2019/02/12 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房#372『ナチュラルウーマン』 世の中が変わりつつある"今"観ておくべき映画

「ナチュラルウーマン」2/22(金)よる11:00 

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語りつくす映画情報番組「映画工房」。今回はチリ映画で初のオスカー受賞作品となった『ナチュラルウーマン』を取り上げます。『グロリアの青春』(13)のセバスティアン・レリオ監督が、"自分らしさ"を貫くトランスジェンダーの女性の姿を繊細に描き、第90回アカデミー賞外国語映画賞を獲得。
の離れた恋人のオルランドと暮らすトランスジェンダーのマリーナは、昼はウェイトレスとして働き、夜はナイトクラブで歌っている。ところがある日、オルランドが自宅のベッドで意識を失い急死。深い悲しみに暮れるマリーナを、容赦ない偏見と差別が襲う。2人の感想は?

斎藤「好きな描写はやっぱり洗車のシーンですね」
板谷「洗車ね~!」
斎藤「とてもエモーショナルでした。車体がきれいになっていく、でも乗っている自分は...という意味深いシーン。特にこの作品での意味合いは大きかったです」
板谷「女子って自分の指先を結構、大事にしていて」
斎藤「日常的に、自分のアングルから見える部分ですからね。」
板谷「そう。自分のアングルで見て爪が荒れているか、きれいに整えられているかでその日のコンディションも変わるくらい指先って重要。マリーナがネイルサロンに行って『私の手って醜いわ。豚みたいな手だわ』みたいなことを言うところが印象的で。指先に思いを馳せるあたりがやっぱり女子だなって」

トランスジェンダー俳優の主演作として史上初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞した本作。主演を務め、自身もトランスジェンダーのダニエラ・ベガは「トランスジェンダーを理解できない人でも主人公は自分と同じなんだと気付いてくれれば、それが一つの扉を開くことになる」と語っています。

斎藤「日本でもLGBTの方たちが今までよりも表に出てきていて、世の中的にも違和感みたいなものは年々なくなってきている。だから、アカデミーの外国語映画賞を取ったタイミングも、世界的な流れがそうさせたと思います。そういう流れの中で"今"この映画が誕生して、それを"今"観るということにやっぱり意味がある。"今"観ておくべき一本なのだと感じました」
板谷「そうだね、これを機に」
斎藤「ぜひご覧ください」

今回は「映画意識調査」。2月1日から放送されている特集【アカデミー賞特集2019】に合わせて、WOWOWで働く方々に、アカデミー賞についてのアンケートを行ないました。

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『君の名前で僕を呼んで』(17)を紹介します。

『君の名前で僕を呼んで』
WOWOWシネマ 2/24(日)よる9:00

detail_190212_photo02.jpg©Frenesy , La Cinefacture

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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