ツイン・ピークスの新シリーズを語る。(2017/8/3配信)

2017/08/04

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今回のテーマは『ツイン・ピークスの新シリーズを語る。』
サンキュータツオさん、松崎健夫さん、町山智浩さん(電話出演)、池田裕子さんでお送りしました!

この日のぷらすとは、健夫さんに公開前のおススメ映画2本紹介してもらいました!
1本目は『海底47m』"今まで観てきた映画の中でこれほど絶望的な展開はないような作品"
2本目は『もうろうをいきる』"目が見えない、耳が聞こえない人たちについてのドキュメンタリー映画。映画の役割を考えさせられた"とのこと。
健夫さんのお墨付きなのでぜひチェックしてみて下さい!

まずは視聴者の皆さんがどこまで『ツイン・ピークス』シリーズを観ているのかアンケートを取りました。
①旧作観た・・・18.9%
②1話まで観た・・・16.4%
③2話まで観た・・・4.9%
④3話まで観た・・・0.8%
⑤4話まで観た・・・23.8%
⑥何も観ていない・・・35.2%

約65%の人たちが何らかの形で『ツイン・ピークス』を観ているという結果について話していると、ここでアメリカにいる町山さんと電話が繋がりました。

アメリカでの『ツイン・ピークス』の反応や健夫さんの質問を聞いていきました。
現在アメリカでは12話まで放送されており、この新シリーズを観ているアメリカの視聴者は脱落している人がいるだろうとのこと。
「5、6話くらいから盛り上がってきて、コメディとして面白くなる。1話目が怖くホラーかと思うが3話目からコメディとしてドライブがかかる。
これがたぶん今のデヴィッド・リンチの身体感覚。今回老人が多く会話のテンポなどは小津安二郎を2倍遅くした感じ」と町山さん。

健夫さんからは「基本的なところで、アメリカではどのように放送しているのか知りたい。」との質問が挙がりました。健夫さんによると色々探してみると、ネットで見ている人もいれば、テレビで観ていて休みの時もあるなど様々な情報が出ているため日本では錯綜している様子。
これには、アメリカでは毎週放送されていて、ネット、テレビ(Showtime)で観ているとのこと。また、アメリカの殆どの視聴者は毎週毎週追いかけて観ておらず、日曜日などに一気見するのを楽しみにしているのだとか。そのため溜めてから見るようにしているとのこと。
この他にも町山さんがデヴィッド・リンチ本人にインタビューされており、「人間は考えて作ると限界が出来てしまうため、考えないで作ることが大事。
偶然や思い付きでやった方が面白いという考え方でデヴィッド・リンチは制作している」と語られました。なので、"最初から新シーズンを考えていた""大きな計画があった"というわけではないみたいです。
町山さんと電話後、ここまで話を聞いてみて「今我々は出来上がっている過程を観ている、そういう時期じゃないかなと思う」と健夫さん。

以前のツイン・ピークス回でも「ツイン・ピークスは日常系アニメだと思っている」と話していたタツオさん。話が展開しない。殺人事件と犯人は見る動機づけ、キッカケでしかない。むしろ、ツイン・ピークスというエリアにいる人たちの日常を殺人事件をきっかけに引き出しているとのこと。
裕子氏もテレビで2回、携帯でオンデマンド配信をイヤホンつけて2回観たそうですが、イヤホンをつけて観た方がテレビだと気づかなかった音まで分かったそう。『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』を先に観ていた裕子氏は、旧作ドラマを後追いで観た所いらないシーンが多すぎて混乱した様子。
「サスペンス・オカルトだと思いながら観てみても腑に落ちず、町山さんの"コメディ"とタツオさんの"日常系アニメ"というキーワードを聞いて、自分の気持ちの持って行き方の問題だったと合点がいった」と裕子氏。

この他にも、カイル・マクラクランが来日した際本人にインタビューされた健夫さんに彼の印象を教えてもらったり、リアルタイムで見ることの重要さ、寄り道することで得られることもある、と深い話まで大いに語りました。

WOWOWでは現在『ツイン・ピークス The Return』毎週土曜日よる9:00~絶賛放送中!また、メンバーズオンデマンドでは旧作全30話と新作第1章~第4章まで配信中!合わせてお楽しみください!
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