2019/02/07 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房#371『心と体と』 ハンガリーの鬼才が切り取る美しい日常風景

「心と体と」2/12(火)よる9:00

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語りつくす映画情報番組「映画工房」。今回は、夢から始まる不器用な男女の恋を描いたハンガリー映画『心と体と』を取り上げます。第67回ベルリン国際映画祭で最高賞である金熊賞ほか4冠を獲得。第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされました。

板谷「ハンガリー語って聞き慣れていないから、それだけで不思議な世界に連れて行かれる」
斎藤「リズムとかすべてが独特でした」

ハンガリー、ブダペスト郊外の食肉処理場で働く人付き合いが苦手なマーリアと、そんな彼女を気に掛ける上司のエンドレ。ある事件をきっかけに、互いの夢の中で"鹿"として出会い交流していたことに気付いた2人は、徐々に距離を縮めていく。
監督は本作が18年ぶりの長編作品となるイルディコー・エニェディ。主人公のマーリアを演じるアレクサンドラ・ボルベーイは、当初別の役でキャスティングされていたところを監督のアイデアでヒロインに抜擢。エンドレ役のゲーザ・モルチャーニも、本作が俳優デビュー作であり、その存在感とカリスマ性を買って監督がキャスティングした。2人の感想は?

板谷「(アレクサンドラは)絶対ヒロインのほうがいいよね!」
斎藤「監督の嗅覚がすごいです。主役の2人はイレギュラーじゃないですか。この作品が、その人の持っている本質を映そうとしている映画だから、そういった意味で映画的なキャスティングでもあると思います」
板谷「2人とも素敵だった」
斎藤「物語は結構シビアで、残酷な描写で現実を映したりもするのですが、とにかく画の切り取り方が美しい。"ハムを落として拾う"という動作を、きれいで、印象的に、意味深く映している。何気ない動作がこんなに意味を持つショットはない、どの描写をとってもそう思いました」
板谷「きれいだったね」
斎藤「もう慣れてしまった風景だったり、1日の決まりきった流れだったり。日常的な景色がここまで美しく見える瞬間があるっていうことを終始描いてくれていた。心地いい作品です」

WOWOWシネマで放送される特集を、そのジャンルに詳しい人に聞く企画「私の知らないセカイ」。今回は2月12日から始まる特集【映画に出会う![ベルリン国際映画祭2019]】に合わせて、ドイツ人の方にベルリン国際映画祭の魅力や特徴を解説してもらいました。

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『わたしは、幸福(フェリシテ)』(17)を紹介します。

『わたしは、幸福(フェリシテ)』
WOWOWシネマ 2/15(金)よる6:45

detail_190207_photo02.jpg©ANDOLFI - GRANIT FILMS - CINEKAP - NEED PRODUCTIONS - KATUH STUDIO - SCHORTCUT FILMS / 2017

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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