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「エンドレス・マーダー」 6/27(水)よる11:00

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、ドルー・ブラウン監督によるサスペンススリラー『エンドレス・マーダー』を取り上げます。

斎藤「これまた、凄い衝撃作ですよね。」
板谷「オーストラリアの異色スリラーなんですね。」

交通事故で妻を亡くした心の傷を抱える凄腕の殺し屋の前に現われた「僕を殺してくれ」との奇妙な依頼をする男。だが、その依頼人は、何度自殺を試してもなぜか奇跡的に生き延びてしまう"不死身"の男だった。独創性と巧みな伏線にうならされる作品。人気TVドラマ『プリズン・ブレイク』シーズン5の準レギュラーで存在感を示した個性派俳優スティーヴ・マウザキスが、闇を抱えた殺し屋役を好演しています。2人の感想は?

斎藤「ゲームセンターのシーンがすごく好き。」
板谷「そして殺し屋と依頼人が不思議な友情で結ばれていく。」

板谷「後半『どういうこと?』となり、15分くらい巻き戻して見ちゃいました。」
斎藤「欲しいものをくれる映画というよりは、マジか!という驚きと笑いがある。だけど、それだけではすまない。ツッコミの面白さはあるのですが、笑いを繰り返すことによって、ひとつの定めみたいなものを描き切っている。それが気持ちいい。」

87万人が利用する映画チケット予約アプリ「映画ランド」とコラボして映画ファンに調査する企画「映画意識調査」。今回は番外編として、人気コミックの実写映画化は「あり」か「なし」かを街角で調査しました。

特集:実写で楽しむ人気コミック 7/1(日)~7(土)

『僕は妹に恋をする』
7/1(日)よる11:00
『GTO』
7/2(月)よる6:45
『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』
7/3(火)よる7:00
『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット』
7/4(水)よる6:45
『逆境ナイン』
7/5(木)よる7:00
『バクマン。』
7/6(金)よる6:45
『兄に愛されすぎて困ってます』
7/7(土)よる10:15

detail_180619_photo02.jpg©藤沢とおる・相沢春吉/講談社・フジテレビジョン・関西テレビ放送・研音

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『ヒトラーへの285枚の葉書』を紹介します。

『ヒトラーへの285枚の葉書』
WOWOWシネマ 7/1(日)よる9:00

detail_180619_photo03.jpg© X FILME CREATIVE POOL GMBH / MASTER MOVIES / ALONE IN BERLIN LTD / PATHE PRODUCTION / BUFFALO FILMS 2016

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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「ハドソン川の奇跡」 6/20(水)午後5:00

 クリント・イーストウッド。ハリウッドに長らく君臨した映画スターであり、御年88歳にして現役バリバリの映画監督。次々と新作を発表し続けているのも凄いが、次回作の『The Mule(原題)』では久々に主演も兼ねるというから、その活力に恐れ入るしかない。作曲家/ピアニストとして映画音楽も手掛け、80年代にはカリフォルニア州カーメル市の市長を務めたこともある。安っぽい言い方で恐縮だが、才能が人の形をして歩いているような"生きる伝説"である。

 しかし、だ。イーストウッドという映画人に抱くイメージは、世代によって大きく変わる。B級映画に出演していた下積み時代を経て、60年代には西部劇ドラマ『ローハイド』('59~'66)でお茶の間の人気者となり、やがてイタリアに渡って西部劇の異端とされたマカロニウエスタンを象徴する存在となる。70年代には無骨な刑事を演じた『ダーティハリー』シリーズ('71~'88)で大ブレイク。アクション・スターとして活躍する一方で監督業にも進出するが、本当に映画監督としての真価が認められたのは"最後の西部劇"と銘打たれ、第65回アカデミー賞で4部門を受賞した『許されざる者』('92)で、この時、彼はすでに62歳になっていた。

 イーストウッドのキャリアの異様さは、60代になってから活動のペースを上げ、ほぼ1年に1本、新作映画を世に送り出していること。おそらくハリウッドでこれほどの長きにわたって安定した活動を続けられている映画監督はイーストウッドとウディ・アレンくらいしかいない。しかもその間にジョン・キューザックが製作と主演を務めた『さよなら。いつかわかること』('07)に音楽を提供してもいる。まさにスーパー老人。"老後"という言葉がまったく通用しない。

 そんなフットワークの軽さ故に、イーストウッドの映画監督としての作風をひと言で言い表すのは至難の業。近年は『ハドソン川の奇跡』('16)のような実話をベースにしたノンフィクションを多く手掛けているが、『目撃』('97)は泥棒がたまたまアメリカ大統領の犯罪行為を目撃してしまうサスペンス・スリラーであり、『スペース カウボーイ』('00)は老いたパイロットたちが宇宙飛行士になる夢をつかむ胸アツのSF、『ガントレット』('77)は命を狙われた裁判の証人を命懸けで護送する刑事アクションである。

detail_180618_photo02.jpg© Warner Bros. Entertainment Inc.

