2023年1月16日(月) 神奈川県民ホール 大ホール(神奈川県横浜市)
幾多の試練と困難を乗り越えて、60代の後半にようやくその才能が見いだされ、人気に火がついた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。パリの自宅を拠点に、欧州各地や日本、北米・南米と、コンサートで世界各地を回る多忙な毎日を送る彼女が、思い出の地「横浜」でWOWOW主催による一夜限りのスペシャル公演『フジコ・ヘミング ソロコンサート "COLORS" ~色を付けるように弾く』を開催!こちらのコンサートにご招待いたしました!
手元を美しい映像で映し出し、彼女の音色の秘密の一端に触れることができる特別な演出もご用意。数奇で波乱に満ちた人生を奏でるような、聴く人の喜びや悲しみを優しく包んでくれるような演奏に、自然と涙する観客も。異国情緒あふれる横浜にふさわしい、ロマンティックでノスタルジックなステージとなりました。
WOWOWではこの公演に合わせて、連動特集を実施中!猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、チャリティーコンサートなどの支援活動も長年続けているフジコ・ヘミングさん。こうした人や動物を愛し支援することを忘れない人間味溢れる人柄も魅力のひとつです。そんな彼女の2017年のチャリティーコンサート、異例のロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画、そして2020年のコロナ禍の中、教会にて無観客で行なわれたソロ演奏の模様を放送・配信!そして今回のスペシャル・ソロコンサートは、3月26日に独占放送・配信します。さらに4月22日には古舘伊知郎さんとの対談と、手元を中心に再編集した最新ソロコンサート映像を含む特別番組をお届けします!
心揺さぶられ、生きることの意味までもが聴こえてくるような、"魂のピアニスト"フジコ・ヘミングの珠玉のメロディに酔いしれて下さい♪
- 番組情報
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フジコ・ヘミングの時間
60代後半になって遅咲きのデビューを果たし、一躍人気に火がついた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。
彼女の知られざる素顔と魅力に迫った秀作ドキュメンタリー映画。
3月24日(金)午前10:15 WOWOWライブにて放送
フジコ・ヘミング ソロコンサート ~いと小さきいのちのために~ WOWOW Special Version "魂のピアニスト"フジコ・ヘミング。映画『フジコ・ヘミングの時間』のクライマックスを飾るシーンとして登場する2017年のチャリティーコンサート。
3月24日(金)午後0:15 WOWOWライブにて放送
フジコ・ヘミング 教会ソロ演奏 2020 〜くすしき調べ、とこしえなる響き〜 フジコ・ヘミングの音楽や世界観を視聴者に届けるWOWOWオリジナル特別番組。教会にて無観客で行なわれた彼女のピアノソロ演奏の模様を収録。ナビゲーターは陣内大蔵。
3月24日(金)午後0:15 WOWOWライブにて放送
フジコ・ヘミング ソロコンサート "COLORS" ~色を付けるように弾く~ presented by WOWOW "魂のピアニスト"フジコ・ヘミング。彼女の思い出の地"ヨコハマ"で開催された一夜限りのスペシャル・ソロコンサートを、WOWOW独占放送・配信でお届けする。
3月26日(日)午後5:30 WOWOWライブにて放送
フジコ・ヘミング×古舘伊知郎 "COLORS" ~夢をつかんだ手~ "魂のピアニスト"フジコ・ヘミング。彼女と古舘伊知郎の対談と、最新コンサートから、演奏中の手元を中心に再編集した映像で構成されるスペシャル版をお届けする。
4月22日(土)午後2:00 WOWOWライブにて放送
"魂のピアニスト"フジコ・ヘミング WOWOW特集「COLORS」 ■番組特設サイトはこちら!>>
■フジコ・ヘミング オフィシャルサイトはこちら!>>
イベントの様子
- 会場の神奈川県民ホール
- 物販コーナーはたくさんのお客様で賑わっていました!
- フォトコーナーも大人気!
- 満員の会場は熱気が溢れていました♪
私たちが特派員として参加しました
- 伊藤様親子
お嬢様の感想
今回のコンサートを知ったきっかけは、車の運転中に聴いていたラジオでした。神奈川県民ホールで開催することを知って、是非行ってみたいと思いコンサート情報を検索しました。すると、WOWOWさん主催で特派員募集もしているとのこと。まずは応募してみよう!という気持ちで応募しました。ご招待いただき本当にありがとうございました。
当日は、いよいよ演奏が始まり2曲目が終わったところでフジコ・ヘミングさんがお話をされました。体調を崩していて、手も足もしびれている。歩けないし、今日も最後までうまくできるか分かりませんがやってみますというようなことを仰っていて少し心配になりましたが、3曲目の「黒鍵のエチュード」はフジコさんの言葉とは裏腹に、とてもキラキラとして弾むような音色で爽快感があり、心が洗われました。コンサートで一番心に残った1曲です。フジコさんの代名詞「ラ・カンパネラ」の生演奏を聴くことができて感動しましたし、有名な曲が多かったのでクラシックに疎い私でも楽しめるコンサートでした。時折こみ上げてくる涙を素直に流しながら、本当にいい時間を過ごすことができました。
また、大型スクリーンで手元の映像を見ながら聴くことができたこともとても良かったです。フジコさんの肉厚でシワが刻まれた手が滑らかに鍵盤を捉えていく映像は、その道を極めた職人の手捌きに目を奪われるような感覚で、釘付けになりました。WOWOWで放送されるコンサートの模様も楽しみにしております。
