2018/11/14 up

斎藤工×板谷由夏 映画工房 #359 『惑星大戦争』前編と後編で"味"が変わる! 70年代東宝の挑戦

「惑星大戦争」11/25(日)午前10:30

斎藤工さんと板谷由夏さんが、話題の映画の魅力を語り尽くす映画情報番組「映画工房」。今回は、1977年アメリカでの『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の公開に乗じて、東宝が2カ月という短期間で製作した『惑星大戦争』を取り上げます。太陽系外宇宙から飛来した異星人の侵略に対抗するため、宇宙防衛艦「轟天」が金星に本拠を構えた異星人の「大魔艦」に立ち向かう日本産特撮映画。

斎藤「この監督の作品、実は『ゴジラ』シリーズで、大分お世話になっていた。幼いときに観ていただけなんですけど」
板谷「『スター・ウォーズ』の影響をかなり受けているということで...2カ月でよく作ったよね」
斎藤「本当です」
板谷「"人類を救う最終兵器"轟天は、戦艦と潜水艦を併せたような形の艦首の巨大なドリルが特徴ですね。東宝の映画に度々登場しますが、直接のつながりはないそうです。独特なデザインにファンも多く、様々な作品でオマージュ的にデザインや名前が使われているとか」
斎藤「そう、轟天が実は進化していて、みんなのお守りみたいな位置づけなんです。だから結構みんなオマージュとして、轟天というワードを出したがるんです」
板谷「あの黒い、頭に黄色い角が生えた異星人のマスコット欲しくない?」
斎藤「あれはもう、『スター・ウォーズ』(笑)」
板谷「そう、『スター・ウォーズ』のウーキーみたい(笑)。かわいいよね」

監督、特技監督は1970年代の東宝で『ゴジラ』シリーズとSF作品を手掛けてきた福田純と中野昭慶のコンビ。ミニチュア、ピアノ線、爆発など当時の東宝の特撮技術を結集させました。庵野秀明監督など大ファンを公言するクリエイターも多いカルト的人気を誇る本作、二人の感想は?

斎藤「この映画は、前編と後編に分かれていて、地球外生命体が出てきてからは、そこまでのものと全く"味"が変わります。あの変わり目が好きでした」
板谷「違います! 私も好き!」
斎藤「宇宙を舞台にすると絶対、重力の問題が出てくるんです。それで、どう解決するのかなって思って観ていたら、『人工重力システム作動』って一言で、全部チャラにするっていう...」
板谷「全部チャラにされてた(笑)」
斎藤「面白いです。こうやって観るのが、多分いちばん正しい気はします」
板谷「面白かった~」
斎藤「ちゃんとSFブームに乗じて戦っているところは素晴らしいと思っています。『スター・ウォーズ』に対して、何を武器に対抗するかってことが実はすごく練られている。2カ月っていうショートスパンでありながら、東宝という会社を背負って、代表作にしようっていうスタッフの意気込みがとっても伝わりました」

今回は10月25日~11月3日に開催されていた第31回東京国際映画祭の様子をお伝えします。毎年「映画工房」ともコラボレートしており、斎藤工さんと板谷由夏さんも6回目の参加となりました。
最近あまり映画を観ていないあなたにこそ観てほしい作品を、映画解説者の中井圭さんが紹介する、「ナカイの1本 ナカチョイ」のコーナー。今回は『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)を紹介します。

『シェイプ・オブ・ウォーター』[R15+指定]
WOWOWシネマ 11/25(日)よる10:00

detail_181114_photo02.jpg© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

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