#21 マイ・ガール(スキャンダル5)

2017/03/11

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大統領候補が指名を受ける党大会が間近に迫り、共和党、民主党それぞれが副大統領候補に誰を選ぶかが最大の関心事になる。オリヴィアはメリーの副大統領候補として3人をリストアップ。その中からミズーリ州のワグナー知事を選ぶ。大学時代、学費を稼ぐためにコカインの売人をやったという過去があったが、それを自分から明かしたことを評価。オリヴィアはクインとハックに命じて、彼の過去を知る人物に口止めをする。


一方、民主党のフランキー・ヴァルガスの選対本部をローワンが訪問。NSA長官ジェイク・バラードを副大統領候補にと推され、ローワンの正体を知らないフランキーは乗り気になるが、サイラスは青ざめる。州庁舎の一件をネタに脅しをかけてきたのだった。慌てたサイラスはオリヴィアに助けを求めるが、州庁舎の真相を知ったオリヴィアは死者まで出したにも関わらず、詭弁を弄するサイラスに憤慨し、突き放す。だが、サイラスはローワンがフランキーの黒幕になると、オリヴィアは本選でメリーを勝たせることができないと言ってすがろうとする。エディソンからジェイクが助けを求めていると聞かされたオリヴィア。ヴァネッサの父親が心臓発作で死去したというニュースに、ハックは「またローワンが何かを仕掛け、それにジェイクが引きずり込まれる」と心配するが、ローワンに脅されているオリヴィアは、打つ手がないと口を濁す。だが、妙案が浮かぶ。ジェイクをメリーの副大統領候補だと発表すれば、ローワンももう手は出せないと考えたのだ。先に副大統領候補として名が挙がっていたワグナーは、過去が何者かによってリークされて脱落。オリヴィアはフィッツの了承を撮るため、ホワイトハウスヘ赴く。

アビーはオリヴィアの訪問に驚く。ローワンから渡されていたオリヴィアの中絶の資料をフィッツが見てしまったからだ。だが、フィッツは気にもせず、オリヴィアを迎える。ジェイクを副大統領にすることを受け入れ、メリーに傲慢だと指摘されたと明かすと、オリヴィアに対しても、自分は傲慢で話をちゃんと聞いていなかったのではないかと謝罪する。ローワンの家に乗りこんだオリヴィアは20分後に一斉にジェイクがメリーの副大統領候補として報じられると話し、ジェイクを連れ出そうとする。ローワンは銃を突き付けて阻止するが、オリヴィアは強硬突破。無事、ジェイクを救い出す。党大会の日。ジェイクは副大統領候補の座を下りたいと言うが、オリヴィアは一蹴。フィッツのスピーチで盛り上がったステージにメリーと共に、ジェイクが上がる。一方、民主党大会で副大統領候補として上がったのは、なんとデイヴィッドではなくサイラスだった。

 

●いよいよ大統領選も大詰め。頂点を目指し、仁義なき戦いも激化の一途


今シーズンの最終話もいきなりショッキングなオープニングで始まりましたね。ヴァネッサの父親の莫大な資産を狙って、彼女と結婚したジェイクが娘の結婚を喜ぶ舅を殺害...。あー、やっちゃった。まあ、ジェイクは過去にサイラスの愛するパートナーのジェームズを殺すなど、正義の味方のような顔して、やるときはやる男、ジェイク。ローワンの命令とはいえ、冷酷ですよね、ホントに。で、前回、エディソンが大統領選から撤退したことで、ローワンはそのジェイクをフランキー・ヴァルガスの副大統領候補にと売り込みに現れましたけど、サイラスはジェームズを殺されたことを忘れるわけもなく、国賊呼ばわりをするわ、思わずスゴイ勢い罵倒。おー、よく言ったなーと思ったら、残念ながら妄想...。ローワンは怖いですからねー。もっともそんなサイラスだって、人のことは言えない。フランキー・ヴァルガスを時の人にするため、州庁舎で事件を起こし、その際、死者を出すわ、息子思いの1人の男を事件の首謀者に仕立てましたよね。というワケでオリヴィアからも自業自得と突き放されて...。でも、オリヴィアだって、ワグナーを副大統領候補に据えるため、彼の名過去を知る人物をハックとクインを使って、半ば脅しながら口止め工作。ところが、ワグナー不要となったとたん、簡単に切り捨てる。勝つためなら、何でもアリな大統領選、どこまで行くんでしょーか。

 

●最終話の脚本はションダ自身が執筆


ところで、終盤でついにローワンをオリヴィアが最後、ついに出し抜いたのかなーなんて思いましたけど、ローワンの愛娘オリヴィアと"息子"ジェイクが手を結び、ホワイトハウス入りを目指すことになる。ラストでワイングラスを傾けて、余裕の笑みを浮かべてローワンの姿を見ると、ひょっとして、これこそが計画だった!? というわけで、最終話のタイトル「マイ・ガール」は言い得て妙ですね。そんな最終話の脚本を手がけたのは、本作のクリエーター、ションダ・ライムズ。演出は、これまでも何度か本作はもちろん、ションダの「グレイズ・アナトミー」などを手がけ、また俳優として「殺人を無罪にする方法」で主演ヴィオラ・デイヴィスの夫サム役を務めるトム・ヴェリカ。つまりションダワールトを知り尽くした人物に、今シーズンの大事なファイナルを任せたということですね。それにしても、ラストに民主党の副大統領候補としてまさかのサイラスが登場。さんざん彼のために手を汚したトムをあっさりと棄て、マイケルと娘を伴って壇上に上がってましたけど。これでサイラスVSオリヴィアの師弟対決の幕が切って落とされたわけで、一体、どうなる来シーズン。今から待ち遠しいですね

 

今回のファッションチェック


オリヴィアの赤コート

党大会にむけて選挙参謀としてはフル回転のオリヴィア。そんな最中にジェイクからのSOSも気にかかり、俄然、力の入るオリヴィア。この人、目指すものあると燃えますから...。そんな彼女の心を表すかのようなヴィヴィッドな赤のコート。ブランドはヒューゴ・ボス。

 

オリヴィアのチェックのジャケット 

党大会でのオリヴィア。「副大統領候補、やっぱ降りようかな」と言ってるジェイクを叱咤激励し、メリーを鼓舞する彼女が着るのは、赤を基調にしたタータンチェックのジャケット。ブランドはヴィヴィアン・ウェストウッド。着こなすのってハンパない難度だと思うんですけど、さすがファッションアイコン、オリヴィア=ケリー・ワシントンですね。

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