 オールド・ファンにはどうしても"西部劇"と"刑事もの"のイメージが強いイーストウッドだが、世間のことなどどこ吹く風で、語りたい物語を作り続ける。その点では映画作家としての姿勢は一貫している。また長年のキャリアで培った、必要な描写をきっちりと積み重ねるシンプルな演出法は"映画の教科書"と呼ぶにふさわしく、わずかな人間しか達することのできない"名人"の境地にいるのである。

detail_180618_photo03.jpg© Warner Bros. Entertainment Inc.

 そんなイーストウッドのこだわりは、多彩なフィルモグラフィよりもむしろイーストウッドが演じ続けてきた役柄に見いだす方がたやすい。おそらくイーストウッドは、映画監督として俳優である自分の幅の狭さを誰よりも自覚しているのだろう。彼が演じるのは、頑固で偏屈で、古いものを愛する保守派のオヤジ。どの映画でも、本人のパブリック・イメージとほとんどそのままなのだ。

 社会のはみ出し者だが、自分の価値観と善悪の基準を信じ、自分の力で始末をつける。何度も繰り返し演じ続けている主人公像に、イーストウッドの強固な思想が見えてくる。それが明確に感じ取れるのが監督&主演した『アウトロー』('76)だ。

『アウトロー』はアメリカの建国200周年記念映画として企画された。ジャンルとしては西部劇だが、イーストウッドにとっての"アメリカ史"を描いた壮大な叙事詩でもある。イーストウッド演じる主人公はならず者の一団に家族を殺され、復讐の思いを胸に南北戦争の南軍に身を投じる。そして戦争が終わっても北軍に下ることを良しとせず、お尋ね者となって逃亡を続けるのだ。

detail_180618_photo04.jpg© Warner Bros. Entertainment Inc.

 ここにイーストウッドの根源的な反骨精神が現れている。誰かに頭を下げるくらいならば、社会の敵になることも、死も顧みない。正義や善悪の基準はあくまでも自分にあり、そのために闘うことをいとわないし、同じ魂を感じた誰かを守るためには死力を尽くす。そんな独立自立の精神をイーストウッドは尊んでいる。それは法の限界からはみ出す『ダーティハリー』シリーズのハリー・キャラハンも、『ミリオンダラー・ベイビー』('04)のボクシングの老トレーナーも変わらない。

 『アウトロー』の主人公ジョージー・ウェールズは、逃避行を続ける中で奇妙な疑似家族を形成していく。さまざまないきさつで旅の道連れが増えていくのだが、彼らはみんな社会からはじき出された者たち(中には犬まで!)だ。自分たちの生活と誇りのために命を懸ける、そんな仲間たちができて、ウェールズは初めて"孤独"から抜け出すことができる。言わば戦友のようなパーソナルな絆で結ばれた小さな共同体、それこそがイーストウッドが信じ、描き続ける"アメリカ"なのだと『アウトロー』は伝えているのではないだろうか。

文=村山章

[放送情報]

ハドソン川の奇跡
WOWOWシネマ 6/20(水)午後5:00

アウトロー(1976)
WOWOWシネマ 6/24(日)午後0:00ほか

目撃
WOWOWシネマ 6/24(日)午後4:30ほか

スペースカウボーイ
WOWOWシネマ 6/24(日)よる6:45ほか


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「関ヶ原」6/16(土)よる8:00ほか

 池井戸潤の小説『空飛ぶタイヤ』が長瀬智也主演で映画化され、公開中。池井戸はいま、もっとも映像化作品の多いベストセラー作家の一人だが、『空飛ぶタイヤ』はかつて仲村トオル主演で連続ドラマ化もされている。このように優れた小説は、スタッフとキャストがそれぞれ別の布陣で映画化、ドラマ化されることが少なくない。山崎豊子の『白い巨塔』は田宮二郎主演の映画版(66)が有名だが、その後、田宮主演作も含めてなんと4度にわたりドラマ化されている。特に2003年の唐沢寿明版は、いまなお多くの人の記憶に刻まれているだろう。'17年に岡田准一主演で映画化されてヒットした、司馬遼太郎の『関ヶ原』は'81年に加藤剛主演でドラマ化されている。髙村薫の『マークスの山』や横山秀夫の『半落ち』は、映画、ドラマの順で、やはりスタッフとキャストを一新して製作された。

