2018/07/31 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房#344『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』緊迫感にあふれながら美しい映画

「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」[PG12指定] 8/10(金)よる9:00

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、第2次世界大戦中、ドイツ占領下のチェコで繰り広げられたナチス高官の暗殺作戦の行く末を、『フローズン・タイム』のショーン・エリス監督が実話に基づいて描いた戦慄の衝撃作『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』を取り上げます。

斎藤「全編緊迫していました。」
板谷「緊張感あった。」
斎藤「それがまた引き込むエネルギーになっていて、ずっとその場にいるような感情になりました。」

第2次世界大戦中、ドイツ占領下のチェコで冷酷非情な統治者として振る舞い、"プラハの虐殺者""金髪の野獣"の異名を取ったナチスの大物実力者ハイドリヒ。イギリスに逃れたチェコの亡命政府は、その圧政を食い止めようと、ハイドリヒの暗殺作戦を計画。過去にも『死刑執行人もまた死す』『暁の7人』などで描かれてきた、この歴史的に名高い暗殺作戦の行く末を、エリス監督が改めて映画化しました。2人の感想は?

板谷「間違いとされることをしてしまうと殺される恐怖感。それがいつも日常と隣り合わせにあるというのが...。」
斎藤「そんな中で、男女の描写もあるんですけど、それがもう本当に...。」
板谷「切ない。」
斎藤「切ないですね。音楽を聴いて踊るシーンや、口紅だけが唯一の自由というシーン。でもそれすら危険信号に捉えてしまう。」
板谷「これが実話ということが衝撃だった。」
斎藤「緊迫感も常にあるし、戦争を描いているんですけど、どこか映像に美しさがある。」
板谷「そう、美しい。」
斎藤「それがまたはかなく切ない。」
板谷「すごくいい映画だと思いました」

WOWOWシネマで放送される特集を、そのジャンルの詳しい人に聞く企画「私の知らないセカイ」。今回は8/6(月)~9(木)の特集【「ガメラ」シリーズ 一挙放送】に合わせて、中野ブロードウェイにある「活動写真館」映画ポスター担当の"怪獣マニア"、三浦正人さんに解説してもらいました。

『大怪獣ガメラ』
8/6(月)午後4:00
『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』
8/6(月)午後5:30
『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』
8/6(月)よる7:15
『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』
8/7(火)午後4:00
『ガメラ対大悪獣ギロン』
8/7(火)午後5:30
『ガメラ対大魔獣ジャイガー』
8/7(火)よる7:00
『ガメラ対深海怪獣ジグラ』
8/8(水)午後4:00
『宇宙怪獣ガメラ』
8/8(水)午後5:30
『小さき勇者たち~ガメラ~』
8/8(水)よる7:15
『ガメラ 大怪獣空中決戦』
8/9(木)午後3:30
『ガメラ2 レギオン襲来』
8/9(木)午後5:15
『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』
8/9(木)よる7:00

detail_180731_photo02.jpg©KADOKAWA 1965

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『ドリーム』を紹介します。

「ドリーム」
8/12(日)よる9:00

detail_180731_photo03.jpg©2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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