【連続ドラマW　フェンス】完成披露試写会にご招待！

2023/05/02

社会派エンターテインメント作品を数多く手掛ける脚本家・野木亜紀子、待望の新作オリジナルドラマ「連続ドラマW フェンス」。今回、野木さんが描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。W主演を務めるのは松岡茉優さんと宮本エリアナさん。東京から来た雑誌ライター"キー"と、沖縄で生まれ育ったブラックミックス"桜"がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディがW主人公の連続ドラマです。本作品の完成披露試写会にご招待いたしました！
舞台挨拶には、W主演の松岡さんと宮本さん、野木さんが登壇。作品への想いをたっぷりと語っていただきました！本作のオファーを受けて、「これは逃げてはいけないなとご縁を感じた。責任を持ってこの役と向き合いたいと思った」と振り返った松岡さん。劇中に「沖縄の問題ではなくて日本の問題」というセリフがあることから、「皆が自分事に捉えるきっかけになったら、そういう気持ちの変化が生まれたら嬉しいと思った」と言及。オーディションで主演の座を射止めた宮本さんは、所作がエレガントで「姿勢が美しすぎると怒られた」と明かす場面も。不安も大きかったそうですが、ナチュラルで真っ直ぐな演技を松岡さんと野木さんから称賛され、素敵な笑顔がこぼれていました。
脚本を務めた野木さんは、「勉強しないと書けない」と悩みもあったそうですが、ドラマ作りにあたってはWOWOWに沖縄出身のプロデューサーがいたことで「これ以上ない。やらないといけないんじゃないか」と思ったとのこと。主演のお二人や野木さん、制作に携わった全ての人の強い想いや使命感が、この作品を完成させる原動力となったのですね。
さらに、第1話の試写会後は、野木さん、松本佳奈監督×高江洲義貴プロデューサー×北野拓プロデューサーによるティーチインが行われ、そちらでは応募者の皆さまからいただいたたくさんの質問を元に進行されました。
「キャスティングがどのように決められたか」「作品を作り上げるのにどんな苦労をしたか」など、制作側の観点でお答えいただきました。その思いを知ることで、作品を観る際により深みを感じることが出来るのではないでしょうか。
本作では、総勢50人を超える沖縄出身のキャストがそれぞれ沖縄に想いをはせ、リアリティを高めています。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、さまざまなフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を描いた渾身のドラマです。どうぞお見逃しなく！

イベント詳細

・舞台挨拶
【登壇者】松岡茉優、宮本エリアナ、野木亜紀子
・第1話上映
・ティーチイン（脚本・野木亜紀子×松本佳奈監督×高江洲義貴プロデューサー（WOWOW）×北野拓プロデューサー（NHKエンタープライズ）

番組情報

「連続ドラマW　フェンス」(全5話) 復帰50年を迎えた沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンス！！
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イベントの様子

• 雑誌ライター"キー"を演じる
  松岡茉優さん
• ブラックミックス"桜"を演じる
  宮本エリアナさん

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試写会後のティーチインでは撮影秘話や、ここでしか聞けないエピソードも！

