プリンス論出版記念プリンス論(2015/9/14配信)

2015/09/15

プリンス論出版記念プリンス論_re.jpg

今回のテーマは『プリンス論出版記念プリンス論』
西寺郷太さん、吉岡正晴さん、TUNAさん、東美樹さんでお送りしました!

いよいよ9/17発売の郷太さんの最新著作「プリンス論」。今回はこの本の出版を記念して、ぷらすと3回目となるプリンス論を展開!郷太さん、出版おめでとうございます~!

今回ぷらすと初登場のTUNAさんは、郷太さんのプリンス仲間であり、プリンスファンの第一人者!なんと、殿下ご本人からも知られているそうです!

そして、この日は嬉しい大発表もあったのです!それは、プリンスの最新アルバム『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』のフィジカル発売!
このアルバムは海外で展開されている音楽ストリーミングサービス「TIDAL」の配信でのみしか聴くことができなかったもの。ですが、このアルバムがプリンスのレーベル、NPGレコードからリリースされたことによって、輸入盤・配信版はこの日から購入可能に!日本盤の発売は10/9!なんと、ライナーノーツは郷太さんが執筆されています!

『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』をTIDALで配信したことにも象徴されるように、プリンスは90年代初頭からコンピューターを使った音楽制作やネットでの配信にいち早く動いていた人。
プリンスは暇さえあればいつもレコーディングをしている、と吉岡さんはワーナーと揉めた辺りのプリンスの印象を語りましたが、プリンスは非常に多作家。普通のアーティストは、レコード出してくださいと頼まれ、早く出せとレコード会社と揉めるところを、プリンスは作りすぎで、もういいです!と言われる珍しいアーティスト。クリエイティビティがどんどん溢れてくるのです。それでもレコード会社に迷惑がられたのは、当時はレコードやCDを作って物を売らなければならない時代だったのが理由。レコードを作るにも、その原材料費や運搬費がかかるほか、次々に出しても待ってました感が減ってしまうし、ファンだって好きになるのにそれなりの時間もかかるので、何分の一かに減らされていました。
でもプリンスとしては良いものができたら出したいし色んな音楽を聴いてほしい。美味しいお米を作ったのに、価格をとどめるために、国から減反させられているような気分です。
そこでプリンスは、CDにするのはここぞというものに絞り、ネットで曲を送ることを思いつきます。売れ線の曲も、通が喜ぶ曲も、ネットで送ってファンがキャッチできるようにしたらいいというのが彼の発想でした。
とはいえ、今でこそ1曲数秒でダウンロードできる時代ですが、まだ当時のインターネット環境では夢物語。ワーナーを離れたプリンスを、周囲はなんでわざわざビッグレーベルを離れるのかと思っていましたが、その5,6年後にはネットで当たり前のように音楽を買う時代に。プリンスは今に繋がる時代を先取りしていた人だったのでした。

だからこそ『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』は偉業だと思うという郷太さん。
その上で注目されたのがプリンスの共同プロデューサー、ジョシュア・ウェルトン。プリンスと共に制作を行ったパートナーや部下はこれまでに何人もいましたが、その中でもジョシュアは若手ながら一番の厚待遇を受けている人物。プリンスのトレードマークである「Produced, Arranged, Composed, and Performed by Prince」というクレジット表記。ここに「~, and Performed by Prince and Joshua Welton」とイーブンで表記されているのです。
今までは罰金を設けて高圧的だったり、アレンジャーがいてもクレジットされなかったり、とひどい扱いをしていたこともあったのに、ジョシュアの可愛がられ方は今までになかったもの。
ここまでの厚遇は、プリンスにできないことをジョシュアにできたから並ぶことができたのではないかとの意見も。郷太さんは『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』のジャケットにその一つが隠されているのではと考察。このアートワークはプリンスには今までになかったタイプのもの。もしかすると、ジョシュアがプリンスのサード・アイとなっているのではないかとのコメントもありました。さらに郷太さんは、ジョシュアがプリンスのもとにやってきた経緯を踏まえ、段々と話の合う息子のような、友人的な信頼を得たところがあるのではと推測。能力とは別のところにある、人間的なところで結びついたのではないかと考察したのでした。

『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』についても、ジョシュアについても、賛否両論で様々な意見がありますが、「すぐにはけなさない」ということをプリンスから学び、ルールにしているという郷太さん。後からわかる凄さや良さもあるからこそ、「すぐにはけなさない」という気持ちを捨てたくないし、それは本当に一番伝えたいことのひとつ。「プリンス論」では、そういうプリンスから学んだことを書いているとのこと。

TUNAさんは「プリンス論」には郷太さんの熱が凄く詰まっていて、その熱さにバイブルになると嬉しくなったそう。本自体はファンだけでなく、プリンスを知らない人にもわかりやすく描かれていて、理解を深めるためにもぴったりな内容になっているそう!
プリンスはあまり過去を振り返らない人で、追いかけていないと追いつかなくなって分からなくなってしまうような人だけれど、その時に郷太さんの「プリンス論」があれば救われると思うと語りました。

プリンス論は9/17発売!ですが、これは一番遅く店着する場所の日付になっているそう。なので、早いところだともう今日から店頭に並んでいるはず!プリンスファンの皆さんにも、これからプリンスに触れる皆さんにも、必見の1冊です!
本の詳細はコチラから

また、過去2回のぷらすとプリンス回もアーカイブ配信中です!
こちらもぜひ今回のぷらすととあわせてお楽しみください!

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