古典落語を考える(2016/2/3配信)

2016/03/04

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今回のテーマは『古典落語を考える』
立川吉笑さん、サンキュータツオさん 、池田裕子さん、射場好昭プロデューサーでお送りしました!

落語といえばこの人、我らが吉笑さんと珍しくゲストポジションのタツオさん。に加え、シブラク仕掛け人の射場Pとゆうこしの最強タッグでトーク!

現在東京・大阪合わせた落語師さんは800人以上もいるらしく、落語会自体は都内だけでなんと...月に900回!日に30回行っていると番組出しから驚きの事実が!
「近年落語に興味を持っている方は増えており、落語を勉強したいと思っている方もいると思います。ですが、いきなり寄席に行くのはちょっと...という人もいることでしょう。そこでオススメなのが落語のCDを借りて聴くことです。」と吉笑さん。
しかし、たくさん落語のCDが出ていますが、今現役でCDを出すことは難しくなっています。それは、みんなの共通財産となっているため、キャリア的にも完成していない人のものを何故残すのかという話になってくるそう。なので、CDは亡くなられた方の落語になっていると語られました。

吉笑さんは、「落語自体は、観客を笑わせたい、泣かせたいとがっつり思いを込めてやるものではなく、サラッと話して聞くジャンルだと思っている。だけど今の時代、若手の自分としては、何かしらパンチを与えないと観客に応援してもらいにくくなる。ヘラヘラ話して、観客はボーッと聞いて心地いい時間が過ぎるのが理想。」とのこと。
古典落語とは、複数の演者にシェアが可能になった場合。作った人本人がやる場合も落語だが、次の世代に継承されるかどうか。他の人がやってもある程度面白さが担保できるかどうかだと解釈していると語られました。
「人によって個性が様々だから、それを活かせる演目をやっていくといい。」とタツオさん。

番組後半では、タツオさんならではの落語の解釈などについてトークしてもらいました。
「"じゅげむ"についてなら2時間は話せる」とタツオさん。
じゅげむは、もともと、子供がいる男の人が再婚し、その相手との間にも子供が生まれます。ですが、奥さんは、相手の連れ子よりも自分の子の方が可愛いから長い名前をつけます。家族で川遊びに行った時、子供二人が溺れてしまいます。その時自分の子の名前を呼んで助けようとしますが、名前が長すぎて自分の子だけが溺れ死んでしまうという仏教説話になっています。これは、残酷で説教くさいと。
でも仏教説話とかを元にしている落語が多くあり、教訓みたいなメッセージ性を排し、笑いを増やすというのが江戸っ子の粋!
「お説教にせず、ここまで言えばわかるでしょ、というのが落語のお洒落さになっている。笑わせている箇所は照れとも言える。人前でこんなメッセージを伝えるのも恥ずかしい。なので、笑いでパッケージングするのが古典という考え方ではないか。」と語られました。
吉笑さんが談笑師匠に弟子入りする話になると...
実は最近何も落語のことを知らない人が弟子入り志願して来たが、断りましたとの話が!
「21歳で美大を中退したとかで、面白いから友達になりました!自分を好いて来てくれることは嬉しいですよね」と吉笑さん。

最後に落語はなぜ何回聞いても面白いのか!それは「落語は脳の筋トレだ。言葉を聞いて想像すること自体が快感だから筋トレになっている」と志の輔師匠が話していたと語りました。

WOWOWでは、3/31(木)よる7:15~【はじめての談志×これからの談志】と題し、『木乃伊取り』『文七元結』を放送!
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