私たちが特派員として参加しました

• 佐藤様・青木様

佐藤様の感想

今回のイベントではプロデューサー、監督、脚本家によるティーチインが行われるとのことで、イベントのことを知った時から参加を夢見ていたので、当選連絡をいただいた際には電話口ではしゃいでしまいました。貴重なイベントに参加させていただき本当にありがとうございました。
主演のお二人と脚本家の野木亜紀子さんによる舞台挨拶が予定されていたので、何か貴重なお話が聞けるかもしれないと思い、あえて作品についての予備知識を極力入れずに当日を迎えました。
舞台挨拶では企画やキャスティング、撮影時の秘話もたくさん教えていただき、期待は高まるばかり。司会のきゃんさんを交えた4人のガールズトークが心地よくて、いつまでも聞いていたかったです。また、失礼ながら宮本エリアナさんのことを存じ上げなかったのですが、経歴を伺って大いに納得。ビジュアルの美しさは言うまでもないのですが、コロコロと笑う親しみやすさとお話の楽しさに魅了されてしまいました。松岡茉優さんとの仲の良さも伝わってきて、いいもの見せてもらったなと嬉しくなりました。ご本人は「大根役者と思われたらどうしよう」と不安を口にされていましたが全くの杞憂で、第1話を拝見して初めてとは思えないお芝居に引き込まれました。松岡さんと同じ年とのことでお二人とも素敵な大人の女性なのですが、ドラマではエリアナさんが素朴に描かれていて10代でも通りそうなフレッシュさも魅力だなと思いました。松岡さんも大変愛らしく、そして美しく、トークしながらも会場を気にかけて下さる心遣いが大変嬉しかったです。フォトセッションでのお二人は、本当にカッコよくてほれぼれしましました。
私は幼少の頃からかなりのテレビっ子で、中でもドラマが1番好き。周りの友人がいつ寝てるの？と呆れるぐらい、あれこれ観てしまいます。自分にモノづくりの才能はありませんし創作は大の苦手ですが、その制作過程の話を聞くのは大好物で、気に入ったドラマの公式ページは隅々までチェックするタイプです。そんな私ですからティーチインを目の前で見られて、夢のような時間だったことは言うまでもありません。
とても見応えのある作品ですので、いろいろな登場人物の視点で何度も観て堪能させていただきます。そしてその過程の中で、少しでも制作された皆さまの想いに近づくことができればと思っております。素敵な作品を創っていただき、本当にありがとうございました。

青木様の感想

本日は、友人に誘われ参加させていただきました。ティーチイン付きドラマの完成披露試写会に参加したのは初めてでしたので、ドキドキしながら会場へ。まず上映前にW主演の松岡茉優さん、宮本エリアナさんと脚本家、野木亜紀子さんによる舞台挨拶があり、とても楽しかったです。
ドラマの企画が上がった時のお話から、オーディションでの主演のお二人の印象、意気込み、撮影中の裏話など、このドラマに込められた想い。途中から松岡さんのテンションが高くなられたのか、話すスピードが加速して和やかな雰囲気がさらに広まり、笑いあり、見ているこちらまで楽しくほっこり。でも真面目なお話もして下さり、作品への想いや気持ちが皆さんからにじみ出ていました。ドラマを観る前からこんなに色々なエピソードを聞かせてもらっていいの？と思いながらも、色々お話を伺えたからこそ、第1話だけでしたが最初から最後までどっぷりスクリーンの中にのめり込んでいました。
これだけでも貴重な時間でしたが、さらに上映後にプロデューサー、監督、脚本家というなんとも豪華な皆さんとのティーチインまであるなんて、このイベントのスゴさに感動。ティーチインでは、企画から準備、制作、撮影、ドラマ放送直前までのお話。そして、想いや願い、苦労、見所など普段は知ることのできない、聞くことができない貴重なエピソードなども。どれだけ丁寧に、よりリアルな景色や姿を描写しながらも、内容が重くならないように大事に作られたのか皆さんの想いにグッときました。松岡さんが最初の舞台挨拶でも仰っていましたが、実際のセリフにもある「沖縄の問題じゃなくて日本の問題」はまさにそうだと思います。タイトルの"フェンス"の意味も、最後まで観たら私にも少しは見えてくるのかな。そこも自分なりに感じながらこのドラマを観たいと思います。
最後に今まで完成したドラマを観るだけの自分でしたが、今回このようなイベントに参加させていただき、盛りだくさんの貴重なお話を聞いて、実際にドラマを作られた皆さんに会えて、完成されたドラマまで観れるという大変貴重な体験ができました。本当にありがとうございました。このようなイベントに1人でも多くの方に参加し体験していただき、ドラマをより盛り上げられたらと思いました。

