ブロードウェイ入門(2015/6/1配信)

2015/06/02

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今回のテーマは『ブロードウェイ入門』
西寺郷太さん、今祥枝さん、玉木碧さんでお送りしました!

ブロードウェイでの観劇がお好きな今さん!
そもそも映画と海外ドラマとミュージカルって全然別のモノと思っていたけど、あるときパチッとリンクしてから通うのがやめられなくなっちゃった!と、2000年頃から定期的に通って新作をチェックされているのだとか!

そこでまずはブロードウェイの基礎知識を教えて頂きました!
ブロードウェイはNYのミッドタウンにある劇場街。目抜き通りになっていて、ひしめくように劇場立ち並んでいます。

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上の写真は、トップの大きな劇場がある通りがオンブロードウェイ

劇場のキャパシティで区切られて、オフブロードウェイ、オフオフブロードウェイや、ワークショップ系のパブリックシアターなどもあります。


ブロードウェイには大箱の大掛かりなセットときらびやかな作品の楽しみはもちろん、キャパが小さいからこその面白さがあるオフ向けの作品も。全てがオンを目指すわけではありませんが、「RENT」のようにオフからオンへ上がる作品もあります。一方で、話題性やチャレンジングなことをしていても、評判や客入りが悪いとすぐに打ち切られてしまうという厳しい面も。

そんな選ばれし場所、ブロードウェイから選出されるのがトニー賞。
演劇界最高峰の権威がある賞で、映画界のアカデミー賞、テレビ界のエミー賞、音楽界のグラミー賞と並ぶアメリカのエンターテインメントを代表する4つのアワードのうちのひとつ。
対象となるのは4月からの1年の間に、プレビュー公演ではなく、オンブロードウェイで正式にオープンした作品。
オンの劇場数は限られていて、そこで上演すること自体のハードルが高いのに、さらに商業的に成功してトニー賞の候補に入るというのは非常に狭き門なのです。

そんな中、今年のトニー賞にはなんと「王様と私」で主演を務める渡辺謙さんがノミネート!
番組では「王様と私」の紹介動画をお届けしました!
英語が第一言語ではないということ、ケリー・オハラの相手役を務めるということ、映画のユル・ブリンナーのイメージを払拭する王の威厳がなければならないということ、ハマー・スタインの代表作のひとつを演じるということ、などなど、今さんのお話を聞くとこの快挙が如何にすごいかということを実感します。
「王様と私」はプレビュー公演が長めにとってあって、その時点では「謙さんの英語が...」という評判もあったそうですが、いざオープンをすると「そういう部分が多少あったにしても良い」というレビューが!
今さんは、レビューがポジティブなだけでもすごいことなのに、トニー賞の候補入りっていうのは泣けてくる!と感慨深く語ります。郷太さんも、映像で見ただけでも心が震える、と感動した様子。

アメリカのエンターテインメントは映画・テレビ・舞台の垣根がボーダレス化して行き来が盛んになってきているという今さん。その中のヒエラルキーで、一般的には映画を上位に考えがちだけれど、最近はハリウッドの人達がテレビにも沢山出ていてテレビの質が向上。テレビはもともと舞台と関係が深くて舞台の俳優がテレビにいっぱい出ていたりもしていましたが、映画から舞台という場合も出てきました。その一例として挙げられたのがジュリア・ロバーツ。彼女の場合は残念ながらブロードウェイのコミュティではやや控えめな受け入れられ方で、やはり、うまく入っていける人と、努力実力が認められる人と、やや引かれてしまう人と、難しい面があります。
それを考えると、渡辺謙さんの東洋人で英語圏の人ではないというアウェー感はジュリア・ロバーツどころではないレベル。受賞の如何に関わらず、ノミネーションされて、パフォーマンスもするというだけでとんでもない快挙なのです!

