いま知っておきたいバンドを語る会(2015/5/13配信)

2015/05/14

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今回のテーマは『いま知っておきたいバンドを語る会』
大谷ノブ彦さん、宇野維正さん、柴那典さん、バニラビーンズのリサさんでお送りしました!

今回は皆さんの一押し新人バンドを選んで頂き、6組のミュージックビデオを見ながら紹介!インディー盤がこの日に発売というバンドもいて、かなり尖りまくったチョイスです!
最近のバンドが出てくる土壌としてのフェスについてや4つ打ちロックなどについて話し、早速バンドの紹介へ!

vivid undress/『簡単な言葉』
今知ってたら超自慢できると思うと大谷さんもオススメのvivid undressは下北沢拠点の5人組。2000年代以降に出てきた突然変異型バンドの、エモーショナルで攻撃的で、でもドラマティックで和メロ、と言う感触を継いでいる気がするという柴さん。色んな方向性の可能性があるバンドで、ファンクを通ってるんだけど、その匂いを出さないと語りました。
宇野さんはかなり早い段階でライブを見たことがあるそうで、その時は若い東京事変みたいな印象だったとか。みんな演奏がめちゃくちゃ上手くて、アレンジ力も高くて、メンバーのキャラも立っていて、何より一番のフックになるのはボーカルのkiilaさんの声の説得力。マニア受けを狙うようなバンドではなく、アニメのタイアップがバシッと決まった時に爆発するだろうバンドだと期待も寄せられました。

NOT WONK/『Laughing Nerds And A Wallflower』
苫小牧の3ピースバンドで、歌詞は全部英語詞。高校生とかがギターを持ってカッコイイロックをしようとしたらこうなるよねっていう感じだという宇野さん。ある程度色んなタイプの曲もあるけれど、基本グランジ前夜のポップギターロックな感じで、最近のエモというより、もっと青臭いド直球なサウンド。
元銀杏BOYZの安孫子真哉さんのレーベル「KiliKiliVilla」の新人ですが、銀杏BOYZのメンタリティとも近く、フェスブームの若いバンドとは違うロックンロール。また、パンクやニューウェーブが持つ客席とステージは同じなんだという精神性がすごくあるバンドだと思うとも語られました。

カラスは真っ白/『HIMITSUスパーク』
今回、00年代のアニメとロックのクロスカルチャーで独自の進化を遂げた海外にルーツがない音楽が個人的に凄く面白い、ということで意識してアニソンっぽいのを持ってきたという柴さん。
まさにカラスは真っ白のルーツはPlus-Tech Squeeze BoxやHazel Nuts Chocolateで00年代のフューチャーポップ。MVはイラストなので演奏シーンはなく、その音楽の再現率を気にするコメントも観られましたが、演奏もめちゃくちゃうまく、ライブでも4人でばきばきに演奏。「相対性理論の亜種っぽい」、「かなりえつこ感あるな」というコメントが多く見られましたが、ボーカルのウィスパーボイスは似ているけど音楽は違うという柴さん。相対性理論があったからパスピエが出やすかったように、パスピエとゲスの極み乙女。があるからカラスは真っ白が出てきたのだとも語られました。
また、バンドのマスコットキャラクター、からしくんが超かわいいのです!しかもライブに着ぐるみが登場。いわゆるオタ芸みたいな振りをさせるし、サイリウムをお客さんに配布するという、アニソンアイドルのカルチャーをロックバンドが租借して活用。グッズも含めてサウンドの聞こえ方が違うって今っぽい

NEVER YOUNG BEACH/『どうでもいいけど』
宇野さんの、見てると不安になるようなバンド、との紹介から入りましたが、コメントでも好評!
リサちゃんも、USインディーロックっぽくて凄く好き!今日発売のCDも買った!対バンしたい!とかなり好みな様子。
サニーデイ・サービスなどの流れにいるハッピーエンドフォロワーで、いわゆるド東京インディどんぴしゃな感じという宇野さん。音もローファイではあるけれどこだわった録り方をしていて、フレーズのセンスや細かいところがロック好きにはたまらないと紹介。
シティポップとも言われますが、柴さんはサードウェーブ的な、都会のセンスでしかもガキ向けじゃないところに価値を見出していると話し、大谷さんは78,79年くらいのユーミンに多い感じと話しました。

最終少女ひかさ/『いぎありわっしょい』
バンドのでたらめなパワーやエネルギーが現場側としては好きという大谷さん。適当な言葉を適当に歌うろくでなし感があって、ファーストシングルも「関係者でてこい」というタイトル。そんなちょっと大人を舐めてる感じもあるけれど、そんなところも好きだと語りました。
宇野さんは、音楽以外でも社会で成功する人間力が高いバンドと、そうでないバンドがあると話し、カラスは真っ白やゲスの極み乙女。などが前者だとすると、最終少女ひかさは後者。柴さんも社会で成功しないタイプの良さがあると話しました。

HAPPY/『R.A.D.I.O.』
今回の6組の中ではおそらく一番知られているだろうバンドで、大谷さんも「出れんの!?サマソニ!?」で初めて観た時にびびったというHAPPY。図らずもNOT WONKに続き英語詞のみ。
彼ら自身もともと凄くロックをしているけれど、ワン・ダイレクションのようなグローバルな意味でのポップ志向も強く、アイドル的なノリでもいけちゃうよってところもあるバンド。だからそこまでゴリゴリのロック好きなノリではなく、そこら辺の気の良いカッコイイ兄ちゃんたちがやってる感じだという宇野さん。柴さんはオタクっぽい背景しか興味無いバンドかと思っていたそうですが、もっと商売っ気もあってオタク色は少なめ。
宇野さんは「ヒッピーっぽいというかラブ・アンド・ピースな感じなんだけど、彼らとは全然世代が違うから90年代生まれのラブ・アンド・ピースはわからないけど、知りたいし教えてほしい。もしかしたらサードウェーブと近いような意味で、新しいジェネレーションミュージックになり得る可能性があるという気がする」と語りました。洋楽っぽいって言っちゃう問題についても語られましたが、柴さんも洋楽っぽさよりそっちの可能性を感じると同意。
また、MCが丁寧かどうかについても語られましたが、リサちゃんはMCに比重を置く、と自分の場合に当てはめて話してくれました。歌って踊って魅せるのは出来てて当たり前で、MCでどれだけ笑いをとれるかで、その日のライブ終わりの満足感が左右されるのだそうです。

ちなみに、NOT WONK、カラスは真っ白、最終少女ひかさ、と今回紹介した6組中3組が北海道出身! そのほかの北海道出身バンドにハードコアの文脈とフォークの文脈と両方あるから、色んなバンド出てくるのかもと話されましたが、北海道勢アツいです!
また、今回MVはご紹介できなかったのですが、柴さんオススメという事で、アニソンとゲームミュージックとマキシマム ザ ホルモンを通過しているという、魔法少女になり隊も紹介していただきました!
さらに言い足りないバンドも!ということでリサちゃんからはSAとナードマグネットを紹介!そのほかにも、AL、オワリズム弁慶、fox capture plan、cero、水曜日のカンパネラ、DAOKO、DJみそしるとMCごはん、Charisma.com、ZAZEN BOYS、group_inou、ヒステリックパニックなどを紹介していただきました!

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本日のぷらすととあわせてお楽しみください!

そして最後に大谷さんからお知らせが。
実は、しばらく大谷さんがお休みになります。
次の出演を楽しみにお待ちください!

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