サイバーの恐怖 CSI:サイバー放送記念!(2015/11/9配信)

2015/11/09

サイバーの恐怖_re.jpg

今回のテーマは『サイバーの恐怖 CSI:サイバー放送記念!』
速水健朗さん、江川達也さん、山﨑晴可さん、浅賀優美さんでお送りしました!

漫画家であり、コンピューターについては普通の人よりも詳しい江川さん、そしてハッキング解説者の山﨑さんというお二人をゲストにお迎えしてサイバー犯罪について語った今回のぷらすと。
高度に発達したサイバー犯罪の最前線を中心に、非常にディープなお話をたくさん伺いました!

≪PCの内臓カメラは要封鎖!≫
まずは身近なサイバー犯罪の話題からスタート。諸説あるそうですが、ウイルス感染源として最も多いのはメール。あさがゆちゃんも、中学1年生くらいのころに知らないアドレスからの添付ファイルを開いて動かなくなってしまったことがあったとか。
このお話を受けて、「それでも動かなくなるくらいでよかったねえ」と山﨑さん。ハッキングされた瞬間にパソコンの内蔵カメラを乗っ取られて画面の前の自分の写真を撮られてしまうという危険があるのです・・・!
もちろん危険なのは女性だけではありません。たとえばエロサイトを見ている男性のあられもない姿がターゲットという場合も・・・!江川さんは、「PCを買ったらカメラは封鎖しないと!外部に繋げた時点で封鎖するのは基本!」と話されましたが、ニコ生でも「塞ぐのは基本」「付箋貼ってる」「シール張ってるゾ」と言う人が多数!!今や標準的に搭載されている内蔵カメラですが、使わないとしても取り扱いは要注意。内蔵カメラの封鎖は基本中の基本!

≪サイバー犯罪の定義≫
ところで、サイバー犯罪とはどういうものを指すのか。まず、サイバー空間とは、コンピューターか電気通信で完結する空間のこと。そして、サイバー犯罪はその中で完結する犯罪だと定義されています。現代のネット通信ができる携帯電話はもちろんサイバーだし、アナログ電話の盗聴も、電話に始まって電話にクローズする通信なのでサイバーです。
そもそもサイバー犯罪の歴史は、デジタルになる前のアナログの時代まで遡ることができます。大元となるのは60年代に無線で行われていた軍用通信の盗聴と割り込み。日本で最初のハッカーと思われるのも60年~70年代のアマチュア無線が流行った時代。大学生が在日米軍の通信に割り込み、変な指示を出して逮捕されたのがおそらく日本で最初のハッカーだそうです。これもまだPCの時代ではありませんが、電気通信で完結しているのでサイバー空間と言うことができるのです。

≪ハッカー6種類のタイプ≫
ハッカーは6種類の性格に分かれるという山﨑さん。
哲学者・シュプランガーの6つの価値観があり、ハッカーもその価値観に従って行動すると考えられるそうです。

・理屈があっていることが全てにおいて正しいという理論型
・美を追求するor壊したい・穢したい審美型
・自分が想定する神の心情に従う宗教型
・権力が大好きor大嫌いという権力型
・お金をもとにする経済型
・社会正義のためにする社会型

これはハッカーに限らず、人間の行動や情熱にも通じること。江川さんが漫画を描く上では、全部そこそこ入っているけれど、美学への気持ちが大きいとのこと。綺麗なものを描きたいという気持ち、画が美しいと嬉しいという気持ちが一番強いそうです。
ちなみに最近のハッカーでは、セキュリティが甘いやつをハッキングして、勝手にセキュリティを向上させてしかも黙っているという変わり種もいたとか!

≪サイバー犯罪の最前線≫
今や高度に発達したサイバー犯罪。コンピューターウイルスをはじめ、個人情報の漏洩など誰もがその危険を意識する必要があります。
とはいえ、サイバー犯罪にも限度はあって、デジタルデータに乗っていないと盗みようがないという側面があります。つまり、ネットと距離を置いている人、ネットを使わない人の情報は外に出ないとも言えます。
でも、だからといってネット上に乗る情報は、自分さえ出さなければ安全というわけではありません。たとえば、町中で誰かが撮った写メに移り込んでいるという可能性も。有名人ならだれかに目撃された情報が書きこまれることで自分が出していない情報がネット上に流れることもあります。
他にも「海外旅行なう」などと書きこんだことが空き家の象徴となってサイバー空き巣が起こったり、写真の背景から特定されて浮気がバレたりという可能性も・・・!

警視庁が今年9月に発表したサイバー空間をめぐる驚異の情勢についてのデータでは、平成26年のサイバー犯罪の検挙数が7900件。対して、同年のサイバー犯罪等に関する相談件数のグラフでは相談した被害者の数が11万8000人と、検挙数はかなり低いもの。ほとんどが解決できていないとはいえ、各県警が個別に対応しようにも、物理的存在を必要とせず、勝手にコピーしていくらでも増殖するウイルスには、なかなか生身の人間では追いつかないというのが現状。いわゆるアンチウイルスソフトを入れていたとしても、それをも凌駕する手の付けどころがないような悪質なウイルスだって生まれています。

≪防衛方法≫
ではどうやって自分の身を守っていけばいいのでしょうか。
山﨑さんが覚えておいて欲しいというのが「自衛するしか方法がない」ということ。
例えば、冒頭に出た内臓カメラにシールを張るのもその一つ。そして、自分のパーソナルな領域は外部と接触させないことも手段です。ネットには繋がないパソコン、仕事用のパソコン、メールはスマホだけ、などデバイスを使い分けたり、ネットショッピングをするクレジットカードは限度額を低めにしたり、1回こっきりの番号を発行してくれるカード会社を利用したりと、ある程度の防衛が必要です。いろいろ見られる・できる環境というのは、洗っていない手でベタベタとあちこちを触るようなもので、脆弱性が増すことに。
具体的にこれをすれば安心、という方法があるわけではありませんが、自分を守るリテラシーを持つことが大切で、自分が知らないこと、理解できないことはしないといった用心深さが必要だと語られました。

≪エンディング≫
この他にも、マイナンバー制度についてや、山﨑さんストーカー時代のぶっちゃけトーク、デジタル化された製作環境での漫画家論など、盛りだくさんの内容でお送りした今回の配信。
背筋がゾクッとするような例も話されましたが、インターネットと繋がるのが日常的になったいま、誰もが自衛の意識を忘れないようにしたいですね!

WOWOWでは【CSI:サイバー】が11/14(土)から放送スタート!第1話は無料放送!
大ヒット「CSI:科学捜査班」シリーズのスピンオフとなる新シーズン!FBIサイバー犯罪課が、昨今急増するサイバー犯罪の難事件に挑みます!
今回のぷらすととあわせてお楽しみ下さい!

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