氣志團万博がやったこと(2015/12/2配信)

2015/12/03

氣志團万博のやったこと_re.jpg

今回のテーマは『氣志團万博がやったこと』
大谷ノブ彦さん、フジジュンさん、東美樹さんでお送りしました!

この日は久しぶりに大谷ボス、カムバーーーック!!!大谷さんおかえりなさい!!
大谷さん推薦により、氣志團とずっと関わってきたライターのフジジュンさんをお迎えして、氣志團による音楽フェス『氣志團万博』の裏表を語りました!

≪氣志團万博は一番CDが売れるフェス≫
今まで色んなロックフェスの現場に出演してきたけれど、人生で一番楽しかったし、感銘を受けたし、人生で一番素晴らしいフェスだった!!!と力説した大谷さん。

現行日本のロックフェスのあり方や変化についても振り返りつつ、大谷さんがとにかく衝撃を受けたというのが日本で一番CDが売れるフェスだということ、そして観客を選ばないということ。
目的のアーティストは一組しかいなくても、他のアクトを見て良かったと思ったらCDを買う音楽好きがいっぱい。そして、フラットに音楽を楽しみに行き、初めて行く人も、小さい子供も、ご年配の方も、みんなが楽しめることを徹底していることに衝撃を受けたと話しました。

フェスにおいて気分がアガることの重要性についても話されましたが、氣志團万博は興味本位や初めてそのアーティストのライブを見る人もみんなが相乗効果でアガるフェス。たとえば今年は、モーニング娘。OGのアクトでその場にいた全員がアンセムを口ずさんだように、目当てじゃない人の心を動かすのです。
そのピースフルで奇跡的な空間は氣志團だからこそ。来た時は騒ぎたいだけや目当てのアーティストを見るためだけが目的でも、帰る時にはCDを買って帰るということは、相乗効果があるからこそなのです。

≪氣志團万博のお手本≫
そんな氣志團万博のお手本になった、影響されたフェスがあります。それが10-FEETが主催している京都大作戦。
10-FEETが集めるバンドなら間違いない、ということで出演者発表の前にチケットが売り切れると言われているフェスです。

しかもしっかりその土地に浸透していて、京都駅では10-FEETのことを知らないタクシーの運転手さんが京都大作戦の事を知っているほど。
そして、舞台の裏では10-FEETがみんなインカムをつけ、自分達でバンドを呼びに行き、全飲食店に挨拶に行っているというほど。初年度にごみが多かった時にはボーカルのTAKUMAが諭し、翌年にはごみが1個も無くなりました。まさに、ただの良い人を超えて、本当はフェスってこうやって作っていかなければいけないのではと思わせられる、そんな繋がりのフェスなのです。

≪氣志團万博のおもてなし≫
その京都大作戦をお手本にしている氣志團万博のすごいところはおもてなしの数々。
楽屋には綾小路翔さん直筆のお手紙があり、DJダイノジへのお手紙にはトキハというデパートのマークが書いてあったそうで、これは九州出身の二人だからこそわかるもの。
出演者それぞれのために手紙を書いていて、初日は氣志團がトリを取ったあと、綾小路翔さんはそのまま楽屋に泊まって朝4時まで手紙を書き、2日目のトップバッターが6時入りするまでには髪も整えていたのだとか!
また、ケータリングも超豪華。氣志團が美味しいと思ったものだけを揃え、ミシュランがついているお寿司屋さんはカウンターでお寿司を握り、CLUB HARIEのバームクーヘンは機械を持ち込んでその場で焼き立てを食べさせてくれるのだそう。
もちろんお客さんが楽しむためにも色んな料理が用意され、休憩所があり、子供が遊ぶ遊具も設置され、そのおもてなしは出演者だけではなく外にも行き届いています。

フェスの成功のためには、主催者が矢面に立ち、想いを伝え、裏で動き回って人と人とをつなげるためにできる限りを尽くすことが大事だと大谷さん。それは戦略ではなく気持ちであり、お客さんにも絶対に伝わることなのです。
究極のおもてなしの数々は、そのまま出演者のアクトに反映されるもの。主催者がそこまでするなら精一杯最高のライブを見せようという気持ちにさせるし、自分達も観客を楽しませたい、もてなしたいという熱い気持ちに繋がっていきます。

このスタンスが日本でフェスを存続させるために必要だと感じたと美樹ちゃん。
海外のフェスはもっとドライで、ごみも散乱して当たり前という場合もあるけれど、心の繋がり、礼儀、おもてなしを大事にするのが日本。そういうことが絶対にお客さんにも伝わるし、そうやって作っていかなきゃいけないんだろうなと話してくれました。

