リーアム・ニーソン タフガイ伝説(2015/6/30配信)

2015/07/01

リーアム・二ーソン タフガイ伝説_re.jpg

今回のテーマは『リーアム・ニーソン タフガイ伝説』
中井圭さん、宇野維正さん、浅賀優美さんでお送りしました!

あさがゆちゃんの、「枯れたオジサンが好きか嫌いかでいうと...リーアム・ニーソンならアリかな」な一言で始まった今回のぷらすと。高身長な人が好き!というあさがゆちゃんですが、リーアムはなんと193cm!
「おじいちゃん俳優めっちゃ好き」「ハリウッドのおじいちゃんあこがれ感はすごいあるね」といったコメントもありましたが、枯れ専な女性ファンが意外と多いリーアム。「ラン・オールナイト」と「誘拐の掟」はSNSなどで盛り上がっている今年の上半期ベスト映画にも色んな人が入れていて、現在63歳ながら全方位的に来まくっていると言います。今回はそんな枯れ専スターに迫りました!

リーアムはアイルランドのベルファスト出身で、もともと演劇の世界から出てきた人。「エクスカリバー」が最初の大作映画出演で、歴史劇から始まりました。彼がその存在を強烈に印象付けたのが「ダークマン」。ヒーローもののダークサイドを描く先駆けとなった作品で、見事に主役を演じました。その後ウディ・アレンの作品などに出つつ、93年にスピルバーグのライフワーク的作品「シンドラーのリスト」に大抜擢。ここが彼のキャリアの最初のピークで、それから今に至るまでずっと映画に出つづけています。

彼の演技や役どころの特徴として挙げられたのが物憂げであること。「シンドラーのリスト」をはじめ、それは直近の映画でもずっと続いていて、彼の悲哀とシンクロすることが前提となっていることが多いようです。宇野さんはこの背景の1つとして、ベルファストという政治的に特別な街・時代に生きたことが大きいと思うと話しました。

そして、リーアムを語る上での2つのポイントが『とにかく義理堅い』ことと『ワーカホリック』であること。

義理堅いという面ではこんなエピソードが。
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」に出演した後、なんとアニメ版の吹き替えも何本も担当。他の役者はもちろんリーアムもする必要はないことですが、一回仕事を受けた人の仕事はよっぽどでなければ断らないのだとか。さらに「96時間」シリーズでは、2をやった時に、もう3には出ないとはっきり言っていたにもかかわらず、3にも出演。結局頼み込まれるとよっしゃと出てしまう義理堅さを持っているのです。

ワーカホリックの面では、この年齢で昨年公開された映画は6本。しかもその間に舞台にまで出演。昨年半ばに発表されたハリウッド男優の収入ベスト10には、なんと第6位にランクイン。1本のギャラがそこまで高いとは思い難いし、いわゆるハリウッドの超ブロックバスターに出ているわけじゃないことを考えると、本数が数値に現れています。
でも、リーアムはそこまで1本のギャラが高くないのがポイントなんじゃないかと言う中井さん。ギャラが高い俳優さんは、よほどのビッグバジェットで大興行を期待している or 俳優がプロデュース枠に回って自分のギャラを抑える、という形でないと使い辛い。でも、リーアムはそのあたりのバランスがいいのではないかと考察。

このちょっと考えられない程の仕事量をこなし始めたのは08年頃。そのため必ずしも直接的な理由とは言えませんが、09年に奥様をスキー事故で亡くされたことが、ここ数年の仕事量に繋がる理由としては大きいようです。奥様の死に直面するのが辛くて仕事に没頭している側面があることはリーアムも認めていて、今も週に1,2回はお墓の前で奥様とお話をしているそうです。

そしてそんな辛いものを背負った孤独なおじさん役が最近の出演作では多く、役作りなのか本当なのか、いっしょくたになっているところも感じられます。物憂げな感じは最初から彼のキャラクターとしてありましたが、より哀しみが立体的になったと語られました。

「シンドラーのリスト」はアカデミー賞も受賞し凄く注目を浴びましたが、彼のセカンドキャリアの始まりとなったのが「96時間」。これ以降リーアムのアクションが流行りますが、彼のアクションにとって何より大きなポイントは、基本全部が家族のために戦うということ。年頃の娘・息子の父親の年齢のリアリティを考えると必然的に50代の設定になるけれど、リーアムの肉体はそれを体現した得難い存在であり、それは同じ年代の役者にはできないこと。家族のためにという説得力も、リーアムは凄いと語られました。

お父さんがアクションをするという構図は観ていて気持ちがいいし、女子的には好感度アップだというあさがゆちゃん。「アクション映画をあまり女子は観ない印象があって、アクションの中でも女子が見やすいものと男のロマンを追いかけるものがあると思っていたけど、その違いが分かった。男性が盛り上がる映画も観ていて面白いけど、家族の為に戦っていると感情移入しやすい」と語ってくれました。

リーアムはスピルバーグの代表作も、ルーカスの復活作も、イーストウッドの敵役も、ウディ・アレンの主演も、スコセッシの主演も、サム・ライミの出世作も、ノーランの代表作にも出演。これだけの超重要監督を総ナメしている人なんてほとんどいませんが、果たして彼は今後、どこを目指し、どこまで走って行けるのでしょうか。
高年齢アクションにも限界はあるので、どこかでアクションは減っていくかもしれません。でもその時こそ、モキュメンタリードラマ「人生短し・・・」で語ったように、スタンダップコメディアンへの夢が果たされるのかも?!今、はっきりとしたポジションを築いているからこそ、それを布石にした全く違う映画もできるはず!こんな役もアリなんだという変化を追い続けるのも楽しみだし、若手監督と組んで新しい側面が出てくることにも期待です!

WOWOWではリーアム・ニーソン主演の航空パニックアクション、【フライト・ゲーム】を7/11(土)よる9:00~初回放送!
また、7/5(日)午後3:15からは3組の男女の愛の葛藤を同時並行的に描いたリーアム・ニーソン出演作、【サード・パーソン】もお届けします!!

本日のぷらすととあわせてお楽しみください!

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