ザ・ビーチ・ボーイズを教えて!(2015/8/3配信)

2015/08/07

ビーチボーイズ_re.jpg

今回のテーマは『ザ・ビーチ・ボーイズを教えて!』
西寺郷太さん、萩原健太さん、東美樹さんでお送りしました!

海!女の子!車!そんなイメージも強いザ・ビーチ・ボーイズですが、果たしてビーチ・ボーイズとはなんだったのか?今回はビーチ・ボーイズのライナーノーツも手掛け、長年大ファンである萩原さんから、ビーチ・ボーイズ愛溢れるお話を沢山伺うことができました!
さらに、今回も数々の名曲を配信!お届けした楽曲はコチラ!

◆Surfin' USA
◆That's Why God Made The Radio
◆Surfer Girl
◆Sloop John B
◆Fun, Fun, Fun

ビーチ・ボーイズがデビューしたのは62年。この年はビートルズやボブ・ディランもビューした年です。
メンバーはブライアン、デニス、カールのウィルソン兄弟と、いとこのマイク・ラヴ、ブライアンの学友アル・ジャーディン。サーフィン好きなデニスは、当時はまだ一般的なスポーツではなかったサーフィンを、こんなに楽しいスポーツがあるから歌を作ってよ、と音楽が得意な兄ブライアンに頼みます。そこでできたのがデビューシングル「サーフィン」。このアウトドアスポーツ賛歌が大ヒットし、数曲かの後には「サーフィンUSA」も大ヒット。コロラドなどの海の無い州でもサーフボードが売れるくらいサーフィンサウンドがブームを起こしていました。
でも実は、曲を作ったブライアン自身はサーフィンができないのだとか!挑戦したことはあるけれど、その時にボードが顔の前をかすめ、それから怖くて海に良い思い出がないようです。
そんな内向的なブライアンだけが曲を作っていると机上の空論になってしまったかもしれませんが、それを体現したのがマイク。彼もデニスと一緒で、ビーチで女の子をナンパするのが大好きなタイプ。当時のティーンエイジャーのイケイケな気分や、カリフォルニアの澄み切った青空を体現するような歌詞を書いて歌ったのでした。

このブライアンの屈折とマイクの天真爛漫な個性の組み合わせがバランス良くバンドの中で存在していたのが64,65年までのビーチ・ボーイズ。
しかし、その後ブライアンはツアーに出るのが精神的に辛くなり、レコーディングスタジオにこもるようになります。マイクを中心にみんなはツアー、ブライアンだけは残ってオケ作り。ツアーをしているビーチ・ボーイズと、スタジオにこもって曲作りをするブライアンのビーチ・ボーイズ、ふたつが存在している様な状態に。その時期ブライアンは、メンバーやマネージャーをしていた父からのプレッシャーや、ビートルズとのライバル関係もあり、その中で精神崩壊してしまいます。

その崩壊したあたりからの物語が、現在公開中のブライアンの伝記映画、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』。なんとこの映画、萩原さんが字幕監修を担当されているのです!
映画内ではこれまで写真や文章でしか見たことがなかったシーンが動いているという感動が満載!服装や、今は無きスタジオも作って見事に再現!マニアは細いところをチェックするのもオススメ。萩原さんと同じく、あっちもこっちも気になっちゃってストーリーどころではないかも?!w
そしてもちろん、ビーチ・ボーイズ初心者でも大丈夫。ひとりの天才が、周りからどういうプレッシャーを受け、どう壊れて、どうすれば立ち直れるのか、という物語としても楽しむことができます。
現在公開中ですので、ぜひ劇場へ!

その後の90年代は、元気のなかったブライアンがだんだん復活し、音楽的にもコンスタントにリリースしてライブもやって、一度は頓挫した「スマイル」も完成させて、再び充実期へ。精神科医ユージン・ランディのコントロール下からも旅立ち、99年にはソロツアーも開催。今年4月にも『ノー・ピア・プレッシャー』をリリースしています。

このアルバム『ノー・ピア・プレッシャー』のゲストミュージシャンと共に行った一夜限りのプレミアムライブ、【ブライアン・ウィルソン & フレンズ ノー・ピア・プレッシャー】は、WOWOWで8/14(金)よる7:00から放送!
共演ミュージシャンや番組詳細はコチラから

郷太さんは「10代の頃から聴き込んでいたけれど、今日萩原さんの話を聴いてまた今聴くと味わいが増す!」と話しました。それだけ彼らの音楽が、普遍性のある大事なものに触れているということかもしれません。美樹ちゃんも、「ビーチ・ボーイズを知らない私達世代に観てほしい!絶対聴く!こんなバンドだったなんて知らなかった!」と一気に惹きこまれた様子。

初心者には初期の3作『シャットダウンボリューム2』『オールサマーロング』『サーファーガール』を、上級者は『ペットサウンズ』『サンフラワー』を萩原さんはオススメ。
ファンの皆さんも今再び見聴きすると、新たな発見があるはず!

ぜひ今回のぷらすととあわせて、ライブ映像や映画、楽曲をお楽しみください!

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