お母様の感想
以前テレビでフジコ・ヘミングさんの番組を観て気になっていましたが、WOWOWの番組で生い立ちやどのような気持ちで演奏や活動をしているのかを知り、生の演奏を聴きたいと思っていました。初めてのフジコさんの生演奏、ワクワクしながら舞台を見つめ聴き入りました。舞台の両サイドに大きなスクリーンがあり、手元の様子などが映し出され、指の動きなども見ることができました。「ノクターン 第2番」を聴いているうちに胸にこみ上げてくるものがあって自然と涙が出てきました。
第2部は" COLORS "と言うことで、第1部とはまるで違う舞台照明で、その照明の色と着物をベースにした衣装のフジコさんに思わず声を上げてしまいました。「月の光」から始まり、ついに最後の曲「ラ・カンパネラ」。この曲は絶対聴きたい曲の1つでした。やはり心が震えました。ポピュラーな曲が多かったのでクラシックに詳しくない私でもとても楽しくあっという間でした。アンコールでは、ヴァイオリニストのヴァスコ・ヴァッシレフ氏との共演。「ハンガリー舞曲 第5番」も楽しく思わず手拍子をしたくなりました。又、曲の合間の仕草やお話の仕方がとてもチャーミングで、こちらも笑顔になりました。音がまろやかで、繊細で優しく心揺さぶられる演奏でした。このレポートを書いていても、思い出すと涙が滲んできます。素晴らしい演奏をありがとうございました。この様な機会をいただき感謝しています。
- 大井様ご夫妻
奥様の感想
40半ばで涙腺が緩む年頃ではありますが、私の琴線にフジコ・ヘミングさんの演奏は見事にぶっ刺さり、「幻想即興曲」では涙腺が崩壊しました。最初舞台に現れたフジコさんはお人形のようで、この小さな身体からあの繊細で力強い演奏がくりだされるなんて本当なの?という浅い私の疑念。それを見透かしての演出なのか、タイムリーにフジコさんの手元がスクリーンに写し出され、それが本当に演奏されているものなのだと初めて実感できました。
クラシックにそれほど明るくなく、フジコ・ヘミングさんと聞けば、その昔ドラマのモデルになっていた方という知識しかなかった私には、演奏開始時点では「これが本物のフジコさんかぁ」という好奇心に始まり、見た目と演奏のギャップに驚かされ、いつのまにか「幻想即興曲」では心を奪われていました。最後の「ラ・カンパネラ」は圧巻でした。手がしびれ、立つことも困難であるというご本人のコメントから、失礼ながらこのような繊細な演奏が最後まで持つのだろうかという心配も、完全なる杞憂でした。曲が進むにつれより一層繊細さ、力強さに磨きがかかり感動しました。フジコさんかっこよかったです。元気をいただきました!
ご主人様の感想
私は音楽をよく聴くが、主に聴くジャンルとしては、ロックに始まり次がジャズで、その後にクラシックがくる。また、クラシックで主に聴くのは交響曲であり、しかもCDで聴くばかりで生で聴いたことはほとんどない。ピアノ・ソナタについては何枚かCDを持っているが、ヴィルヘルム・バックハウスやウラディミール・ホロヴィッツといった程度である。そのような中で、友達がフジコ・ヘミングさんが好きで、「ラ・カンパネラ」は良い曲だと話していたことが印象に残っており、一度聴いてみたいと思っていた。その為、今回運良く特派員に当選し聴く機会を得られたことは非常に幸運であり、仕事があったものの休みを取り神奈川県民ホールに向かった。
会場に着くと、平日、しかも月曜日であるにも関わらずチケットは完売ということで、人気の高さがうかがい知れた。入口で渡されたパンフレットを見たら、ショパン、リスト、ベートーヴェンの有名な曲が多かったので期待値が高まった。
公演が始まり、1曲目の「エオリアン・ハープ」は不覚にも初めて聴く曲だった。続く「別れの曲」は元々好きで、あらためて良い曲だと感じた。次の「黒鍵のエチュード」はタイトルでは思い出さなかったが、曲を聴いて思い出した。スクリーンに映し出されるピアノの黒鍵上を左右に弾きまくり、リズミカルで良かったと共に、凄いテクニックであると痛感した。その後の「ノクターン 第2番」「幻想即興曲」はいずれも聴いたことがあったが、演奏者により曲の解釈は違うものだと感じた。そして最後の「ラ・カンパネラ」は、聴き応えのあるラストを飾るに相応しい曲で感動した。
アンコールには、ヴァイオリニストのヴァスコ・ヴァッシレフ氏が参加した。頑張って日本語で挨拶していたのに好感を持てたし、日本酒好きということで親近感を覚えた。「ハンガリー舞曲 第5番」は、ピアノとヴァイオリンとの演奏を聴くのは初めてだったが、知っている曲だけに盛り上がって良かった。最後の「アヴェ・マリア」は痺れる演奏で感激した。ヴァイオリンをじっくり聴くことはなかなかないが、いいものだと実感した。ちょっと弾いてみたいとすら感じた。
最後に、ヴァスコさんは公演終了後、美味しい日本酒を呑めたのでしょうか。このような機会をいただき、どうもありがとうございました。
- 内田様親子
お嬢様の感想
CDや映画、テレビの特集などでフジコ・ヘミングさんの演奏を見聞きはしていましたが、コンサート会場で直接聴くのは初めてでした。
とても力強い演奏は90歳とは思えない程で、またキュートなお姿でした。一緒に行った母も感激しておりました。ぜひ一度、彼女の生演奏を聴く機会を持ってほしいです!
お母様の感想
気持ち良い演奏に思わず寝てしまうかも?なんて思いながら、特派員に当選した娘に誘われて、初めてのフジコ・ヘミングさんのコンサートへ。
心を揺さぶられる素晴らしい演奏に、眠気なんて全く無くじっと聴き入って幸せな時間を過ごすことができました。
特派員の皆様、ありがとうございました!
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