瀬々敬久を語る。(2018/5/22配信)

2018/05/23

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今回のテーマは『瀬々敬久を語る。』
中井圭さん、松崎健夫さん、瀬々敬久監督、池田裕子さんでお送りしました!
この日のぷらすとは、前週に続き監督ご本人を前にキャリアを振り返りつつ、
新作映画について語っていきました。

まずは健夫さんの今週のおすすめ映画をご紹介!
今回は5/25(金)公開の≪犬ヶ島≫。
今作品の舞台は日本。ある病気が蔓延し、それが犬のせいではないかと言われ、犬たちが隔離され、捨てられてしまう島が犬ヶ島。主人公の少年は自分の犬を助けようと犬ヶ島に訪れます。そして物語が進んでいくうちに陰謀があると分かってくるのだそう。
アメリカ映画で外国の監督が作っているのに言葉がほぼほぼ日本語。犬も話すのですが、犬は英語、人間は日本語と分けてあるのだとか。
「このような面倒くさい事をよくコマ撮りで作ったな~、黒澤明のオマージュや日本が舞台だから成り立つ要素がある。」とのこと。
日本が舞台と言うことなので、気になった方はぜひ劇場まで足を運んでみて下さい!
公式サイトはコチラ

ここからは瀬々敬久監督をお招きし、キャリアを深堀しつつ新作『友罪』や『菊とギロチン』について語っていきました。「感想を伝えるのが難しい作品。想像していた内容とは少し違い、見終わった後1ヶ月はこの作品の事を考えてしまうような映画でした」と裕子氏。

「この作品は表情で伝えようとしているため、セリフが割と少なめになっていて言っていることと思っていることが違っていることが非常に多い部分がある映画になっている」と話す瀬々監督。役者の演技を見て欲しいとのことですが、演技は基本的に役者におまかせしておりちょっと違う所があれば言う程度なんだそう。
また、衣装合わせが重要であり、撮影場所も大事で場を作り上げる所から演出は始まっていると語られました。

瀬々監督が監督を目指すようになったのは高校生の頃。当時『若い広場』と言う番組で学生映画を紹介しているのを見て「商業映画以外にもこういう面白い映画があるんだ!」と思い学校にあった8ミリのダブル8カメラで撮り始めたのだそう。それに加えその時代は大森一樹さん、石井聰亙さんなど大学生で自主映画を作っていた無名の人たちがいきなり映画監督としてデビューしており、それにワクワクし若い人たちが映画を変えていくんだという所に憧れを抱いたのだそう。大学進学後は借金をしつつ自主映画製作に励んだのだそう。

大学卒業後、バイト生活しつつ知り合いからの連絡を受け数珠つなぎで色んな人を紹介され向井寛さんの獅子プロダクションでピンク映画の助監督をするようになります。

その後助監督を経て監督になり様々なピンク映画を手掛け、一般公開の映画もたくさん作られるようになります。「ベルリンで賞を獲った『ヘヴンズ ストーリー』が今回の『友罪』に繋がる。見た当時も瀬々さんはこれが撮りたいと思ってやっているのがひしひし感じた。」と健夫さん。

「作品を通して"死"に近い物を描いている。"死"があるからこそ"生"が対比としてよくみえる。生き生きとした"生"だけを描くのが中々難しいと言うのが自分の中である。
"死"があるからこそ、よりよく生きたいという思う気持ちが大切だと思う。」と語られました。

番組最後に水曜の音楽の日の人気コーナー"私を構成する9枚"にちなんで、"私を構成する映画"を紹介していきました。
・青春の殺人者
・まぼろしの市街戦
・おかしさに彩られた悲しみのバラード(ソフト化していない)

瀬々監督を構成する映画ですので、ぜひチェックしてみて下さい!

瀬々監督新作『友罪』は5/25(金)から全国ロードショー!
オフィシャルサイトはコチラ

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