人工知能は映画にどう描かれてきたのか?(2018/4/3配信)

2018/04/04

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今回のテーマは『人工知能は映画にどう描かれてきたのか?』
西寺郷太さん、添野知生さん、松崎健夫さん、堺三保さん、笹木香利さんでお送りしました!

この日のぷらすとは、健夫さんが初期からのぷらすとファンの方がぷらすと第1回からFacebookに移行するまでの出演者・テーマなどをまとめているサイトを発見したとの報告が!また「最初から見ている!」とコメントも寄せられ、出演者・スタッフ一同感激!いつもご視聴いただきありがとうございます!!

≪健夫さんのおススメ映画≫
今回紹介する作品は4/7(土)公開の『ミスミソウ』。
漫画原作であり、簡単に紹介するといじめられていた女の子の復讐劇。この作品は細かい映像表現が凄く考えられており、今の社会の中でいじめに対する"許す"ということはどういうことなのか、10年以上前の時代設定なので過去を描くことで今の時代を考える作品になっているとのこと。
公式サイトはこちら

ここからはテーマでもある『人工知能と映画』について語っていきました。SFおじさんズの一人堺さんは、関西大学の工学部で自動設計の中のエキスパートシステムという人工知能を使い自動的にスピーカーの設計をする研究を行っていたのだそう。
その後就職し"ニューラルネットワーク"の学習について、南カリフォルニア大学のサイエンスセンターに1年ほど海外留学をされていたのだとか。

SF小説を遡ると1907年のオズの魔法使いシリーズの第3巻『オズのオズマ姫』に出てくる"機械人間チクタク"がSF小説最初のA.I.だろうと言われています。
世界三大SF作家アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインラインは人工知能のSF作品を書いています。現実がどんどん前進していかないと小説史にもなかなか人工知能は出てこず、SF小説が本当に面白くなっていったのが80年代以降になってから。
「グレッグ ベアの『女王天使』、グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』この2冊を読めば今のA.I.の事が分かる」と添野さん。

映画の世界では50年代にA.Iが提唱されてすぐに人間を支配しようとする悪いA.I.の話が作られています。ロボットみたいなものが1番最初に出演した作品は1927年の『メトロポリス』。
『オズの魔法使い』は38年に公開されていて、「正体は人間なんだけど、考え方はA.I.的。人間を支配していたのは人間だったが、機械によるものだったのではないかという解釈が入っている」機械は人間を便利にしてくれるものという考えだったが、1930年代後半になってこのままでは人間は機械に使われてしまうのではないかと思える作品が増えていったとのこと。

意識とは科学的には存在しないと言われており、情報量が多すぎて人間は取捨選択ができますが、機械はそれがどう出来るのかが分かりません。
脳のこの部分が意識を作っているという中心部分がほぼないといわれているため、それを機械で表現することができません。

人間はコンピューターとは違い処理能力が遅いため、現実と意識の中で最低でも0.2秒の遅れがあるのだそう。野球選手が球を見て打っているように見えるが意識は0.2秒遅れています。でもなぜ打てるのか、それは意識まで上がってくる前に運動をしているため、意識が勝手にリアルタイムで自分が判断していると操作してしまっているため。
でも打った自分は意識下のどこかなので、自由意思が実はないのではないか・・・と
語られました。

≪好きな人工知能を描いた作品≫
添野さん
◎HAL 9000
◎CHAPPiE
◎エクス・マキナ

堺さん
◎HAL 9000
◎CHAPPiE
◎エクス・マキナ
◎攻殻機動隊のフチコマ
◎BEATLESS ビートレス

健夫さん
◎アンドリューNDR114
◎デモン・シード
◎A.I.

いつもと違い人工知能に関して、映画・SF・専門知識をあらゆる方向から語られ、勉強になったのではないでしょうか!!

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