アイドルと巨匠たち(2018/03/20配信)

2018/03/23

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今回のテーマは『アイドルと巨匠たち』
西寺郷太さん、松崎健夫さん、福永マリカさんでお送りしました!

この日のぷらすとは『スリー・ビルボード』を観たが納得がいかない点が多々あったと話す郷太さんの『スリー・ビルボード論』を語っていただきスタート!

まずは健夫さんに近日公開のおススメ映画を紹介して頂きました。今回は『トゥームレイダー ファースト・ミッション』。
『トゥームレイダー』はアンジェリーナ・ジョリー主演で既に2本制作されています。
リアルタイムで観てきた人からするとアンジェリーナ・ジョリーのイメージが強く印象に残っているが、今作のアリシア・ヴィキャンデルは体系、顔つきが失礼ながらかけ離れているため「どうするのだろう・・?」とキャストが決まった当初から思っていた健夫さん。
実際にどのようになったのかというと、結構なポンコツ役になっているのだそう。それによって彼女がどうやって宝物を探しに行くのか踏襲しているとのこと。
また、予告ではお宝が何なのかぼやかしているそうですが、分かったらすごくビックリするのだとか!公式サイトではヒントになる3文字が載っているので、観に行かれる方はサイトで探さずにぜひ劇場でビックリしてください!

ここからはテーマである『アイドルと巨匠たち』について語っていきました。
今回WOWOWで放送する【特集:山口百恵伝説】の『伊豆の踊子(1974)』『潮騒(1975)』『絶唱(1975)』など計5本を見たマリカちゃん。
「百恵ちゃんって芝居上手いですよね!衝撃的に上手くて、何がいいって、声がいいんです!声の発声している所が他の若い人と違う。居ると言うことが出来ていて、居ても不自然じゃない。そして、三浦友和さんと並んでいてもすごく自然で、本当に可愛い!」とべた褒め!!

元々山口百恵さんは期待されずに出てきた方で『伊豆の踊子』も期待されておらず、予算も安く監督の西河克己さんも「自分が作ってきた中で、1番やっつけ仕事だった」と言われていたそう。ですが、アイドル歌手としては既に忙しくしていたため20日間の撮影でも百恵さんは7日間しかスケジュールが取れなかったにも関わらず、「あの演技ができるのが不思議でしょうがない」と健夫さん。

アイドル、アイドル映画を定義づけしようとすると多すぎて話せないため、今回話す事を元にアイドル映画をざっくり説明すると...
・70年代以降に台頭してきた職業アイドルが出ている作品
・そのアイドルの人気に対して集客を依存できる作品
・その作品を撮影した監督自身がのちに評価されたり注目されたりする作品

1960年代頃の日本映画はスタジオシステムというものがあり、監督も役者もスタッフも会社に所属していました。ですが1970年が近づくにつれ、スタジオシステムが崩壊してきてテレビの台頭によって、映画界が斜陽になっていきます。
そのため元々映画会社で育てていた俳優を育てることが難しく、外部から連れて来るようになり、そして出来たのが『スター誕生!』。テレビでオーディションをして1夜でスターになった人たちと組んで映画をやろうとなったのが70年代。我々が思うアイドル映画のイメージの先ほどの3つのポイントは70年代以降に出来たのではないかとのこと。

この他にも、薬師丸ひろ子さん、渡辺典子さん、原田知世さんや、相米慎二監督、大林宣彦監督についても語られました。

番組後半では、マリカちゃんのお話に。
脚本家協会の中で最年少の16歳で脚本書いて、ドラマ化された記録を持つマリカちゃんはアイドル発掘シリーズの『東京少女 岡本杏理』では脚本家デビュー、『東京少女 福永マリカ』で出演・脚本をされています。
その中の『井の中のマリカ』と『東京少女 岡本杏理(家出のススメ。)』では、若松孝二さんに脚本を監督していただいています。

そもそもマリカちゃんが脚本を書くようになったきっかけは、2003年に『Snappeas』としてアイドル活動をしており、当時書いていたブログと夏帆さん主演の『東京少女』のメイキング映像を見た丹羽多聞アンドリウプロデューサーに「君は人を楽しませる文章を書くことが出来る。だから、脚本を書ける」といわれ見よう見まねで書いたのだそう。

「自分がドラマとはこうだと思うものを書いて送ったら、若松さんが読んで激怒します。プロデューサーがドラマとはこうだと言うものを書かせるから脚本家が育たないんだ。」と話していたのだそう。
そして若松さんとマリカちゃんが大きい会議室に二人で脚本の打ち合わせをすることに。
「君は何に怒っているんだ。君が怒っているものを脚本に書きなさい。その怒りが作品になるんだよ。」と言われたのだとか。
その時に何を書けばいいのか、湧いてきて1夜で書き上げたのが『家出のススメ。』。

マリカちゃんが主演・脚本を務めた際「芝居するな。セリフを言いたくなるまで言うな。いくらでも切れるんだから、お前はそれを考えるな。言いたくなるまで言うな」と若松さんに言われ当時はいっぱいいっぱいでちゃんと話を聞けなかったみたいですが「今の私の演技を作っているのはその言葉だけです。」と振り返りました。

WOWOWでは、国民的アイドルだった山口百恵が後の夫・三浦友和と共演し"ゴールデンコンビ"と呼ばれた人気映画シリーズから、
文豪の名作を映画化した5本を3月26日(月)よる7:00~放送!
番組詳細はコチラ

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