フィンチャー映画の謎(2016/3/8配信)

2016/03/09

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今回のテーマは『フィンチャー映画の謎』
西寺郷太さん、松崎健夫さん、池田裕子さんでお送りしました!

この日のぷらすとは、映画監督デヴィッド・フィンチャーが描く世界を紐解きながら、フィンチャーの謎に迫りました!
フィンチャーのこれまでの監督作は10作品。意外と少ない事実に郷太さんとゆうこしは驚いた様子。番組では、そんなフィンチャーのキャリアを振り返りつつ、作品の特徴について健夫さんにたっぷりと解説して頂きました。

映像が独特で、主人公がアウトローな感じの作品が多いフィンチャー映画。
特徴は、カット数が多いこと。『セブン』当時はまだ、フィルムで撮影しているため、その日撮影したものを現像し、仕上がりを確認します。ですが、フィンチャーは何回もテイクを重ねて撮影。『ゴーン・ガール』を撮影した時もなんと、平均50回!『ドラゴン・タトゥーの女』でも100テイク超えたシーンもあるのだとか・・・。
「このせいで、早くから撮影をデジタルに移行したのではないか。」と健夫さん。
フィルムだけで制作費の大半を消費してしまうので、デジタルならばまだ安く済むそう。
また、やり直しさせる分しっかりどこがダメなのか説明してくれるみたいです。

他にも画のこだわりが強くCGを駆使しているフィンチャーの作品。
ゾディアックのとあるシーンでは、ロケで撮影したものの、トレーラーの位置と役者の立ち位置が気に入らずCGで編集。トレーラーをCGで作り、自分の好きな所に配置。そして、役者さんにはブルーバックで同じ演技をさせ、それを切り貼り。そこまでこだわって撮影をしたのだそう。
「画にはこだわるが、一方で、物語にはあまり興味が無いような気がする。本人も"物語を映像言語に翻訳するのが僕の仕事"と話している。」と健夫さんは語りました。
フィンチャーの凄いところは、デビューしてから今にかかるまでアメリカのメジャーでしか撮影したことが無いこと。日本に入って来たとしても全国のシネコンで見られる映画だけしか撮っておらず、そういう監督はなかなかいないのだそう。
最後に、「まだ53歳でキャリアもまだ20数年だからこれからもどんどん撮影していくと思う。今はちょうど真ん中の時代だと思うから、ちゃんとした評価はできない。だがこれからちゃんと見て行くべき監督の1人だと思う。映画もまだ10本だけなのでぜひ、全作品見てほしい」と語られました。

WOWOWでは、"映像の魔術師"デヴィッド・フィンチャー監督のいずれも大反響を呼んだ、近年の話題作4本を放送します!
番組詳細はコチラ

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