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• 関戸様

関戸様の感想

「連続ドラマW フェンス」の完成披露試写会に参加させていただきありがとうございました。松岡茉優さんが登壇するので行ってみたいと思い応募しました。
会場に行くと最前列の座席で、皆さんの表情が間近に見られて良かったです。松岡さんは可愛い方だなと思っていましたが、登壇された時は綺麗な方だなという印象でした。宮本エリアナさんは、さすがミス・ユニバース日本代表だけあって、背が高く美しい方でした。最初にトークセッションがあり、どのような気持ちで出演を決めたのかとの質問に、松岡さんは「沖縄問題ということに対して、責任を持って演じたいと思った」と話され、このドラマの重みを感じました。その後は、脚本家の野木亜紀子さんも加わり、和気あいあいと話されていました。宮本さんが、沖縄弁が難しく、第1話の市場のシーンに出てくるエキストラのおばあちゃんたちに沖縄弁を教えてもらったり、「初めての演技なので大根役者と思われていたのかな」と言うと、その横で松岡さんが「演技は上手い、下手ではなく、心が真っ直ぐな気持ちでできるかです」と宮本さんをフォローして、観客の笑いを誘っていました。
舞台挨拶後は第1話を観ました。松岡さんはトークしている素の時とは違い、その演技力に引き込まれ、さすが実力がある俳優さんだなと改めて思いました。また、宮本さんは沖縄弁も上手く、初めてとは思えない演技をされていました。誰も大根役者だなんて思いません！
物語は沖縄を舞台としたセンシティブな内容で、さらにオリジナルなのでどの様に話が続いていくか分かりませんが、第2話以降、松岡さん、宮本さんのお二人の関係がどの様に展開されていくか楽しみです。

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• 渡邉様親子

渡邉様の感想

長年WOWOWに加入しています。最初はテニス目当てでしたが、今は完全にドラマW目当てです。そのくらいドラマWは好きな上に、大好きな野木亜紀子さんの脚本。観る前から期待値はかなり高かったのですが、期待値を超えてきました！
主演の宮本エリアナさんが初演技、初主演とは思えない素晴らしさ。舞台挨拶では凛とした佇まいが素敵でしたが、ドラマでは沖縄のブラックミックスの人にしか見えない。第1話は、桜の抱える想いや辛さが描かれていて胸が苦しくなりました。また、現在進行形の辺野古埋め立てや95年の少女暴行事件に言及があり、沖縄の現状を知らない人に理解してもらうための導入話なんだなと思いました。そしてプロデューサーの、ドラマでも報道と同じように裏取りするという話が印象的でした。辺野古での座り込みの話など具体的で、観た人にきちんと沖縄の今を伝えたいという想いを感じました。
ストーリー展開は、ラストに第1話タイトル「ユクサ」の謎が明かされ、思わず唸ってしまう！女性のバディものというのも珍しく、マイノリティ側からどうこの事件と戦っていくのか。制作者たちの強い、強い想いを感じたドラマでした。WOWOWと野木亜紀子の本気を見た！と思いました。