 横山と言えば、近年の代表的な"競作"に『64(ロクヨン)』がある。ドラマ版は主演、ピエール瀧の存在感を軸に肉厚の物語を骨太に構築し、第70回文化庁芸術祭賞のテレビ・ドラマ部門で大賞を受賞した。一方、映画版は佐藤浩市を主人公に据えた2部構成となって群像劇の趣が強まり、ラストは瀬々敬久監督(『友罪』ほか)が原作にひとひねりを加えており、興行的にも成功を収めた。

 長尺の小説はエピソードや描写を細やかに紡ぐことができる連続ドラマと確かに相性がいい。一方、時間的な制約のある映画は時間の圧縮と空間の配置、すなわち小説の世界観を俯瞰するセンスがより必要となる。どちらにすべきということではなく、メディアの特性が異なるからこそ、"輝かせ方"も違って当たり前なのだ。たとえば、'06年に山田孝之と綾瀬はるかの顔合わせでドラマ化された東野圭吾の『白夜行』は、キャラクターのありようにぴたりと寄り添うことで感涙を呼んだが、堀北真希と高良健吾を迎えた'11年公開の映画版はハードボイルドな色彩が強まり、まるで古典的名作戯曲に接するような感触が衝撃だった。同じ悲劇的なストーリーを見つめても、ドラマと映画ではここまでフォルムが変わるという好例である。

 角田光代の『八日目の蟬』『紙の月』も、ドラマと映画では印象ががらりと変わった。前者のドラマ版は檀れい扮する"誘拐犯である母"の視点で描かれたが、映画版は井上真央演じる"誘拐犯に育てられた娘"が主軸となっている。どの登場人物にスポットを当てるかで映像化は異なる達成を見せるし、一つの小説から多様な可能性が生まれるのだ。後者では、原田知世主演のドラマ版が原作の雰囲気を踏襲した人間ドラマであるのに対して、宮沢りえ主演の映画版では横領に手を染める銀行員であるヒロインの犯行の過程が丹念に映し出され、サスペンスの濃度が上がった。物語は同じでも、ある意味「ジャンルが違う」と言ってもいいほど対照的である。

 原作小説、ドラマ版、映画版、いずれかを楽しめたのであれば、作り手が別の味付けを施した他のメディアも味わってみてはどうだろう。新たな視点に驚かされ、さまざまな発見があるはずだ。

文=相田冬二


[放送情報]

関ヶ原
WOWOWシネマ 6/16(土)よる8:00 ほか


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4月20日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画 「夜は短し歩けよ乙女」4/8(日)午前9:00 「ガルム・ウォーズ」3/24(土)よる10:00 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」3/24(土)深夜2:00 「LOGAN/ローガン」3/17(土)よる10:00 「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜」4/30(月・休)午後2:00 「機動警察パトレイバー 劇場版」3/25(日)午前5:20 「美女と野獣(2017)」4/14(土)よる8:00
©Disney Enterprises,Inc. 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」3/10(土)よる8:00
©2017 MARVEL 「映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城」3/11(日)午後1:45
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1983 「イニシエーション・ラブ」3/9(金)よる7:00
© 乾くるみ/「イニシエーション・ラブ」製作委員会 撮影=神保達也、ヘアメイク=鈴木麻水美、スタイリスト=大沼こずえ、衣装=ADORE 「幕が上がる」©2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン 東映 ROBOT 電通 講 談社 パルコ 写真:AP/アフロ 撮影=坪田彩 ©2016 Xenolinguistics, LLC. All Rights Reserved. 写真:ロイター/アフロ
「生中継!第90回アカデミー賞授賞式」3/5(月)午前8:30~(同時通訳)3/5(月)よる9:00~(字幕版) 撮影=中川容邦 「バレンタインデー(2010)」2/14(水)よる6:45
© Warner Bros. Entertainment Inc. ©Disney Enterprises, Inc. 「チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」©2017映画 「チア☆ダン」製作委員会 「セブン[吹替補完版]」2/10(土)午前11:25 「帝一の國」2/24(土)よる8:00
「帝一の國」©2017 フジテレビジョン 集英社 東宝 ©古屋兎丸/集英社

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