2018/07/10 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房#341『ブレードランナー 2049』僕らの現実に突き刺さる映画

「ブレードランナー 2049」[PG12指定] 7/21(土)よる8:00

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、『ブレードランナー』の35年ぶりの続編となる『ブレードランナー 2049』を取り上げます。

斎藤「僕は、気持ちよく漂いましたね。」
板谷「私もです。」
斎藤「何か『ブレードランナー』にしかない味付けという気がして。それがしっかり担保されているところが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。僕は信頼しかないと感じました。」

オリジナルは1982年に公開されましたSF映画の金字塔といわれる『ブレードランナー』。前作の監督、リドリー・スコットは続編を作ることに興味がなかったそうですが、『エイリアン』の前日譚『プロメテウス』を製作し考えが変わったそうです。しかし、リドリー・スコットは多忙なため製作総指揮に回り、ドゥニ・ヴィルヌーヴに監督をオファー。出演者はライアン・ゴズリング、ハリソン・フォードほか。2人の感想は?

斎藤「セリフが利いていると思います。ハリソン・フォードが言っていた『時には誰かを愛するなら他人でいた方がいい』とかね。」
板谷「結構、重いよね。」
斎藤「重い! けど気が利いているんです、一言一言に。そこが何か神話っぽい。言葉をセレクトして、会話なんだけど、そこに刻印していく感じ。」
板谷「分かる。」
斎藤「そこが僕らの現実世界に突き刺さってくるような。だから、これは食らっちゃう映画ですね。僕も3、4回観ていますけど。これからも観続けなきゃいけない映画です。」

映画に出会う! [ハリウッド最注目!監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ] 7/15(日)~21(土)

『渦(2000)』
WOWOWシネマ 7/15(日)深夜0:00
『静かなる叫び』
WOWOWシネマ 7/16(月・祝)よる11:40
『灼熱の魂』
WOWOWシネマ 7/17(火)よる11:00
『プリズナーズ』
WOWOWシネマ 7/18(水)よる11:00
『複製された男』
WOWOWシネマ 7/19(木)よる11:00
『ボーダーライン(2015)』
WOWOWシネマ 7/20(金)よる11:00
『メッセージ(2016)』
WOWOWシネマ 7/21(土)よる6:00
『ブレードランナー 2049』
WOWOWシネマ 7/21(土)よる8:00

detail_180710_photo02.jpg© 2016 Xenolinguistics, LLC. All Rights Reserved.

板谷「これ、『ブレードランナー 2049』だけじゃなく、ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品はババババッって全部観なきゃいけないんじゃない?」
斎藤「映画工房ファンの方は当然チェックして、作品を観ていると思うんですけど、この並びで観ていくと、彼の神髄みたいなものが明確になってくると思います。」

夏休み特別企画【映画だ!アニメだ!家族で楽しむWOWOWの夏休み】の中から今回は「未来少年コナン」をピックアップ。宮崎駿が初めて監督し、1978年からNHKで放送されたテレビシリーズ。後の宮崎作品につながる原点ともいうべき名シーンがいっぱい! そこで、視聴者のみなさんが印象に残っている名シーンをSNSとWEBで募集しました。果たして、どんなシーンが選ばれたんでしょうか?

放送40周年記念 宮崎駿監督「未来少年コナン」一挙放送
7/23(月)スタート 毎週月~木曜

「未来少年コナン」
WOWOWプライム 午後4:00

detail_180710_photo03.jpg©NIPPON ANIMATION CO.,LTD..

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『美しい星』を紹介します。

『美しい星』
WOWOWシネマ 7/22(日)よる9:00

detail_180710_photo04.jpg©2017「美しい星」製作委員会

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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