ギレルモ・デル・トロを語る。(2017/11/14配信)

2017/11/15

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今回のテーマは『ギレルモ・デル・トロを語る。』
中井圭さん、松崎健夫さん、土屋敏男監督、池田裕子さんでお送りしました!

この日のぷらすとは意外にもまだ語ったことのない"ギレルモ・デル・トロ"。
メキシコ映画や俳優を語った回で度々名前が挙がっていましたが今回はたっぷりと語っていきました。そして番組後半には現在絶賛上映中の映画『We Love Television?』の監督土屋敏男さんを迎え、作品についてのお話をたっぷりお聞きしました。

まずは健夫さんに公開間近のおススメの映画を紹介していただきました!
エンドレス・ポエトリー』11月18日(土)より、新宿シネマカリテ他全国順次公開!
この作品は監督アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝で『リアリティのダンス』では少年期、今作では青年期を描いています。そしてホドロフスキー監督役を息子のアダン・ホドロフスキーが演じています。映画制作するにあたり、資金が全く集まらず日本でもクラウドファンディングが立てられたほど。資金が少ないのは映画でも分かるそうで、駅に蒸気機関車が入ってくるシーンをよく見てみると蒸気機関車がハリボテなんだとか!デカいパネルに写真を張り付けているのだそう。
また別のシーンでは、黒子が映り込んでいるシーンもあるそうですが、それがいい味を出しているとのこと。「映画監督というのは映画作り続けるというのは辞められないんだな。若々しさに驚かされる」と語られました。気になった方はぜひ劇場まで足を運んでみて下さい!公式サイトはコチラ

ここからは本題である"ギレルモ・デル・トロ"について駆け足で語っていきました。
出身はメキシコで現在53歳。厳格なカトリックの家庭だったことがこれまでの作品に影響されているのではないかとのこと。「8歳の時に父親が持っていたスーパー8カメラで猿のおもちゃを使った短編を作ったのが最初」だとデル・トロ監督本人がインタビューで答えています。

メキシコ国立自治大学付属映画学校で学んだ後に特殊メイクで有名なディック・スミスに直接手紙を送り彼の元で学び、メキシコに帰国後特殊メイクの会社を立ち上げます。
そして特殊メイクの現場を10年間やったのち1993年に『クロノス』という作品で監督デビューを果たします。この作品がいきなりカンヌ国際映画祭 国際批評家週間でグランプリを受賞。これを観たハリウッドの人が"こいつは才能がある!"と評価し、4年後に公開した2作品目の『ミミック』でハリウッドデビュー!ところが制作時に揉め、脚本家にたくさん名前が入っています。なぜならば、揉めた時に対立したのが今話題のハーヴェイ・ワインスタインと弟ボブ・ワインスタインだったから。この対立の影響でキャリア的に自分でも"もう終わったな"と思ってしまったのだとか。

さらにはメキシコでハリウッドデビューしたことが話題になり、父親が誘拐されてしまいます。この二つの出来事によりこの後4年間何も制作していません。
ハリウッドで挫折したデル・トロがマイアミ国際映画祭でスペインの巨匠ペドロ・アルモドバルと出会った際に「"クロノス"がすごく好き。自由に何か撮ってみないか?」と声を掛けたことで『デビルズ・バックボーン』で復活。
これはスペインの内戦を描いており父親を亡くした子供が孤児院に入れられ、幽霊や変なものを見て孤児院の秘密を知ってしまうという内容。この子供が主人公、幽霊や異形の物が出てくると言うのは後の作品にずっと続きます。
評価されたことで再びハリウッドから声を掛けられるように!

その後『ブレイド2』『ヘルボーイ』『パンズ・ラビリンス』『ルドandクルシ』『パシフィック・リム』など多数の作品を制作。そして2018年3月1日(木)に最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』が公開!ぜひ劇場まで足を運んでみて下さい!
公式サイトはコチラ

番組後半では現在絶賛上映中の映画『We Love Television?』の監督土屋敏男さんが登場!「公開するまで自信がなかったが、意外と観客の反応が良かった!」と話す土屋監督。なぜ今回ドキュメンタリー番組ではなく、映画なのかとの質問では「テレビはCMが入るし、視聴者がチャンネルを変えないようにと思いながら作るが、映画だと帰れない事を前提に作れるから」とのこと。

今作は、現代バラエティ番組の視聴率が平均10%程度のなか、当時30%越えの番組を連発していた萩本欽一さんに再び30%超える番組を作ろうと企画を持ち込み、実際に番組を作っていくドキュメンタリー。
公式サイトはこちら

萩本さん本人は「恥ずかしいし、どこを使われているかたまったもんじゃない!」と言い作品を見られていないのだそう。なんなら予告すらも見ないのだとか!これには「コメディアンとしが裏を見せるもんではないと言うのが基本的なスタンスとしてある。でもそこをそこを残さなきゃダメだと思い作った」と語られました。

そんな土屋監督を構成する3本の映画はコチラ!
『夢と狂気の王国』
『FAKE』
『ゆきゆきて、神軍』
ぜひチェックしてみて下さい!

WOWOWでは【特集:闇のゴシックワールド】と題し、ギレルモ・デル・トロ監督の「クリムゾン・ピーク」をはじめとする
個性的なダークファンタジー映画全3本を11月25日(土)よる8:00~放送!
番組詳細はコチラ

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