デートムービーの条件(2015/3/11配信)

2015/03/12

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今回のテーマは『デートムービーの条件』

中井圭さん、今祥枝さん、宇野維正さん、さがゆりこさんでお送りしました!

まず、そもそもデートで映画って見る?ということでみなさんの映画デート体験を聞きました。

ほぼ100%の確立でデートで映画を観るというのはさがさん!宇野さんはちょっと気になっている子とのデートなら映画に行くけど、気合を入れているデートでは映画は選ばないのだとか。中井さん、今さん、宇野さんはお仕事で映画を扱っているということや映画好きならではの体験談・失敗談も伺えました。

 

映画デートの良さは相手との距離感を図ったり、相手を思いやったり、他者理解の材料になるということ。

映画を見るときは、会話はないけれど相手との距離も近く、ただ食事に行くだけではわからない気の使い方や空気感を図るのに最適というさがさん。また、映画を選んで、チケットを買って、ポップコーンや飲み物を買って、観劇して、そのあとにご飯に行って、と普通のデートよりも様々な段階があり、その中で相手への思いやりや優しさも見ることができます。

 

見終った後のリアクションでその人の人物像がわかるのも映画デートの良さ。映画は自分が生きてきたものを反映したうえで、何が響くかは観てみないとわからないこと。あんまり好きじゃなかった人がぽろっといった感想の一言に、あーそういう風に思う人なんだって嬉しくなったりすることもあると語った今さん。意外なところで「この人ってここが響いたんだ」ということが好ましく映ることもあり、映画の感想からは相手がどういう見方をしてどんな気持ちになったというその人のアングルを見る事が出来ます。

 

そんな映画デートでも難しいのはやはり作品選び。

さがさんは「デートの時にちゃんとした良い映画を見せようとか面白いもの見せようという考えはダメ。アミューズメントパークと一緒で、こんな気分になりたいからこの作品というように、別にそれが駄作だろうが何だろうが、観た後になりたい気分で選ぶ」と語りましたが、一方で宇野さんはどうしようもなく雰囲気が悪くなる駄作もあるという意見。純粋に出来の悪い映画を観た時って暗い気持ちになるし、お金を払っているのだから途中で退出する権利もあるけれど、相手はもしかして何か面白いと思ってるかもしれないと思ったり、デートだとお互い言い出しにくいもの。どちらかだけでも楽しめればいいけど、二人楽しめないことになると最悪だと語りました。作品の出来でデートのジャッジが変わってしまうというのは難しいところですが、だからこそ相手がどの映画を楽しいと思ってくれるか考えることは、映画デートにおいてとても大事なことです。

 

昔は雑誌などでカンニングできるものもあったけれど、今はそういう役割を果たすものはあまりないのだとか。

とはいえ、そういう分からないものに対しての指標は必要かもしれないとしながらも、なんでもググってあの結末どうなんですか?と聞く短絡性どうかと今さんは提起。映画に対する解釈は何通りあってもよくて、分からない風に作られたってことはこういうことが言いたかったのかな?を考えたり、人と意見が違った時にそうなんだと思うのが楽しいのに、あれって何ですかって考えずにダイレクトに聴いちゃうのは残念だと語りました。

SNSの普及の影響で、正解と思しきものに寄せておかないと不安だったり、わかっていないと思われる可能性に怯えている人もいるかもしれませんが、答え合わせをしてこの路線に寄せておけばと安心しちゃう見方は難解な映画に対しても残念なこと。明らかにとんちんかんな意見もあるかもしれないけれど、一人で思うのは全然良いことだと語られました。

 

そこで気になるのはどんな映画がデートムービーに向いているのかということ。

ジョン・ヒューズ作品は鉄板だという宇野さん。

WOWOWで放送する「ウォールフラワー」はジョン・ヒューズを意識した作品で、女の子が観ても男の子が観ても、10代が感情移入できるように作られています。

中井さんはジェリー・ブラッカイマー作品をオススメ。アクション映画に男性視点だけでなく、女性の視点も入れることでデートムービーになっていて、ジョン・ヒューズの逆バージョン。

その予定調和感がある展開でわかりやすいことから、観終わった後の語りも同じ方向に向きやすく、デート向きなのだとか。

 

一方、「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ハングオーバー」、「テッド」のような、女同士とか男同士が3人以上でワイワイできるような作品はあんまり供給されてないのだそう。これらはポストデートムービーと言われ、デートムービー風を装った強烈な下ネタパレードという作り手のちょっとした悪意も見えます。上手く転べば二人で笑って盛り上がることもできる反面リスキーでもあり、そのリスクが楽しまれてきた作品でもあります。

 

また、"楽しい"に対するもう一つの勢力が"泣き"

今は泣きの選択肢が強いと言われ、女性誌では泣ける映画特集なども多いのだとか。今さんからは、アルマゲドンが流行したときに「泣きパニ」「涙活」という言葉が出たりと泣きが売りとなり、綺麗に泣く方法が紹介されたりもしたというお話が。もちろん泣ける映画自体は悪くないけれど、最初からそれが目的で綺麗に泣いている私を見せたい的な意図がの透けて見えるとあざとすぎる感じもしますが、そういう流れもあるようです。

 

泣きもあって良いし、感情を共有するのがデートの大切なことだと語った宇野さん。

ただ、男女は一番共有して楽しいのは笑い。「テレビでも同じところで笑ったりユーモアのセンスが合うと感じた時に、この人とはやっていけるかもと思う。泣くツボって信用できないけど、笑いのツボの方が信用できる」と語りました。

それを象徴しているというのが小沢健二さんの「恋しくて」という曲。

「二人でよく見た 映画はなぜだか"シリアル・ママ"とか "蛇拳"とか」という歌詞にあるように、恋人との幸せな日々を思い返す時に浮かぶ映画はそういう作品でよくて、コメディじゃなくてもくだらなくて笑えて、尚且つちゃんと作られている作品が宇野さんの考える素敵なデートムービーなんだそうです!

 

ちなみに、『はじまりのうた』と『シェフ』は誰にでも勧められるデートムービーとのこと!

今映画館で見ることができるので、ぜひ映画デートに活用してみてください!

 

WOWOWでも、デートムービー向きという「ウォールフラワー」をはじめ、全16作品の≪特集:ミニシアターへようこそ≫を放送!

レンタルビデオを借りてのデートの話もありましたが、ぜひお家デートのお供にご覧ください!

ラインナップや放送スケジュールはコチラから⇒http://bit.ly/18dTT3b

 

また、宇野さんはワイルドスピードが好きな女の子と付き合いたい!、中井さんは「容疑者Xの献身」の西谷監督作品が好きな人が好き!とのこと。

どちらもWOWOWで放送がありますのでこちらも要チェックです!

 

【最新作「ワイルド・スピード SKY MISSION」公開記念!】4/18()午後0:452作品放送!

http://bit.ly/1C896iC

 

【容疑者Xの献身】3/30()午後4:50放送⇒http://bit.ly/1EBZu1e

【真夏の方程式】3/21(土・祝)午後4:15放送⇒http://bit.ly/1EBZu1e


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