押井守を語る (2015/2/5配信)

2015/02/06

押井守を語る!_re.jpg

今回のテーマは『押井守を語る 』
サンキュータツオさん、国井咲也さん、海下真夕さんでお送りしました!

今回のゲストは押井守監督の大ファンな国井さん!押井監督が好きすぎて髪型の変化にも気付いてしまう程の国井さんですが、今回は押井監督ファンとして、そして兵器研究家として、各作品の非常に細かいポイントまでお話いただきました!

国井さんと押井作品の出会いは「うる星やつら」。テレビシリーズから見ていたそうですが、劇場版第二作目「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」で衝撃を受け、そこから押井監督作品を追いかけるようになったのだとか。最初は話がわかりそうでわからないという印象を持った国井さん。この感じはOVA作品「天使のたまご」にも通ずることで、この作品を見た国井さんの感想はずばり「ビューティフル・ドリーマー どころではなく意味が分からない」。
でも、「わかんないよ、もういい!」という、嫌な感じの"わからない"ではなくて、何回見てもわからないけど、何回でも見るアニメ。何の言葉の説明もないし、どこの世界のお話で戦士がどんな人かもわからない、でもそれがこの作品のおもしろさ。さらに、映像としてかっこよさや鮮さでアニメーションにとらわれずに映像のみで勝負する感じも押井作品の魅力のひとつです。

そして、世界が押井監督を知ったとも言える作品が「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」。
この作品が公開されたのは、まだネットも普及しきっていなかった1995年。そんな時代に、今のwi-fiのような概念がある世界を描いたこの作品は非常にエポックで、押井監督の持つ先見性も現れた作品でした。舞台は人間の脳神経をコンピューターネットワークに直接つなぐことが可能になり、人体のサイボーク化が進んだ近未来。
人間とロボットの境目が曖昧になり、人間って何?ということを問いかける作品で、これが後に映像作品で議論されていく問題提起の先駆けとなりました。テーマが普遍的であるからこそ海外の人の共感も呼んだようです。

海外の映像作家に影響を与えた顕著な例が「マトリックス」シリーズ。
電脳の緑の文字が一気に流れるようなイメージはまさに攻殻機動隊で押井監督が作り出したもの。
さらに、攻殻機動隊には主人公の草薙素子が戦車からの銃撃をコンクリートの柱に隠れて凌ぐシーンに、銃弾の当たった柱のコンクリートがはがれ中の骨組みである鉄骨が露出する描写が。
このディテールの細かさやリアリズムも「マトリックス」に受け継がれているそうです。

この他にも国井さんは国内外問わず、この人押井さんのファンなんじゃない?というニュアンスを感じることができるような映像を作る人がたくさんいるのだとか。
それだけ、この作品が与えた影響は大きいのだそうです。

このコンクリートのエピソードの他にも、国井さんは兵器研究家という視点から様々なディテールの細かさを紹介してくださいました!
草薙とトグサの銃器の種類のやりとりや、各キャラごとの銃器の構えや扱い方の違い、飛行機から薬莢が落ちるシーンなどなど、特殊部隊が荒事をくぐりぬけるシーンは兵器研究家から見てもディテールが尋常じゃないレベルで、いちいちしびれる部分が多いのだとか。
「何だこの映像!」と思わせるような、まさにビジュアルショックとも言える描写の凄さも、押井作品が世界から支持される要因のようです。

国井さんはもちろん中毒者続出の押井作品。
今回伺ったお話を踏まえて、過去の作品も見直してみたいですね!

WOWOWでは映画とノンフィクションで観る!鬼才・押井守の世界として「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」をはじめ人気作を一挙オンエア!
さらに、実写最新作「GARM WARS The Last Druid」の製作を追うドキュメンタリー「ノンフィクションW さらば愛する日本よ~密着・押井守の世界挑戦800日~」もあわせてお届け!世界を席巻した名監督が目指す新しい世界への挑戦に迫ります!
ぜひ今回のぷらすととあわせてお楽しみください!

番組最後のプレゼント告知の際、KISSのポスターに反応した国井さん。なんとHM/HRガチ勢だということが発覚!これは今後の国井さんの音楽回・メタル回の登場にも期待です!!

メタル談義が熱くなってきたところで、今回の配信は終了したのでした~

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