刑事モノを語る! (2015/1/20配信)

2015/01/21

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今回のテーマは『刑事モノを語る! 』
マキタスポーツさん、速水健朗さん、松崎まことさん、早織さんでお送りしました!

時代ごとに様々な世相を反映させた刑事モノがありますが、みなさんにとっての刑事モノってなんですか?
早織さんにとっての刑事モノは、ご自身が出演された「ケータイ刑事」だとか。
マキタさんは以前WOWOWの連続ドラマW「天の方舟」で刑事役を演じてくださったこともあり、みなさんそれぞれ思い入れがあるようです。

そこで、番組前半ではゲストの速水さんとまことさんに、ご自身にとっての刑事モノベスト3を聞いちゃいました!

◆まことさんのベスト3◆
1.ダーティハリー
2.刑事コロンボ
3.京都殺人案内シリーズ

速水さんは映画とドラマとそれぞれベスト3を挙げてくださいました!

◆速水さんの映画ベスト3◆
1.ダイ・ハード
2.リーサル・ウェポン
3.ビバリーヒルズ・コップ

◆速水さんのドラマベスト3◆
1.特捜刑事マイアミ・バイス
2.あぶない刑事
3.君の瞳をタイホする!

まことさんは「ダーティーハリー」が生涯で観た回数が一番多い映画で、文句なしのナンバーワン!シリーズを通して見ているけれど、特に1が最高だそうです。
刑事が格好つけて銃を撃ったり、殺した後に何か決め台詞を言ったりするようなシーンは「ダーティーハリー」以降の傾向だとか。
この作品が作られた時代背景として、ニューシネマで権力が負ける姿を描きすぎたことへの反動が挙げられました。
反体制を描くニューシネマでは、警官がヒーローというのはありえないこと。でも作品のタッチやカメラワーク、ハリーの反抗的なキャラクター性などはニューシネマ的な面もあり、当時の他の作品との差別化も図っていたようです。

「刑事コロンボ」では様々なフォーマットが作られたのだとか。
はじめから犯人がわかっていて、そこからどう手口を崩していくのかと言う形はここから拡がりました。
コロンボが流行したことでアメリカの刑事モノが多く入ってくるようになり一大ブームに。日本の2時間もののドラマでもコロンボが元となったキャラクターやフォーマットの作品が作られました。トレンチコートを着た刑事ルックもコロンボから来ているようです。

速水さんからはご自身の刑事ドラマ理論を伺いました。
それは、「冒頭15分くらいで自殺を止めるシーンがある」ということ。
止め方は様々で、犯人に銃を突きつけ自殺するのかしないのかを迫ったり、犯人の女性を口説いたり、自分語りをしているうちに犯人に慰められたり。
この自殺を止めるというシーンはキャラクター性を紹介するのにぴったり。速水さんの映画編ベスト3にランクインしている「リーサル・ウェポン」では、刑事 が犯人より先にビルから飛び降りてしまうし、「ビバリーヒルズ・コップ」では刑事がぺらぺら口上を述べている間に犯人を逮捕してしまうのだそうです。

ドラマ編にランクインしている「特捜刑事マイアミ・バイス」にはMTVコップというコンセプトもあり、かっこいいロック音楽をバックに銃を撃ちまくるぶっぱなしたりと、かなり軽薄なタッチ。
速水さんは子供の頃に、白いジャケット・パンツに水色のシャツというファッションを真似していたという懐かしいエピソードも飛び出しました。
「マイアミ・バイス」を丁寧に日本に移し替えて、ちょっとハードボイルド要素を加えたのが「あぶない刑事」。「マイアミ・バイス」の"港町、二人組、お洒落な刑事、ロックな音楽"といった要素を受け、「あぶない刑事」は日本でのバディものの走りとなったのだとか。

ここからは刑事を演じる俳優さんの話題へ。
マキタさんの好きな役者さんは柴田恭平さん。
小粋なジョークを良いながら、軽妙でスタイリッシュな演技が素敵で、「あぶない刑事」での舘ひろしさんとのアドリブと小ネタ一杯のやりとりが印象的です。
速水さんは舘ひろしさん派で、松田勇作さんの名残を残すハードボイルドがかっこいい!とのこと。中条静夫さん演じる課長役の安心感もポイント。刑事モノでのボス役・おやじ役は、主人公たちがやんちゃしてもまとめる大人として重要な役どころです。
ちなみに昔は新人俳優にとって刑事モノは役者の登竜門だったとか。当時は制作スパンが長く、ロングランで放送されていたことが影響している様で、最近ではその傾向は薄れている様です。

番組後半ではエポックとなった作品や犯人像の系譜について深掘り。
そもそもアメリカの刑事モノの原点は西部劇。戦後、60年代頃に西部劇が廃れてきたのと入れ替わって刑事モノが台頭してきたそうです。
日本では1949年に黒澤明監督の「野良犬」がエポックとなったそう。拳銃を盗まれるシーンや弾道検査のシーンはその後数々の映画で引用され、世界的にも刑事モノのフォーマットとなりました。
犯人像は時代の世相を反映していて、60年代は誘拐犯罪が増えたことや電話が普及したことから脅迫電話がかかってくるというシーンも多かったとか。70年 代の政治犯罪や汚職事件、80年代のテロ組織ものを経て、近年ではインターネットの普及を反映したIT犯罪が扱われるなど、実際の現象を犯罪に置き換えた らどうなるか、ということが素材となっているというお話もありました。

最後はこれからどんな刑事モノが流行るのか?ということについてトーク。
速水さんは回帰していく傾向もあるのでは?と大家族刑事を提案。昔のヒーローが戻ってくるというのもアリでは?なんてお話も。
さらに、Youtuber刑事、妖怪刑事、スマホ刑事をはじめ、○○刑事なんてどう?!という意見が次々と出ました。
途中からはニコ生の皆さんも巻き込んでまるで大喜利状態!
こういう会話をしながら刑事ものって生まれてるんじゃない?!なんて話も出つつ、笑いいっぱいに今回の配信は終了したのでした。

WOWOWでは毎週日曜 よる10:00から連続ドラマW 翳りゆく夏を放送!
監督は大ヒット「SP」シリーズを手掛けた波多野貴文が務め、渡部篤郎、時任三郎、門脇麦、菅田将暉ら豪華俳優陣が重厚な演技で20年前に起きた新生児誘拐事件を追うノンストップサスペンスを描き出します。
緊張感溢れるダイナミックな映像をどうぞお見逃しなく!

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