80年代イギリス音楽シーン(2015/9/7配信)

2015/09/08

80年代イギリス音楽シーン_re.jpg

今回のテーマは『80年代イギリス音楽シーン』
西寺郷太さん、宇野維正さん、東美樹さんでお送りしました!

今回はデュラン・デュランを中心に、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンについて深掘り!あの時代に一体何が起きたのかを考えました!
ブリティッシュ・インベイジョンとは、アメリカでイギリスのグループが飛ぶように売れ、ヒットチャートを独占するような勢いを持ったムーブメント。第2次と言うからには第1次もあり、第1次は60年代にビートルズやストーンズ、ザ・フーなどが巻き起こしました。
80年代の第2次で双璧を成したのがデュラン・デュランとカルチャークラブ。ニューロマンティックに限るかどうかで解釈も変わりますが、ワムもそこに並ぶ人気でした。

宇野さんは郷太さんの「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」を読んで目から鱗だったと紹介したのが、第1次も第2次もアメリカにおける黒人音楽への代替品だったということ。
第1次の頃は、黒人音楽をダイレクトに好きと言えないがゆえに、アメリカのR&Bをカバーしたイギリスのビートルズやストーンズを聴いたという構図が。
そして第2次の頃にはMTVが始まるもブラックミュージックを流すことができず、コンテンツ不足だったことでイギリスのルックスのいい白人の音楽を大量に流すように。
どちらも黒人音楽をダイレクトに届けられなかったがゆえの出来事であり、こと第2次に関しては、MTVの力を借りて爆発したムーブメントだったのでした。

今回のお話の中心となったのがデュラン・デュラン。
宇野にとってはまさにドンピシャな世代。中学校に入ったくらいにMTVブームが到来し、浴びるように見て行く中で、デュラン・デュランは音楽の目覚めに近いような、洋楽の原点だったと話します。
デュラン・デュランは81年に「Planet Earth」でデビュー。アルバムは「デュラン・デュラン」、「リオ」と続き、「セヴン&ザ・ラクド・タイガー」では世界がひれ伏すほどの人気に。頂点を極めた後、メンバーはそれぞれがやりたいことを追求すべく、サイド・プロジェクトとしてパワー・ステーションとアーケイディアに分かれて活動。その後デュラン・デュランに戻り「ノトーリアス」がリリースされますが、戻ってきたのはニック・ローズ、ジョン・テイラー、サイモン・ル・ボンの3人。この頃はサイド・プロジェクト、メンバーの脱退、他のグループの台頭などにより、世の中の景色が変わっていった時期でもあったようです。

そして今回は「デュラン・デュラン」、「リオ」、「ノトーリアス」の中から楽曲を配信!
まず最初にお届けしたのが「Girls On Film / グラビアの美少女」。美樹ちゃんも大好きで、ビデオでも全世界を制した曲です。
ジョン・テイラーに憧れて、ベース人口が増えたというエピソードも。それまでのロックバンドではボーカルやギターがスターだったけれど、リズム隊からアイドル的スターが出たという意味では、ドラムがクイーンのロジャー・テイラーなら、ベースはデュラン・デュランのジョン・テイラーがダントツの人気だったとか!

さらに、
「SKIN TRADE / スキン・トレイド」
「Save a prayer / セイヴ・ア・プレイヤー」
「Rio / リオ」
「Hungry like the wolf / ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」
も配信!

「SKIN TRADE / スキン・トレイド」は郷太さん、宇野さんが大好きな1曲。ニコ生では「Save a prayer / セイヴ・ア・プレイヤー」が好評でした。
デュラン・デュランにはやろうと思っていることにちゃんとオリジナルティがあると宇野さん。「Girls On Film」のイントロのシャッター音や「Rio」の間奏の笑い声など、曲間に何かを入れるのはイギリス人的センスですが、それをニューロマの時代に実践していたのがデュラン・デュランであり、常に洒落っ気があったと語りました。

また、デュラン・デュランはちょっとアッパーな曲から、途中以降スローテンポに目覚めるという郷太さん。BPMについてのお話もありましたが、テンポ感を気にしながら聴いてみてほしい!ということでお送りしたのが「NOTORIOUS / ノートリアス」。郷太さんは曲を聴きながらBPMを計測!結果は106でした!BPM120くらいが人間の生理に合うと言われ、ディスコでも多いテンポ感ですが、この曲はそれより遅め。ファンクっぽく、少しスローで大人っぽいナンバーです。

デュラン・デュランは次世代に良い音楽を教えようという姿勢が強い、世の中に良いことをしてきた誠意のあるバンド、などのお話もありましたが、メンバーが変わりながらも、今もずっと続いているバンド。最新アルバム「PAPER GODS / ペイパー・ゴッズ」の発売も控えていますが、まだまだ現在進行形。これからのデュラン・デュランも楽しみですね!

そして今回はデュラン・デュランに焦点を当ててお送りしましたが、ブリティッシュ・インベイジョンという括りではまだまだ語っていないバンドもいっぱい!この時代についてはまた他のテーマについてもやりたいですね!

WOWOWでは【洋楽主義 #96 デュラン・デュラン】を9/20(日)午後3:00~初回放送!
本日のぷらすととあわせてお楽しみください!

アーカイブ

2018年

2017年

2016年

2016年3月

2015年

2015年3月
2015年6月
2015年7月

ブログを購読する ブログを購読する

WOWOWぷらすと 公式Twitter

WOWOWぷらすと 公式Facebook

ぷらすと 公式Instagram

WOWOWは初月料金なしでお得!ご加入はこちら

▲ページTOPへ