蘭寿とむさん |
今月の宝塚プルミエールは柚希礼音さん特集。
同じ100周年の時期を共に過ごした蘭寿とむさん。
共感するところもたくさんあったのではないかなと思います。
蘭寿さんは素のトークになると急に可愛くなってしまう柚希さんがちょっとツボだったようです(笑)
そして大劇場公演は雪組を特集。
トークにはトップスター早霧せいなさんと望海風斗さんに登場してもらいました。
お二人のトーク収録後、ちょっとだけ早霧さんに残って頂いてインタビュー。
それが終わって早霧さんが部屋を出ると、先に帰ったはずの望海さんが出待ち(笑)
どうやら雑誌用のプライベート写真を撮ろうと待っていたようです。
果たしてWOWOWインタビューの時の写真が採用されるかどうか?!
初回放送は7月25日(土)
お楽しみに!
柚希礼音さん |
素敵な笑顔です。 |
5月に退団した元星組トップスター柚希礼音さん。
皆様「生中継!第69回トニー賞授賞式」はご覧になりましたか?
WOWOWでは宝塚退団後テレビ初出演として柚希礼音さんにご出演頂きました。
そしてもうすぐ「柚希礼音 退団スペシャル 宝塚プルミエール」の放送!
放送に先駆けて、トニー賞の収録時の柚希さんのインタビューを、惜しげも無く(笑)ご紹介します!
Q.やっぱりトップの時代は忙しかったですか?
いやー忙しかったです。。。
特に100周年が。
ずっと忙しかったのに、100周年は本当に、人間ではない位忙しかった(笑)
ほんとに、30分睡眠とか。
台湾公演終わりからのTVドラマ出演、「ベルサイユのばら」特出あたりの流れが本当に。
ただそこに行けばいいのではない、全部覚えてちゃんと家でも学習してからそこに向かうという作業がありましたので、本当にハードでしたが、でもやっぱりハードな分、喜びも大きく、すごく幸せでした。
Q.柚希さんの睡眠時間は8時間でも足りないのに?
そうです。
もう7時間台だったらフラフラするのに(笑)
そのTVドラマ出演の頃はよく生きてましたね(笑)
Q.ファン時代がなく入団したと言うことですが、最初からトップは意識していましたか?
まず、何かお芝居をすることも、「お芝居しなきゃいけないんだ・・・」みたいな感じでした。
だから、日本で踊れるところを探したみたいな感じだったので、「毎日踊れたらいいな」という感じで。
そしたら音楽学校に入ったら毎日 歌もお芝居も日舞もすることがわかって・・・。
向いてないんじゃないかと早速壁にぶち当たっていました。
トップだなんてとんでもなかったです、ずっと。
いつも目の前のことで必死だったので、入団2年目あたりからちょっとずつ役をいただくようになったんですけど、
その頂いた役が大きすぎて、どうしよう、こうしようとやっているうちに、日々が過ぎていく感じでした。あまり先の事をしっかり計画してやっていなかったですね。
Q.ターニングポイントは?
どんどん役をいただき、でも本当に、だからこそ劣等感の塊だったので、ずっと、できないから。
ずっと「できないできない」としか言われないから、役をいただいても「できないできない・・・」みたいな感じで(笑)
宝塚に入ったことを楽しめないでずっといたんですけど、「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴラン役で、本当に何がダメなのか、役の作り方の方法から全部小池先生が教えて下さって、それによって「やらなきゃやらなきゃ」ってずっとやっていた役を、冷静にきちんとやっていくことができたんですね。
それからすごく大変でしたが、楽しめるようになってきて、その辺から舞台に立つ喜びを知りました。
Q.いつも明るくておおらかで、追い詰められているという感じがしませんでしたが、トップ2作目の「ハプスブルクの宝剣」の頃は、激やせしていたので、やっぱり大変なんだなと思いました。
ね(笑)
こんな私でさえもあんなに痩せるんだから、さすがに大変だと皆さん思って下さったみたいです。
トップさんはいつもすごく痩せられますが、私はそうでもないんだ・・・と思っていたけど、さすがにこの私でさえも、その頃は痩せましたね。
Q.何が1番大変でしたか?
何が大変だったんでしょうね。
でも何もかも(笑)
責任、出番、あと出来上がり、評価、いろいろなことがすべて本当に大変でした。
でもずっと大変なままじゃなくてよかったなと。
その後だんだん自分で息抜きを覚えたり。
何か楽しみ方を覚えたり、出来てきたので。
あれもいい経験だったなと思う位追い込んでいった時期ですね。
Q.トップになれてよかった瞬間は?
やっぱり「REON」シリーズをやりだしてから。
自分の中では立派なトップになろうとしていましたし、格好良くないといけないと思い込んでいたものが、「REON」シリーズをしたことによってそうではいられずに、
全て自分を表現しないと、もういてもたってもいられない・・・。
役でもなくショーでもない。
コンサートというものが、本人の魅力がないとできないものだったので。
本当に「REON」シリーズをやって良かったと思います。
それによって舞台とお客様の間にある"線"が全てなくなり、キャッチボールも凄くできました。
意思の疎通もできて、すごく1つになっている。
お客様の気持ちがわかるといいますか、今どう思ってるとか、今こういう空気だからとかも全部わかるようになったり。
すごく自分としてもリラックスして舞台に立てるようになったので。
この辺から楽しくなりました。
Q.また新たな挑戦が待っていますが、退団してすぐ新たなことに挑戦しようという活力源は?
そうですね。トップの間に本当に挑戦をし続けたので、ちょっと1度くらい休みたい願望とか(笑)、ちょっと気楽でいたい願望もありました(笑)
でもこんなありがたいお話をいただいて・・・。
高校生の時すごく留学したくて夢見ていた自分がいて、それを家族からダメと言われ、宝塚へ行き・・・。
宝塚に出会えて本当によかったんですが、でもちょっと留学したいというか、海外へ行ってみたい願望が少しありましたので。
高校生の頃、行ってみたくても手も足も出なかったブロードウェイだったのですが、それが宝塚で十数年勉強させていただいた後にこんなお話が来たというのは、すごいありがたいことだと思っています。
本当に宝塚時代も毎回挑戦でしたが、今回はもっともっと、高い壁が立ちはだかっておりますが、頑張ってみたいと思います。
その他、柚希さんの現在の思い、今だから言えることなど盛りだくさん!
ぜひご覧ください。
放送はご覧の日程で!
7/25(土)午前11:45
7/28(火)深夜2:30
7/29(水)午後0:00
8/5(水)よる11:45
8/6(木)午前11:45
8/17(月)午後0:30
8/29(土)午後1:00
ナレーション収録日記(7月25日放送分)