≪極東ロックンロール・ハイスクール≫
では氣志團はなぜ氣志團万博開催に至ったのか。
ひとつは、まず町おこし。木更津という町で2日間フェスをやれば経済効果があるということに、京都大作戦での地元への還元の仕方で気付いたのだろうと大谷さん。
そして氣志團万博が始まる前、2011年の極東ロックンロール・ハイスクールという対バンシリーズにそのルーツが垣間見えます。

当時は氣志團への需要が低く、CDを出したいのに作品は出さなくていいと言われやりたいことが出来なかった時期でした。その苦肉の策で考えたのが対バンシリーズ。自分自身も今の音楽シーンを知りたいし、バンドに限らず今一緒にやりたい人達と対バンをやるということで、50バンドと対バンをやっています。これによってガラッと考え方が変わることに。

この対バンシリーズの特徴は特別感。今、対バンのライブはお客さんが離れ気味で、ワンマンで1000人呼べるアーティストを5組呼んだからといって5000人集まるどころかむしろ減ってしまう傾向にあると言われています。でも本当は、そこに行かないと見られない、特別感があることが凄く大事。
氣志團は毎回衣装を変え、対バン相手の曲をカバーし、コスプレもする。さらに対バン相手のイメージに合う画風の有名漫画家に頼んで、毎回違うTシャツも作って販売。そういうスペシャル感がだんだんとすごいらしいという話題になり人が集まっていきました。
また、バンド同士の繋がりが希薄になっているとも話されましたが、氣志團は必ず対バン相手が好きな物やハマっている趣味を事前にリサーチして楽屋に準備。これが氣志團万博で楽屋に手紙を置いていることの原型になっていて、すでにこの頃から徹底されているのです。

また、この対バンシリーズはフジさんにとってもすごく思い出深いもの。お仕事ががたっと減った時期だったそうで、最後の最後に音楽ライターとしてやりたいことをやってやめようと、この対バンシリーズの全会場ライブレポートをやらせてもらったのだとか。でも、このシリーズを通して、音楽やライブは超面白いし、こんなにカッコイイバンド、良いバンドがいたんだということに気付いて、また気持ちを新たに、仕事を始めるきっかけになったそうです。

≪今年の手ごたえ≫
もとは町おこし的に始めた氣志團万博ですが、今年はやっと地元の人に届いてきたという手ごたえがあったそう。というのも、氣志團自体はそんなに好きではなくても、自分の好きなアーティストがいっぱい来るって絶対に楽しいから、翌年の氣志團万博に行くために1年間かけてアルバイトでお小遣いをためて来てくれたという子達がいたという声が!綾小路翔さんは「あの頃の俺が今そこで見ているかもしれない」とMCで話していましたが、そのあとにご本人とお話をしたフジさんは、「俺はあの頃の俺に対して届けているつもりだったけれど、お小遣いをためて来てくれる若い子達があの頃の俺たちで、その子達に届けなければいけないと、届ける相手が明確に見えた」というお話を聞かれたそうです。

≪エンディング≫
フェスの楽しみ方、音楽の楽しみ方についても語られ、「コアファンの頑なな思いがそのジャンルの間口を狭くする」とも話されましたが、そういう人ほど氣志團万博は来た方がいいと大谷さん。きっと、マニアに殺されることをいち早く気付いたのが綾小路翔さんであり、間口を広げることを考えているのも彼なのかもしれません。

最後は来年以降の氣志團万博に誰が出てほしいかを話し、ニコ生の皆さんの希望も沢山書きこんでいただきましたが、そんな夢みたいなことを語られるのも氣志團万博だからこそ。
氣志團万博は、誰が出ても、誰が行っても楽しめる、多角的に楽しめるきっかけも山ほど用意された究極のフェスなのです。

WOWOWでは【氣志團万博2015 ~房総!抗争!天下無双!妄想!狂騒!大暴走!~】の模様を、各日6時間、計12時間にわたり独占放送!
初日は12/5(土)午後0:30~、二日目は12/12(土)午後0:30~放送します。

また、ライブの放送に先駆け12/5(土)午前11:30~は氣志團万博2015の裏側を網羅する直前番組を無料放送!!
出演アーティストのコメントやバックステージの模様を中心にお届けしまのでこちらもお楽しみに!
番組詳細はコチラから

さらに、WOWOW動画では出演アーティストのコメント映像やライブのダイジェストも公開していますのでぜひ合わせてお楽しみください!
ご視聴はコチラ

当日参加した人も、現地には行けなかった人も、ぜひ氣志團万博ならではの模様をお楽しみ下さい!

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