#13 「ラストショー」 (CSI:6 科学捜査班)

2007/07/15

ベガスの創設者の1人トニー・コンスタンティン(現在は行方不明)の恋人として有名だった往年のショー・ガール、ロイス・オニールのバースデー・パーティーで、ウェイターのデュークが射殺される。現場はロイスの衣裳部屋。ロイス自身は金庫室に閉じ込められていた。ロイスによると、衣装替えの際にデュークに飲み物を運ばせたところ、突然何者かが現れ発砲したという。また、ロイスは這って逃げようとするデュークを見たと語り、自分が書いた暴露本をグレッグにプレゼントする。今回のパーティーは、この暴露本のお披露目も兼ねていた。

グリッソムたちは、事件発生時にパーティー会場の部屋を出た人物を調査する。その中には、ポップ・スターのチェリーや、キャサリンの父親であるサム・ブローンも含まれていた。チェリーは、デュークが殺された時間帯にはボディガードと一緒にいたことが判明。一方のサムは、死んだ旧友たちを懐かしむため2階にいたと説明する。
サラとグレッグは、ロイスの衣裳部屋を捜索するうち、床下に隠された古い札束を発見する。さらに、衣裳部屋の階下の照明器具から、ロイスの暴露本の編集者イブの指紋が検出される。イブは、札束の一部を盗んだこと、デュークと交際していたことを認めるが、彼が飛行機でフィラデルフィアに逃亡する予定だったことは知らない様子だった。
その後デュークの検死が行われ、彼が受けた銃弾は脊椎を切断しており、撃たれた後で這いずり回ることは不可能であることが分かる。ロイスの証言と矛盾するため、グリッソムとブラスはレストランで食事中の彼女を訪ねる。同席していたロイスの知人でトニーの運転手だったジェンセンは、動揺して当然だとロイスを庇う。
サラはロイス自身が共犯者、あるいは犯人である可能性に気付き、事件当時に彼女が身に着けていた指輪の発射残渣を調べることにする。
その頃、キャサリンの母親リリーが署を訪れる。キャサリンは、リリーが持っていたハンカチから、彼女がサムに会っていたことを知り憤慨する。そのハンカチは殺害現場付近で見つかったものと同じだったため、キャサリンはサムからも改めて事情を聴く。
やがて、ロイスの指輪から発射残渣が検出され、グリッソムたちが彼女の家に向かう。しかし、ロイスは何者かに胸を撃たれて死んでいた。そんな中、デュークが持っていた航空券は、ロイスが経営する会社名義で購入されていたことが分かる。
また、暴露本を読み進めていたグレッグは、トニーが過去に起きたパンナム強奪事件に関与していたことを知る。そして、デュークを撃った銃が、パンナム強奪事件で使われたものと一致することを突き止める。古い札束は、この事件で強奪されたものだったのだ。
さらに、ロイスは進行性の癌にかかっていたことが明らかになる。彼女は自分の死を覚悟し、暴露本を書いたのだろう。そして、華やかな最期を遂げるべく、パーティーの最中に射殺されるという筋書きを考え出した。すべてはロイスが自分で仕組んだ演出だったのだ。そして、ロイスのまぶたに残された指紋が、ジェンセンのものと判明する。
ジェンセンは、ロイスがデュークを雇い、パーティーの最中に自分を撃ち殺すよう依頼したことを認める。しかし、デュークはロイスの宝石を盗もうとしたため、腹を立てたロイスに撃たれてしまう。計画は失敗したかに見えたが、彼女を守ってほしいというトニーの言葉に従い、ジェンセンがロイスを殺害し彼女の望みを叶えたのだった...。
オフィスに戻ったグリッソムは、ロイスの暴露本を手に取り表紙を開く。そこには「グレッグへ 見せ場はこれからよ」とロイスの言葉が書かれていた...。

【鑑賞MEMO:豆知識】
ボビー・ジェンセン
ロイスとは旧知の仲で、トニーの運転手だったというジェンセン。実は第5シーズンの#7「狼少女」で、娘の二コールを亡くしていたんです。ニコールは、学園祭ではめをはずして麻薬のキノコでハイになっていたところに、狂言の誘拐劇が始まりパニックに。彼女を落ち着かせようとした生徒たちが誤って窒息させてしまったのでした。ジェンセンはこのときに、ニコールの同級生ジャネル殺害の容疑をかけられたのですが、覚えていますか?
ちなみにこのエピソードでソフィアが初登場しています。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「ホッジス、白髪はチャームポイントなのよ」 by サラ
サラは、隣にいたグリッソムを意識してこんなセリフを言ったのでしょうね。グリッソムの戸惑いの表情が最高! サラはグリッソムといると可愛らしく見えますね。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
キャサリン、パパとママを認める!?
母親とサムの交際を認めようとしなかったキャサリンですが、エンディングではレストランで同じテーブルを囲むシーンが。ちょっとはにかむキャサリンが印象的でしたが、その頃リンゼイはどうしているのかと気になってしまって...。
ベビーシッターとお留守番なのかしら?

 【ミニコラム】使われた曲&スペシャル・ゲストは?
お歳を召しても愛らしいロイス・オニールを演じていたのは、あのフェイ・ダナウェイ! フェイ・ダナウェイと言えば、なんと言っても『俺達に明日はない』でのボビー役が有名ですよね。ボニー&クライドが無数の銃弾を浴びる衝撃のラストシーンには、一種の様式美すら感じさせられたものです。
当事は20代だった彼女も、今は60代。しかし、決して色褪せない魅力が画面からあふれていましたね。自ら最期を演出する痛快なロイス役が見事にはまっていました。
エピソードそのものの作りも面白かったし、オールド・ラスベガスの雰囲気も素敵でしたが、やはりフェイ・ダナウェイの存在感がこのエピソードに華を添えていたのは確かでしょう。
そして、オープニングで古き良きラスベガスの映像と華やかなパーティーのムード盛り上げていたのは、フランク・シナトラの「ALMOST LIKE BEING IN LOVE」。エンディングをを飾っていたのも同じくフランク・シナトラの曲で「WHERE ARE YOU」。どちらも今回のエピソードにピッタリとはまっていて素敵でしたね。

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