私は、お恥ずかしながらあまり沖縄に関して詳しくなく、序盤は少し後ろめたさを感じつつ観ていました。しかし、沖縄の実情を知らないことを一方的に無下にしているような印象はなく、むしろ「知らない人に一から十まで全部教えてやる！」くらいの意気込みを感じました。
脚本家の野木亜紀子さんやプロデューサーの北野拓さんが、「沖縄に住む100人以上に取材をした」と仰っていましたが、まさにその努力や覚悟が伝わってくる作品でした。お二人がここまで本気に沖縄に向き合ったからこそ生まれたシーンが、私が気づけなかった所にもきっとたくさんあるのだと思います。また何度も観返したくなる作品です。また、松本佳奈監督が「沖縄の人々にはこのような問題が日常の地続きにある」と仰っていました。半径五メートル以内の、日常のような作品を担当されてきた松本さんだからこそ描けた沖縄の日常なのだと思いました。今回、同じ本土の人間である主人公キーの視点で観てみて、キーと一緒に沖縄を知っていく感覚が面白かったです。そして、キーが完璧すぎないところも魅力だと思いました。桜の顔を初めて見た時、外国人だと信じて疑わずに英語で話す場面や、桜が嘘の性暴力事件をでっちあげて反対運動に利用していると考えた場面は、無意識下の決めつけを感じ、自身を見直すきっかけになりました。
桜役の宮本エリアナさんは、初挑戦とは思えないほどの演技でした。宮本さん本来の、素直で人を信じて疑わない率直な瞳と姿勢が演技に生きている印象でした。キー役の松岡茉優さんは「自分事に捉えるきっかけになれば」と仰っていたので、自分事として観るように心がけました。
しかし、「自分事」だなんてとんでもなく、「これは私の問題だ」と感じました。もちろん沖縄の問題を扱った作品ではありますが、沖縄だけの問題ではなく、他人事でも自分事でさえもなく、私自身の問題なのだと理解しました。私自身に直接繋がる問題が、いくつも散らばっていました。最後まで私の物語として観届けたいと思います。第2話以降も楽しみにしています。

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• 吉盛様ご夫妻

吉盛様の感想

ドラマの先行試写会というだけでも十分なのに、あの野木亜紀子さんと松岡茉優さん、そしてドラマ初出演の宮本エリアナさんの舞台挨拶がたっぷりとあって、贅沢な時間でした。今回は、W主演のお二人と野木さんのトークショーを見ているような自由な時間で、本当に価値のあるお話が聞けました。
ドラマ自体は、ノンフィクション小説を読んでいるような没入感で観ることができました。ドラマの終盤で、この先悲しいストーリー展開なんだろうなと思いましたが、悲壮感というよりどうなるんだろうというドキドキ感が勝って、ストーリー性は高いけどエンターテインメントということが伝わる作品でした。ドラマを観終わって、野木さんに松本佳奈監督、高江洲義貴プロデューサー、北野拓プロデューサーのティーチインが始まり、ドラマを観たからこそ裏話が内容とリンクしてくれました。作品上映と表側・裏側の方々のお話が聞けて、素敵な試写会でした。

ドラマの情報が解禁になった時、本当に驚きました。私がこの世で1番好きな松本佳奈監督と、絶対的信頼感のある大好きな野木亜紀子さんの夢のようなコラボ。そして演技派女優の松岡茉優さん、そのバディにミス・ユニーバースの宮本エリアナさん！？と。この私得でしかない、夢みたいなキャスティングのドラマが観れるなんて！WOWOWすごいぞ！素晴らしいぞ！と興奮しっぱなしでした。
そして、第1話を一足先に観させていただき、あっという間に物語の世界に引き込まれて、このドラマは1話目にして最高なものになると確信しました。ニュースで見る普天間基地問題や、米兵犯罪など、痛ましい事件に胸を痛めることもありますが、どこか遠いところの話というか、他人事のように考えていました。登場人物のセリフが自分に言われている気がして、一言一言が刺さりまくって、自分の無知と無関心だったことが恥ずかしくなりました。余韻がまだすごくて、ふとドラマのセリフを思い出したりします。
ただこのドラマをきっかけに、私含め沖縄が抱える問題と向き合い、真実を知りたい、これからの沖縄の未来を真剣に考えていきたいという方がたくさん増えると思います。主演お二人のコンビネーションも楽しみだし、丁寧に根気強く取材して作り上げたストーリー、WOWOWだからこそできる自由なドラマの形、実力派勢揃いの沖縄出身キャストなど、見どころが多すぎて第2話以降も楽しみすぎます！！

特派員の皆様、ありがとうございました！