ギタリスト降臨(2015/4/20配信)

2015/04/21

ギタリスト降臨_re.jpg

今回のテーマは『ギタリスト降臨』
西寺郷太さん、烏丸哲也さん、東美樹さんでお送りしました!

「よくぞ呼んでくれました!!僕ギター詳しいですよ!!」と気合たっぷりな烏丸さん!ご自身がそれぞれのアーティストと出会った時のお話なども交えながら、奥深きギターの世界を深掘り!

4/29(水・祝)にWOWOWで放送する至極のギタリスト 来日公演スペシャルでは、ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーとリッチー・コッツェンとジェフ・ベックの3つのライブをお届け!
そこで今回は彼らを中心に、名ギタリストたちを掘り下げていきました!

リッチー・コッツェンは超速弾きギタリスト軍団から出てきたのが最初で、その後ポイズンやMR.BIGなどで活躍するぶち抜けたプレイヤーですが、一匹狼的な感じもあったようです。
彼はルックスも良くて、ソングライティングもギタープレイも上手すぎるし、センスも良くて、ドラムもベースもキーボードもできるマルチプレイヤーで、しかも全部ハイレベルという何でもできる人。ギタープレイのレベルは尋常じゃない上手さで、中でもスナップの鋭さは一流中の一流。テクニック至上主義の世界から出てきた人ですが、今はそこに執着しないプレイをしていて、100mを10秒切って走れる人が、12秒くらいで余裕を持って走る感じだと語られました。烏丸さん的には5本の指に入る上手さだとか!

ルカサーも一時代を一番先頭で牽引した人。スタジオプレイヤーのニュアンスが強く、スタジオミュージシャンという職業があることを世の中に知らせた人物でもあります。郷太さんも「セッションミュージシャンみたいな感じで、色んな人を手伝う天才的な子供たちがいるって有名な集団だった」とTOTOの印象を語りました。だからこそルカサーはその中でもがいてもいて、本当はハードロックとかの路線もできる人間だって言いたいけれど、世の中ではもっと優等生っぽく写っていて、だからといってちゃんとした不良集団のすごい人達と比べるとそうでもないというギャップも。良くも悪くも高レベルで何でもできる人だからこそ、裸一貫でやりたい気持ちもあっただろうけれど、周りもさせなかったのだろうと語られました。

ラリーカールトンは歌モノではなくジャズやフュージョンなどのインストの人。体調の良し悪しがライブに露骨に出る人で、調子がいい時は天才的なフレーズがバンバン出るけど、調子が悪いと全然ダメというタイプ。
ハードロックのテクニカルギタリストとはまた違う、ジャズ系のギターの奥深さをつつくようなフレージングを沢山を持っている人で、知能指数が高い音楽を作る感じ。自分の中で生まれたフレーズを、どうギターで表すかということしか考えてない人だと思うという烏丸さん。内なる音をギターで削り出すからこそ、調子に左右されるのだと語られました。

そして今回、ジェフ・ベックはアルバム「Blow By Blow(ブロウ・バイ・ブロウ)」の楽曲を聞きながらトーク!
『She's A Woman』
『You Know What I Mean』
『Scatterbrain』
『Cause We've Ended As Lovers』
『Thelonius』
をお届けしました!

職人的で、唯一無二な無形文化財的な感じだと語られたのがジェフ・ベック。
彼は定石を無視したギタープレイで、独特のタイム感や彼じゃないと出せないトーンを出します。烏丸さんは「同じプレイを再現しようと、ギターやセッティングが何なのかという目で見ていて、それを追及するのが面白いギタリストもいっぱいいるけれど、ジェフ・ベックだけはそういう気に最初からならない。どう弾いているかわからないし、ニュアンスの出し方のセオリーもわからない。気持ち悪い音の出し方もナチュラルにやってる。」と語りました。セッティングは自分でも再現できる簡単で普通なものなのに、音が全然そうはならないのは立っている土俵が違うから。音が詰まったり、サスティンが後からついてくる感じは、彼の身体でプレイするからこそ生まれる世界観で、ジェフ・ベックにしかできない音楽なのです。
アスリートのようにテクニカル面で上手い人は他にもたくさんいるけれど、ジェフ・ベックのテクニックの凄さは、望んだ表現をするためのテクニックが巨大で、誰にも真似できないということ。
心頭にあることを表現するのが楽器の基本ですが、自分が持つニュアンスを音で表現することに長けていた第一人者がジェフ・ベック。だからこそ、人間が違えば真似できるわけないということに紐付くのです。

最後は音楽は好きでもギタリストのジャンルには詳しくない人にオススメする烏丸さん的三大ギタリストを発表!オススメのアルバムも教えて頂きました!

・デヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)/『狂気』
・ブライアン・メイ(クイーン)/『オペラ座の夜』
・エドワード・ヴァン・ヘイレン(ヴァン・ヘイレン)/『炎の導火線』

ピンク・フロイドは難解な音楽でオススメはできないけど凄く好きで、音楽をクリエイトする上でギターが持っている表現力を自分達の音楽の中でどう使っていくかのレベルの高さに惚れているのだそう!
ブライアン・メイはやっぱりワン&オンリーのサウンドを出す人。老若男女問わず愛される、あの人にしかない音を聞かせてくれます。
あんな音聞いたことないとギターの音に世界中がひっくり返ったのがヴァン・ヘイレン。その音の秘密は、ヴィンテージマーシャルのフルアップから出る上手さも下手さも全てがあらわになる恐れ慄くほどの大きい音であり、それがヴァン・ヘイレンの凄さであり上手さ。楽器の進歩によって音楽も進歩してきたのだと語られました。

今回はいろんなギタリストのお話から、ギターの奥深さを知れる配信となりました!
ぜひ今度は烏丸さんにギターを持ってきていただいて、リフのお話やハードウェアのお話も聞きたいですね!

アーカイブ

2018年

2017年

2016年

2016年3月

2015年

2015年3月
2015年6月
2015年7月

ブログを購読する ブログを購読する

WOWOWぷらすと 公式Twitter

WOWOWぷらすと 公式Facebook

ぷらすと 公式Instagram

WOWOWは初月料金なしでお得!ご加入はこちら

▲ページTOPへ