サスペンスってなによ!?(2016/1/20配信)

2016/01/26

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今回のテーマは『サスペンスってなによ!? 』
立川吉笑さん、 堺三保さん、添野知生さん、池田裕子さんでお送りしました!

そもそもサスペンスとは、英語でsuspend(サスペンド)、宙吊りになっているという意味。ある種の感情的なものが宙吊りになり、持続している状態の事をいいます。悪いことだけではなく良いニュアンスでサスペンスということもあると出だしから意外な事実が!

サスペンスは、1940年代にアメリカで放送されていた長寿ドラマラジオの番組タイトルが「サスペンス」だったことから、その名が広がっていったのだとか。
大衆娯楽においてジャンルとして存在するのがスリラー、ミステリー、ホラー。サスペンスはジャンルとして使われることもあるけれど、正しく定義すると「ジャンル」ではなく、宙吊りという「状態」を表しているのだそうです。
アルフレッド・ヒッチコックが作った映画の多くはサスペンスであり、サスペンス=ヒッチコック、ジャンルといっても過言ではないほど。
「エモーションこそがサスペンスの基本的要素だ。サスペンスと恐怖は別物で、何の関係もない」とヒッチコックの本に書かれており、「隠された事実というのは、サスペンスを起こさない。観客が全てを知ったうえで初めてサスペンスの形式が可能」という言葉にショックを受けた、と添野さん。

このヒッチコックの言葉に当てはめると、登場人物、観客それぞれが隠されている謎を知っているかどうかの組み合わせ次第でサスペンスかどうか決まってくるのです。
登場人物はわかっていないが、観客はわかっている、これがサスペンス。
逆に登場人物がわかっていて、観客が知らない状態で見ていて驚くのはサプライズ。
謎が登場人物にも観客にも隠されているのがミステリー。
吉笑さんも観たというヒッチコックの「バルカン超特急」は、普通の人が謎に巻き込まれ、何が起きているか分からないがそれに気付いたがために、危険な目に合い最後は予想裏切られるような作品。一定のタイミングまでに何かしないといけないが、邪魔されてできないというのが、繰り返されるこの作品はそこがサスペンスで宙吊り状態になっているのではないかと語られました。

サスペンスを盛り上げるため用いられる演出はカメラの長回し。
長回しが続く間、観客はそれに付いていくので、宙吊りが続く!逆に割ってしまうと、そこで一息つけてしまう、と堺さん。
オーソン・ウェルズ作「黒い罠」のオープニングは、映画史に残る一番有名な長回しになっているとのこと。
サスペンスについて学んだ後は、ゲストのお二人にオススメ映画を語って頂きました!

≪添野さんオススメ映画≫
・ゾディアック
 最後まで宙吊り状態になる究極のサスペンス映画
・ザ・コール 緊急通報指令室
 電話を使ったスリラーの中でも出色のある作品
・アンノウン
 ヒッチコックスリラーを現代に蘇らせようとした傑作

≪堺さんオススメ映画≫
・裏窓
 終始部屋から出ないというのが面白い!グレース・ケリーにも注目!
・ゴーン・ガール
 なかなか後味の悪い映画になっているが出色があり面白い
・ボーダーライン
 最初はアクション映画かと思うがだんだん怖くなっていく展開に注目
・大陸横断超特急
 コメディであり、サスペンスでもあり面白い作品

バラエティに飛んだ作品の数々。ぜひお気に入りのサスペンスを見つけてくださいね。

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