韓国コメディを追え!(2015/6/24配信)

2015/06/29

韓国コメディを追え!_re.jpg

今回のテーマは『韓国コメディを追え!』
立川吉笑さん、松崎まことさん、玉木碧さんでお送りしました!

番組はそれぞれの韓国作品との出会いや経験談からスタート!
吉笑さん自身はさほど韓国映画に馴染みは無かったそうですが、お母さんがヨン様ブームから韓流ドラマにドはまり!なんとネイティブに近いくらい喋れるそうで、テレビの韓国番組チャンネルなども吹き替え・字幕なしで見られるほどなんだとか!
碧ちゃんは学生時代に韓国ドラマを結構見ていたそうで、当時はチャン・グンソクさんファン。この日のぷらすとVineでも韓国語を披露してくれました!さらに吉笑さんはホン・サンスの映画の後に落語をするというちょっと珍しいイベントを経験したことも。

韓国映画の中でもコメディは筆頭ジャンルだというまことさん。
韓国はメロドラマのような映画はあったものの、戦争や独裁政権下の規制の影響で独自の映画文化がなく、自由化されて活発化するのが80年代中盤。90年代からは反動で急速発展を遂げました。
今の韓国の主流の監督はアメリカに留学して学んでくるので、手法が良い形でアメリカナイズド。それでいて韓国の土着的精神も入り、ある意味理想的な形になっています。
特に、中国・韓国・台湾はアメリカ留学してハリウッドイズムを自国に持ち込んでいるので、このアジア3国の合作はしやすいのだとか。

日本で韓国コメディが注目されるきっかけとなったのが「猟奇的な彼女」。碧ちゃんにとっても初めて見た韓国映画で衝撃的だったのだそう。その前の「シュリ」などから韓国映画自体が注目されヒットしていましたが、その後に普遍的かつ笑えるコメディとして「猟奇的な彼女」に火がついたのでした。

そして今回のぷらすとの中心となったのがファンタジーコメディ「怪しい彼女」!
笑いに関してはプロ中のプロな吉笑さんですが、「韓国は古い笑いをしてそう、という正直舐めたイメージから入ったし、言葉も聞き取りにくいし、文字も読めないし、よくわからんし、って斜に構えて見始めたけど、気がついたら最後は号泣!たまらんかった~」と相当引き込まれた様子。碧ちゃんもぜひみんなに見て欲しい!と同意。しかも吉笑さんは感動のあまり、観終わってから天明さんにメールをしたほどなんだとか!

この作品の主人公は70才のおばあさん。彼女は様々なトラブルが重なり街を彷徨っているうちに不思議な写真館を見つけ、写真を撮ってもらうと突然20歳に若返り!その若返ったおばあさんを演じたのがシム・ウンギョンさん。過去ぷらすとにも出演してくれたことがありますが、今回も彼女についてたっぷり熱弁!
この映画でのウンギョンさんの素晴らしさは、70歳として最適なセリフ・身のこなし・表現をし、若い姿でもちゃんとおばあちゃんに見えるということ。シンクロさせるのに準備など相当大変だったのだとか。
元々子役としても有名で、日本でも韓国ドラマ好きな方はみんな知っているような演技派女優。しかも、おばあさんの演技ももちろんすごいけれど、歌と踊りも吹き替えなし!今や韓国映画界に引っ張りだこです!

ウンギョンさんといえば、ぷらすとでも一大ブームが起きた「サニー 永遠の仲間たち」。サニー大好きおじさん集団、通称おっサニーたちによるぷらすともお届けしましたが、おっサニー団長のまことさんから今回もサニーのお話を伺いました!その中で印象的に語られたのがまことさんの良い映画の法則。それは、良い映画は1年間語れるという事。良い映画には劇場公開、DVD発売、WOWOW放送、などのタイミングがあってその度に喋れるのです。そして今回の怪しい彼女もちょうど1年くらい。サニーにいたってはもはや3,4年越し。それでも長く語りつづけられる名作なのです。

サニーの後のウンギョンさんについてまことさんは、「王になった男」の女官役の印象もあり、上手いからこそ良い脇役ポジションかなと思っていたそうです。しかし、「怪しい彼女」での皮の剥け方にびっくり!彼女にとっては「怪しい彼女」は飛躍の作品となり、第一戦級の主演スターになったのでした。
ウンギョンさんと交流のあるまことさんからは、X  JAPANやドラえもんの大ファンと言う日本大好きなエピソードから、お好み焼きを一緒に食べた自慢話まで、様々なウンギョンさん情報も披露されました!

そして、韓国の特殊なドラマ事情や映画マーケットについても話しつつ、製作背景についても考察!
韓国ではドラママーケットが非常に大きいため、映画人たちはお金を払って映画館で見たいと思わせるための作品作りを物凄く考えています。そして良い映画ができる環境もあるというまことさん。公開日が先に決まっていて、そこからブッキングや脚本を練るということではなく、まず脚本開発からスタート。ある程度できてから、誰をブッキングするかという話になるし、公開日も大体は決まっていてもがっちりではないのだとか。
サニーも怪しい彼女も脚本開発から始まっている作品。怪しい彼女のおばあさんが生まれ変わった姿は当初8頭身の美女になるはずだったそうですが、それでは面白くないからと監督がウンギョンさんの想定を推しきったそうで、監督も開発の段階で加わっているのだろうと語られました。

また、今回の特集でお届けする6作品の特徴は全てオリジナル作品だということ。漫画原作ではないのです。これはつまりプロットが良いという事。オリジナル作品で勝負するには、映画にお金を出す人を説得するだけのプロットが必要。話として面白いことがオリジナルを推す力となり、少なくとも今回の様に輸出されていく作品は、それだけ魅力的な物語があるということなのです。

さらに、各国の笑いの違いについてもトーク!
尖った笑いが好きな吉笑さんにとって、「怪しい彼女」の笑いはベタでわかりやすいし、尖った笑い的な魅力はないけれど、単純にお客さんとしては観やすいし勉強になるという印象。尖った笑いは同じ感性を共有していないとわかり辛いという面も。おそらく韓国コメディは世界市場を考えているが故に、普遍性のある笑いを作っているのかもしれません。笑いはドメスティックな側面が大きいからこそ、中国マーケットを意識するハリウッドはコメディ作品の製作が減っているのだとか。その上で韓国が中国を意識した時、普遍性も必要だけれど韓国の良い色が抜けかねないとも語られました。

その上で、注目なのが中国映画「20歳よ、もう一度」。
この作品は「怪しい彼女」と同じプロットで作られている作品で、ほぼ同じストーリー。でも歴史的背景の表現方法や、おばあさんが憧れていた人などいろんなところに細かい違いが!人それぞれどっちが好きか別れるそうで、見比べてみると国ごとの笑いの沸点の違いもわかるかも!

「20歳よ、もう一度」は現在全国ロードショー中!
【怪しい彼女】は6/28(日)よる9:00~WOWOWで放送しますので、ぜひ合わせて見比べてみてくださいね!

そしてその他にも5作品を≪特集:韓国コメディに首ったけ!≫にて放送!

良質な韓国コメディの世界をたっぷりご堪能ください!

アーカイブ

2018年

2017年

2016年

2016年3月

2015年

2015年3月
2015年6月
2015年7月

ブログを購読する ブログを購読する

WOWOWぷらすと 公式Twitter

WOWOWぷらすと 公式Facebook

ぷらすと 公式Instagram

WOWOWは初月料金なしでお得!ご加入はこちら

▲ページTOPへ