2018/10/23 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房 #356 『ジオストーム』今年の日本を経験した人にとって、ある意味観るべき作品

「ジオストーム」11/3(土・祝)よる8:00

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、気象コントロール衛星が暴走し世界中で未曽有の自然災害が起きる『ジオストーム』を取り上げます。

斎藤「(こういう作品を)今までは娯楽映画として観ていたんだけど・・・」
板谷「アメリカ、また作っちゃったね。みたいな感じだったけど」
斎藤「そう。でももうなんか、笑えない」
板谷「最初の3、4分は笑えなかったよ。まさに『今じゃん』みたいなことがたくさん描かれていたでしょ」

監督・製作・脚本は、ディザスター・ムービーの名手であるローランド・エメリッヒ監督とタッグを組んできたディーン・デヴリン。本作が長編監督デビュー作です。出演はジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、アンディ・ガルシアほか。2人の感想は?

斎藤「日本には四季があるので。季節がひとつやふたつの国もあることを考えると、こういう自然現象というか災害を扱った作品は、日本人が一番敏感に観られるかなと、まず思いました」
板谷「地球に起こっていることの方が、映画の内容よりも・・・」
斎藤「凌駕していますよね」
板谷「そうそう」
斎藤「10年前に観たら、もっと娯楽作として見られたんじゃないでしょうか」
板谷「そうだと思うよ。でも(映画の中で)起こっていることがあながち遠いことじゃないからさ・・・」
斎藤「ある種の問題提議。『アルマゲドン』としては観られない。今年の日本を経験している僕らにとっては、ある意味観るべき作品になっているのかもしれないですね」

現代に数々の名作を残した芸術家たちの伝記映画3作品を放送する【特集:芸術家たちの秋】。そこで今回の「私の知らないセカイ」では、西洋美術史家の木村泰司さんが3作品の題材となったオーギュスト・ロダン、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌがどんなアーティストだったのかを解説します。

【特集:芸術家たちの秋】
WOWOWシネマ 10/29(月)~10/31(水)

『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』[PG12指定]
10/29(月)よる11:00
『ゴーギャン タヒチ、楽園の旅』 [R15+指定]
10/30(火)よる11:00
『セザンヌと過ごした時間』
10/31(水)よる11:00

detail_181016_photo02.jpg©Les Films du Lendemain / Shanna Besson

最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『彼女がその名を知らない鳥たち』を紹介します。

『彼女がその名を知らない鳥たち』[R15+指定]
WOWOWシネマ 11/4(日)よる10:00

detail_181016_photo02.jpg© 2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

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【話題の映画やWOWOWシネマならではの特集の魅力を、映画好きの俳優、斎藤工と板谷由夏が語りつくす。映画との新たな出会いを提供する映画情報番組・映画工房】

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