アカデミー賞ウィーク 女優編 (2015/2/18配信)

2015/02/19

アカデミーウィーク 女優編_re.jpg

今回のテーマは『アカデミー賞ウィーク 女優編』

大谷ノブ彦さん、中井圭さん、松崎健夫さん、海下真夕さんでお送りしました!



月曜日の作品・監督編、火曜日の男優編に続き、第三日目の本日は女優部門を大胆予想!

 

87回アカデミー賞のノミネーション一覧は番組公式サイトでご覧いただけます!⇒http://bit.ly/1DCxmZM

 

ここまでは例年になく中井さんと健夫さんの予想が割れていましたが、女優部門はぴったり一致!

主演はジュリアン・ムーア、助演はパトリシア・アークエットと予想。

 

『アリスのままで』で若年性アルツハイマーの女性を演じたジュリアン・ムーア。

今まで何度もアカデミーにノミネートされてきた常連で、三大映画祭も制している数少ない女優であるにも関わらず、オスカーには縁がなかった彼女。

今回は中井さんが女優賞の参考としている放送映画批評家協会賞や全米俳優組合賞をはじめ、前哨戦も結構獲れているし、アカデミーとしても評価した方が良いという気運だということから二人は予想。

この作品は、近年稀にみる、見て絶望した映画だったと健夫さんは語りました。強烈な描写や激しいシーンはないけれど、客観的に提示される本人や周囲の人々が記憶が消えて行っていると感じる瞬間やその残酷さには胸に迫るものがあり、そうした演技と演出がお互い引き出しあっているのだそう。

アメリカン・スナイパーと同様先行上映という裏技的な公開だったことがどう影響するかは懸念されますが、難病モノというわかりやすさ、そして主演にふさわしい演技そのものの凄さもあり、期待が膨らみます。

 

『サンドラの週末』のマリオン・コティヤールは英語ではないセリフを喋っていてノミネートされているということがポイント。英語以外の言語の作品がノミネートされるということ自体珍しく、マリオン自信も他作品で賞を獲ったりと注目を浴びる中、この作品で選ばれているということに関心が集まります。

 

『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズはホーキング博士の妻役を好演。博士役のエディ・レッドメインの良さを引き出す受けの演技で、その化学反応がよく出ています。博士の私生活も描いている今作における奥さんの比重も大きく、一見すると普通の女の子に見える奥さんの芯の強さが中からにじみ出るような演技が評価されています。

 

大谷さんがなぜ作品賞に入っていないかわからないという『ゴーン・ガール』。この作品で疾走した妻を演じたのがロザムンド・パイク。

純粋に演技面や存在感の観点では、パイクがノミニーの中で一番映画に効いていたと言う中井さん。キャスト発表された時には、この役がパイクなの?となったものの、今ではこの人にしかできないと思わせる説得力を持つほど。作品賞や監督賞が無視されて主演女優賞にだけノミネートされているのは、それだけこの映画の魅力になってるいるからだとも語られました。

 

ぶっちゃけ映画自体はもうちょっとできるんじゃないかと語られた『ワイルド(原題)』。

この映画を成立させてるが主演女優賞にノミネートされているリース・ウィザースプーン。とはいえ、突出して上手くてずばりオスカーというポジションでもないのだそう。もともとはラブコメなど若者向けの映画に出ていた中、『ウォーク・ザ・ライン』でアカデミーを獲り今までのイメージを崩したものの、その後のキャリアは上手くいっていなかった彼女。そうした中で、彼女が映画製作を自分でしようとしているところが評価されてるんじゃないかという考察が展開されました。

 

また、リース演じる娘の母親役演じたのが助演女優賞にノミネートされているローラ・ダーン。

自分が病気であるところを受け入れる絶望の演技はリアリティがあって非常に上手いとしながらも、作品の中の印象が薄いという中井さん。

助演はずっと登場しているわけではないからこそ瞬間のインパクトが大事で、彼女が主演級ならあるいは...、とも思うけれど、すごさが伝わり辛いと語られました。

 

そして助演女優賞としてゲストの二人が予想した『6才のボクが、大人になるまで。』で主人公の少年の母親役を演じたパトリシア・アークエット。

助演男優賞にノミネートされているイーサン・ホーク同様、パトリシアも12年間同じ役を演じることに対する評価は大きいと語られました。自分がどうなるかもわからないのに12年間同じ役をするというのは凄いこと。その役だからと作り込まずに経年していく姿をさらすということやその要求に対するハードルの高さは大きな評価点です。

とはいえ、賞に繋がるかは運もあります。はたして存在自体が賞だとまで言われたメリル・ストリープの存在はどう左右するのでしょうか?

 

メリル・ストリープが演じたのは『イントゥ・ザ・ウッズ』の森の魔女役。作品自体は80年代からあるミュージカルを基にしていて、ディズニーのフォーマット化されたハッピーエンドとは違うものを提示しています。異星人だとも別次元の存在だとも言われるメリル。ステータスグラフなら六角形すべてがマックス値になるような、上手いも凄いも全部やっている伝説の女優。メリルは現代の最高の女優だと言うことをアカデミーは投票と言う形で伝えていて、アカデミー会員にいかに尊敬されているかがいつも明らかになると語られました。

 

ぷらすとメンバーが大好きエマ・ストーンが演じたのは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でマイケル・キートン演じる主人公の俳優の娘役。主人公がブロードウェイの舞台に挑戦しようとする理由になったり、彼女が居なければ起こらなかったトラブルが起こったりと、物語を面白くする役どころ。前日の俳優編で、カンバーバッチがノミネートされたのはここからスタートだとアカデミーが認めたということだと語られましたが、これはエマも同様。今はまだ名刺を配っているフェーズ。こういう形でノミネートされたことで、今までしたことない役を引き受けるようになるだろうけれど、そこからが本当の賞レースだと語られました。

 

そしてそのカンバーバッチの受け手を担ったのが『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ。

キーラはフェリシティと近い立場で、カンバーバッチの超絶演技を受けるポジション。二人の演技のクオリティに開きがあると、作品そのもののクオリティも下がってしまうけれど、それが下がってないということは超絶演技に見合った演技をしているし、だからこそカンバーバッチの評価にも繋がっています。フックとなる激しい演技がないのが受賞へのネックとなるとの話もありましたが、これで獲らなくてもまた獲れるだろうと語られました。

 

海下ちゃんも助演は作品と連携した演技が評価されるんじゃないかとパトリシアを予想。

大谷さんの予想もゲストと一緒で、ジュリアンが重ねてきたものの説得力があるし、女優は観客に寄り添う存在だと思わせてくれるパトリシアは大谷さんの助演女優賞だと語りました。

 

果たして誰が女優賞の栄冠に輝くのか?!

発表の瞬間に誰の顔を見たい?なんて話もありましたが、ぜひ受賞の瞬間を生放送でお楽しみください!

 

【生中継! 第87回アカデミー賞授賞式】は2/23(月)!

http://bit.ly/1DCxmZM

午前9時からは同時通訳で生中継、同日よる9時からは字幕版をリピート放送!

ぷらすとは朝も夜もソーシャルビューイングを行います!

 

そして昨年のアカデミー賞でケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞した【ブルージャスミン】を2/19(木)午後2:30から放送!

http://bit.ly/1AnAqab


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