トニー賞授賞式は各作品をダイジェストで見せてくれるので、ブロードウェイのエッセンスが凝縮!まだ触れたことがないという人にも、入門編としてピッタリです!
第69回トニー賞授賞式は6/8(月)午前8:00~生中継いたしますので、どうぞお楽しみに!
番組オフィシャルサイトでは現地コラムやノミネーション一覧を公開!ノミネート作品映像を始めトニー賞関連動画も多数公開されていますのでぜひチェックを!

番組後半はブロードウェイでの様々な楽しみを教えていただきました!

ブロードウェイでの観劇でハードルに思われがちなのが英語の聞き取り。
今さんも最初から聞き取れたわけではなく、研究していく内にだんだん内容が分かるようになっていったそうです。しかもミュージカルは英語圏の人でも全部を聞き取るというのはなかなか難しいものなんだとか。
英語が苦手と言う人は、ミュージカルなら物語が歌で進行するのでリリック本をチェックしたり、ストレートプレイなら戯曲を読んだりするのもオススメ!
また、英語が分からなかったとしても、ブロードウェイのエンターテインメントとしての説得力は抜群!純粋な歌やダンス・ステージセットだけでも感動できるし、「マンマ・ミーア」や「ジャージー・ボーイズ」などのジュークボックス系作品なら知っている曲がどんどん流れる楽しさも!今さんは「分からなかったけどまあまあ楽しかったという観光もありだし、分かったらもっと楽しいはずと次に見るときのために英語を勉強するモチベーションになったりもする。だから最初から全部わかる必要はないと思う。」とアドバイス。碧ちゃんも英語が苦手で引け目に考えていたそうですが、言葉が分からなくても歌声に感動するところから入ってどんどん掘り下げて行くのもありだと思ったと語りました。

観劇作品はお目当てを決めていく場合ももちろんありますが、現地では当日でもチケットを買えるので、目抜き通りのネオン看板を見ながらなどでその日の気分で決めることも。
ただ、凄い人気がある作品は埋まっちゃって買えない場合ももちろんあるので、どうしても見たいスターや作品がある場合は事前にネットで予約するのがおすすめ。慣れてくるとラッシュチケットという、朝劇場が開く前に並んで買う方法もあって、忍耐や運もいるけれど良い席が安く買えるという事も。

また、出待ちもブロードウェイの楽しみのひとつ。
きっちり正装で出てくる人から、NYの日常に溶け込んでいく人まで、スターそれぞれの姿が垣間見えます。出待ちしている皆とおしゃべりをしたり、写真を獲ったり、サインをしたりとファンサービスをしてくれる人も多いのだとか!出待ちは直接本人に良かったと伝えられることも魅力。

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サー・イアン・マッケランのサイン(写真左下)をもらって感激した時のお話や、オール・ザ・ウェイの出待ちでのエピソードなども伺いました!

さらに、劇場で無料でもらえるプレイ・ビルという冊子にはキャストの出演作が載っているので、海外ドラマが好きな方はそこをチェックするのもオススメ!
ブロードウェイの出演者が海外ドラマには出演しているという場合は多く、「あのドラマに出ていた人だ!」という発見も多数。NYのストリートロケにミュージカルスターがいたり、マンハッタンを舞台にしたドラマ内にブロードウェイのオマージュがあったりと強く結びついています。

今さんのオススメ作品は、今回のトニー賞のホストの一人であるアラン・カミングが本当に至芸だという「キャバレー」と、テレビ・映画・演劇の素晴らしいところが全部入っているという「スパマロット」。ぜひトニー賞とあわせてチェックしてみてください!
今回のお話を聞いて碧ちゃんはブロードウェイに興味津々!
「アナと雪の女王」のエルサ役を演じたイディナ・メンゼルの繋がりでミュージカルの入口に立っているという碧ちゃんですが、次の旅先は決まった!ともう行く気満々!
郷太さんは「何か月後かにNYで二人で出待ちしてそうw」と話し、今さんも「碧ちゃんは絶対はまると思う!」と太鼓判。

今さんの熱いトークに、すぐにでも行きたくなっちゃうようなブロードウェイの楽しさがたっぷりと伝わった配信となったのでした!

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