2018/10/02 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房 #353 『68キル』に見る"女性の神髄"

「68キル」[R15+指定相当] 10/14(日)よる11:15

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、2017年にSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)の観客賞を受賞した『68キル』を取り上げます。気弱なヒモ男チップは、恋人のライザにそそのかされ、6万8000ドルの強盗に加担する。だが、押し入った邸宅で鉢合わせした家主をライザが惨殺。逃走を図ろうとするチップたちだったが、目撃者の女性がいたことで思わぬ事態が起こる。クレイジーな美女たちの暴走と、彼女たちに翻弄される男の悲劇を活写したバイオレンス・アクション。2人の感想は?

斎藤「僕が一人の男として思ったことですが、女性は論点がずれながらも徐々に本質に寄っていきますよね。奪還とか、脱却とかの目的でスタートしているはずなのに、いつの間にか女性同士によるもっと大きな問題に発展している。あれは女性の神髄のような気がします」
板谷「なるほど。どんどん変わっていくってことね、女性は」
斎藤「男性はもっと手前の理論みたいなところで留まります」
板谷「女性脳と男性脳の違いかな」
斎藤「女性は掛け算式にベットするというか、ギャンブル的になっていきますよね」
板谷「それ、分かる。あと、この主人公のチップが、ほどよく情けない」
斎藤「でも、彼はこの乱世を生き抜くためのヒントを我々男性陣に教えてくれるんです。大いなる具体的なヒントを(笑)。とても革新的な映画だと思いました」

今回は10/12(金)公開『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の三木聡監督がゲスト出演。キャストや参加アーティストとのエピソードなどを語りました。

『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』
10/12(金)公開

detail_181002_photo02.jpg© 2018映画「音量を上げろタコ!」製作委員会

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『クリード チャンプを継ぐ男』を紹介します。

『クリード チャンプを継ぐ男』
WOWOWシネマ 10/8(月・祝)よる9:00

detail_181002_photo03.jpg© 2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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