません。けど確かに悲しい、悲しいんだけど、この2人の強さが凄い。兄の強さもだけど、妹も実は凄く強いんだと感じました。
ノンフィクションでもありえそうな辛い話を、よくぞ映像にしてくれた監督も凄い。きっと色々なところから賛否両論が出そうに思われる。挑戦してくれたことにエールを送ります。

特派員の皆様、ありがとうございました!

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: