「20センチュリー・ウーマン」 6/3(日)よる9:00
斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、1979年を舞台に、マイク・ミルズ監督が自身の母親をモデルにしたヒューマン・ドラマ『20センチュリー・ウーマン』を取り上げます。2人の感想は?
板谷由夏「"20センチュリー"世代の私たちにとって、この作品は胸に迫るものがありましたね。」
斎藤工「主演のアネット・ベニングを軸に20世紀を描いていますが、それによって21世紀がどういう時代なのかがわかりました。21世紀の今だからこそ観るべき一本です。」
カリフォルニア州サンタバーバラで15歳の息子を育てるシングルマザーのドロシア。思春期を迎える息子の教育に悩んでいた彼女は、ルームシェアしていた20代の写真家アビーと近所に住む17歳の少女ジュリーに息子の相談役をお願いする。
過去に3度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたアネット・ベニングや、グレタ・ガーウィグ、エル・ファニングなど3世代の実力派女優が豪華共演しています。
斎藤「マイク・ミルズ監督は、色彩のバランスもそうなのですが、言葉のセンスも素晴らしいです。」
板谷「たしかにそうだね。私、「あなたは、あの子の外の世界を見られるからうらやましい」というドロシアの言葉が胸に響いて、メモしましたよ。」
斎藤「僕は、アビーが「物語が必要なの」というセリフかな。あのシーンが大好きです。」
今回は5/25(金)公開「友罪」から瀬々敬久監督がゲスト出演。
作品に込めた思いやキャストの印象について語りました。
© 薬丸 岳/集英社 © 2018映画「友罪」製作委員会
最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『バーフバリ 伝説誕生』を紹介します。
WOWOWシネマ 5/29(火)深夜1:00
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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】
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