#19 「迷宮の扉」 (CSI:6 科学捜査班)

2007/08/26

霊媒師セドナの店に占いに訪れたアンナとローリの姉妹。ローリの恋を占っているうち、セドナは彼女たちに危険が迫っていると言い出す。気分を害した2人が店を出ると、赤い車が急接近。轢かれそうになったアンナは、怒って車のボンネットを叩く。その後、店に忘れ物を取りに戻った2人は、セドナの射殺体を発見。ブラス、グリッソムに加え、祖母が霊媒師だというグレッグが現場を調べる。店には占いの様子を録音したテープが残されており、その中でセドナが描写した不吉な場面は、セドナ自身が殺された現場と符号していた。

ロビンスは、検死でセドナの鼻孔から白い粉末を発見する。また、店のレジからは現金が盗まれており、そこからリースという男の指紋が見つかる。彼は配達した豆腐バーガーの代金を取り出しただけと説明。ストリップ・バーのダンサーも、彼のアリバイを証明する。
その頃、現役を退いたパッキー元刑事がブラスを訪ねてくる。彼は元同僚ウォレスの犯行が疑われた、ウォレスの妻クレアの失踪事件を15年も追っていた。1週間前、パッキーはセドナの占いで、ウォレスがクレアを殺してサマリンに埋めたと聞かされた。それをウォレスに話したところ、彼が動揺したというのだ。口封じのためにウォレスがセドナを殺したと睨んだパッキーは、現場にウォレスの指紋が残されていないか調べてくれと頼む。
やがて、セドナの鼻孔に残されていた白い粉末は、多量摂取で中毒症状を引き起こすベラドンナであることが明らかになる。セドナの店にベラドンナがあったことを思い出したグレッグは、犯人もベラドンナの中毒症状を起こしているのでは推測する。なぜなら、現場には犯人のものらしき滴下血痕が残されており、犯人も傷口からベラドンナを摂取している可能性が高いからだ。グレッグの予想は当たり、中毒症状で事故を起こして病院に運ばれたデイモンの存在が浮上する。彼の指紋がセドナの店に残されていたことも分かるが、占いで妻との生活をめちゃくちゃにされたことに腹を立て、セドナに文句を言いに行っただけだとデイモンは主張する。
また、セドナの店のレジから採取した薄片は、黄鉄鉱だったことが分かる。
一方で、パッキーとウォレスの指紋が現場に残っていたことも判明する。パッキーは、麻薬密売を疑ってセドナを尋問したが逆にセドナから魔術のレッスンを受けるはめになり、その際に付着したものと説明。ウォレスは、事件の日は歌手ジョスリンの警護をしており、セドナの店にはジョスリンのお供で行ったことがあると弁明する。
パッキーの協力のもと、サマリン内でクレアの死体が埋められていそうな場所を絞り込んだウォリックたちは、古い浄化槽で白骨化した女性と犬の死体を発見する。犬はクレアの飼い犬と酷似していたが、クレアのDNAが検出できずウォレスの犯行に結びつけるのは難しくなってしまう。
セドナ殺しでウォレスを挙げることに路線変更したCSIは、電話の発信記録からセドナがウォレスに連絡を取っていたことを突き止める。パッキーはセドナの名をウォレスに明かしていなかったため、セドナから恐喝目的でウォレスに連絡したものと推測された。
また、アンナがセドナ店の前で轢かれそうになったことを思い出したブラスは、彼女が赤い車のボンネットを叩いていたことを知る。そして、ウォレスの車を調べた結果、アンナを轢きそうになったのはウォレスの車だと判明。さらに彼の財布から、レジに残されていたのと同じ黄鉄鉱が見つかり、ついにウォレスはセドナ殺しで逮捕される。
その後、セドナのノートを見返していたグリッソムは、「死者はサマーランド(異教徒が輪廻転生の前に魂を休める場所)にいる」と書かれているのを見つける。実はセドナはウォレスの犯行を言い当てておらず、死者がサマーランドにいると言っただけだったのだ。事件に取り付かれていたパッキーは、サマーランドをサマリンと聞き間違えた。ウォレスもまた、罪の発覚を恐れるあまりセドナを危険な存在と思い込んで殺してしまったのだった...。

【鑑賞MEMO:豆知識】
黄鉄鉱
外観が似ていることから金に間違えられることが多く、「愚者の黄金」(fool's gold)などとも呼ばれる硫化鉱物。打ち付けると火花を放つ特徴から、危険から遠ざけて厄介ごとから守る力があるパワーストーンとして知られています。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「ほれ薬や呪文を金で売る者には、未来ではなく札束しか見えない」 by グリッソム
著名な格言の引用を思わせる、見事なセリフ! 結局、セドナはウォレスの犯行を言い当てていなかったことが判明しますから、グリッソムのセリフが正しかったと言えます。しかし...セドナは自分の死だけは予知できたということでしょうか?

【鑑賞MEMO:キャラクター】
アンナとローリ
セドナの死体を発見したアンナとローリの姉妹。数年前も2人が盗んだ車のトランクから生首が見つかったとブラスが言っていましたが、彼女たちは第1シーズンの#22「塗られた足跡」に登場。盗難車でスピード違反をして捕まる役でした。覚えていますか?

 【ミニコラム】使われた曲をご紹介
冒頭で使われた曲は、KASABIANの「CUTT OFF」。KSABIANは、UKロック界の革命児と名高いイングランド中部レスターシャー出身の4人組。2004年8月にSUMMER SONIC 04で初来日を果たし、入場規制がかかるほどの人気に。その直後、アルバム『KASABIAN』をリリース。翌年2005年のSUMMER SONIC 05にも出演し、メインステージで観客を魅了しました。
2006年には待望のアルバム『EMPIRE』をリリース。そして今年、3回目となるSUMMER SONIC 07に出演、グルーヴ感溢れるパフォーマンスを見せてくれたのは、記憶に新しいところです。

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