リンクレイター映画の魅力(2015/1/8配信)

2015/01/09

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本日のテーマは『リンクレイター映画の魅力』

サンキュータツオさん、中井圭さん、浅賀優美さんでお送りしました!

 

留学から帰ってきたあさがゆちゃん、ぷらすと復帰一発目となった今回!

オープニングでは、留学中のお話をたくさんお聴きしました!


オープニングトーク後は、リチャード・リンクレイター監督を深掘り。

「リンクレイターはこういう人!」と、一言で説明するのが難しい人...と、中井さん。

世間一般に認知されはじめたのは「ビフォア」シリーズから。

徹底的に物語性を排除する、という特徴を持つリンクレイター作品。

『ビフォア・サンライズ』ではラブストーリーなのにラブシーンが全然ない!という不思議な作品に...。

『ビフォア・サンセット』は、自分が人生の中でできなかったことを作品中で補完しているのだとか。

対話で作品を繋いで行く、というアメリカ映画としては少しさっぱりとした描写となっているのも、「ビフォア」シリーズの特徴です。

自分の体験や経験を映画に投影するリンクレイターは、故郷であるテキサスに対するこだわりも人一倍強く、テキサス出身の俳優も数多く起用しているそうです。

「ビフォア」シリーズが成功した理由として、

「それまでのアメリカ映画になかったものがあった」、「制作リスクが少なかった」、「リンクレイターに対しての期待感」といった理由が挙げられました。


「同じ登場人物」、「9年ずつの時間の変遷」、「人間・環境の変化を時間と共に描く」といった特徴も「ビフォア」シリーズ3部作から見えてきます。

「リンクレイターは好奇心で映画をつくっている人だと思う!」という中井さんは、「リンクレイターは観客を信用して映画を撮っている。語られないからこそ 深みを増していく部分もある。恋愛映画から恋愛要素を排除することで見えてくるものも存在する。」と、続けて語ります。


器用ではあるけれど、パターンは限られている。そんな万能型ではないリンクレイターが手掛けてきた作品を振り返り、番組の中盤では詳しいフィルモグラフィが語られました。


リンクレイター自身の作家性も考察してみると、「若手を発掘している」、「地元への拘りが強く、コミュニティ感が狭い」、「自分の体験を大事にしている」、「狭い世界、先鋭的な世界をどちらも描いている」、「人間と人間生活の本質をタッチしたい、と考えている」、「実験精神がある」、「映像表現を好 み、アニメーションも行う」、「野球に対するこだわり」という特徴が挙げられます。


"時間"を映している『6才のボクが、大人になるまで。』は、まさに"時間"が主人公!

主要人物の決定的瞬間を描いてしまうと、物語はその人物のものになってしまう。

決定的なシーンはあえて映画中に描かれていません。あえて年代の説明も排除し、"時間"を映し続けるこの作品は、他の映画への批判にもなっています。

観客のみならず、映画の力も信じているリンクレイター。


番組の最後には、「リンクレイターは本当に凄い事をしている、とんでもない人!」、「この先も傑作をうみだすはず!」、「線で味わう監督!」、「これからも追いかけ続けるのが楽しい!」と、リンクレイターへの愛が叫ばれました!

『6才のボクが、大人になるまで。』は、アカデミー賞のノミネート候補でもあり、リンクレイターはまさにこれから追うにはぴったりの監督!

今、最も目が離せない注目監督、リンクレイター!これまでの軌跡はもちろん、これからの活躍にも期待値は上がります!

皆さんも是非、この機会にリンクレイターの映画の魔力を体験してみませんか?

WOWOWでは、番組中でも紹介された「ビフォア」シリーズを一挙放送!1/11(日)は、テレビの前に集合!

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