今週の番組では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」が取り上げられていましたが、日本での公開もこの週末と、かなり迫ってきました。今回も日本語吹替版でピーター・クイルの声をやらせてもらっていますので、たくさんの方々にご覧になってもらいたいと思っています。もちろん前作を見ていた方が設定などよく理解できるんですが、もし見ていなくてもちゃんと楽しめるようになっています。まあそうは言ってもパッケージソフトや配信でも簡単にご覧になれますので、宜しかったら1作目の方もチェックしてもらえると嬉しく思います。
今回もジェームズ・ガン監督は70年代の名曲の数々を全体に散りばめているんですが、全回は10㏄の「アイム・ノット・イン・ラブ」に始まって、そこで僕は心をつかまれたんですが、今回は予告編でスウィートの「フォックス・オン・ザ・ラン」という曲が流れています。これは学生時代に大好きだった曲で、実は本編では使われていないんですけど、予告編で象徴的に使われているんで、サントラには収録されているとのことです。本編ではエレクトリック・ライト・オーケストラの「ミスター・ブルー・スカイ」、フリートウッド・マックの「ザ・チェイン」、ジョージ・ハリスンの「マイ・スウィート・ロード」、これ大・大・大好きな曲で、先日、来日された時に監督にその話を絶対したかったんですが、残念ながらかないませんでした(笑)。もしまた話せる機会が来たら、絶対音楽をどうやって選曲しているのか話したいと思っています。この作品の音楽にはそれくらいハマっています。
内容の方も笑いがあって、すごく楽しめます。もちろんそれ目当てに来てもらいたいんですが、スケールアップもしていますし、ストーリーもかなり大変なことになっています。ピーター・クイルの出生の謎も明かされ、お父さんも登場します。そしてゾーイ・サルダナ演じるガモーラと妹のネビュラ、ピーター・クイルと育ての親であるヨンドゥの人間関係も前作以上にクローズアップされ、面白い展開になっています。見どころを話し始めたらキリがないので、とにかく映画館で楽しんでもらえたらと思っています。ご期待下さい!