イベント

未来へ動き出そう!~東京パラリンピックが残してくれたもの~第9回「WHO I AM」フォーラムにご招待!

2023/03/24

未来へ動き出そう!~東京パラリンピックが残してくれたもの~第9回「WHO I AM」フォーラムにご招待!

2023年1月27日(金) 有楽町朝日ホール(東京都千代田区)

WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)の共同プロジェクトとして2016年にスタートした「WHO I AM」シリーズをリニューアルし、新シーズンの放送・配信を記念して、《未来へ動き出そう!~東京パラリンピックが残してくれたもの~第9回「WHO I AM」 フォーラム》を開催。
2016年10月より放送・配信を行なっている世界最高峰のパラアスリートに迫る「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」が、「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」にリニューアルし、2023年1月より放送・配信がスタートしています。さらに今シーズンからは新たに、アーティストやクリエイターなど、エンターテインメントの世界の第一線で活躍する多様な表現者たちが登場する「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」が加わりました。こちらの番組にも登場する作曲家のマイケル・ハウウェルさんが特別に来日して登壇する、番組先行試写・トークセッションのイベントにご招待いたしました!
当日は、過去の番組にも登場した陸上のパラリンピック金メダリストの伊藤智也選手、仮面を被った舞闘派アイドル「仮面女子」のメンバーで、女優・アイドルとして活動をされている猪狩ともかさんを迎え、「東京パラリンピックを通じての変化」「活動を続ける想い」など、"未来"について語っていただきました。およそ3年ぶりのリアル開催に、MC松岡修造さんは台本を一部無視した進行で、ゲストの皆さんと熱いトークを展開!会場のボルテージが最高潮の中、スペシャルゲストとして「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」でナビゲーター&ナレーターを務めた西島秀俊さんが登場されました。ナレーションの途中で思わず感極まり、声が震えてしまった、とナレーターとしてのエピソードを披露し、「今後も参加できる限り参加したい!」と、番組愛溢れる嬉しいコメントもいただきました!また、ハウウェルさんによるピアノ弾き語りのスペシャルライブもあり、皆さまの心に響く素敵なイベントとなりました♪
【WHO I AM シリーズ】全作品はWOWOWオンデマンドで配信中です。
スポーツの枠を超え、多様なラインナップが揃う新シリーズを、ぜひチェックしてみて下さい!!

登壇者
【MC】
松岡修造(プロテニスプレーヤー)

【ゲスト】
伊藤智也(陸上パラリンピック金メダリスト)
猪狩ともか(女優・アイドル)
マイケル・ハウウェル(作曲家・WHO I AM LIFE#3)
西島秀俊(WHO I AM パラリンピック ナビゲーター&ナレーター)
イベント詳細
・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE #1 ヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・アーティスト)の先行上映
・登壇者によるトークセッション
番組情報
「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」 2016年にスタートしたWHO I AMシリーズがパワーアップ!アーティストやクリエイターなど、スポーツの枠を超え多様なラインナップが揃う新シリーズが登場!
<WHO I AM シリーズ全作品 WOWOWオンデマンドで配信中> ■配信リストはこちら!>>
関連情報
IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズWHO I AM IPC(国際パラリンピック委員会)と WOWOWの共同プロジェクト
「WHO I AM」に関するニュースや イベント情報を、随時お届けしていきます!
■オフィシャルサイトはこちら!>>

イベントの様子

  • 写真1
  • 写真2
  • 今回のフォーラムにもたくさんのお客様が足を運んでくださいました!
  • 写真3MCの松岡修造さんが、豪華ゲストと共に
    会場を大いに盛り上げてくれました!

私たちが特派員として参加しました

  • 中邑様ご夫妻中邑様ご夫妻

ご主人様の感想

健常者だから、あるいは障がい者だから、という概念は、何の意味も持たないことを改めて実感させられました。冒頭に新しく始まる「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」の第1回目となるヴィクトリア・モデスタさんの回を観ましたが、左足を切断したことで人生がここまで大きく変わるのか、と衝撃を受けました。その中で、「自分は障がい者だが誰もかわいそうとは言わない」と彼女が言っていましたが、そこには、障がいの有無で人を区別するのではなく、同じ人間として相手を対等に見るのが当然、という認識が広がっているのだと思いますし、今後それが世界中に広がっていくことを願わずにはいられません。
猪狩ともかさんが最後にコメントしていましたが、仮に相手がハンディを持っていたとしたら、その相手をかわいそうと思うのではなく、その相手の人が困っていたとしたら障がいの有無に関係なく勇気をもって声をかけたい、ということが全てだと感じました。私たち健常者は、健常者であることに甘えて毎日を惰性で過ごしてしまっているのかもしれません。西島秀俊さんが、皆さんのように自分も人生を楽しんでいきたい、と最後にコメントしていましたが、それこそが毎日を真剣に、昨日よりも今日、今日よりも明日というように、ちょっとだけでも成長していくことが大切なんだと強く思いました。
前回のフォーラムにも参加させていただきましたが、今回はそれ以上に素晴らしい内容で、参加することができてとても良かったです。これからは、パラアスリートを始め皆さんに恥じないように毎日を積み重ねていきたいと思います。ありがとうございました!

奥様の感想

約3年ぶりの「WHO I AMフォーラム」に参加でき、とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。コロナ禍であったことと東京大会が終わってしまったこととが重なり、もうこのようなイベントはないと思っていましたが、新シリーズも始まり企画が続いていくとのこと、今後もとても楽しみです。
まずは、開演前からの松岡修造さんによる熱いトークで、会場は温かい雰囲気に包まれました。トークセッションでは、スポーツ、音楽、演劇など、様々な分野で活躍されている方々の未来に向けた希望に満ちた多くのメッセージを聞くことができました。中でも、伊藤智也選手の「過去を絶対に誇りあるものにしたい」、猪狩ともかさんの「障がいあるなしにかかわらず、声をかけられるような社会を」、松岡さんの「情熱は変わらない」という言葉たちにたくさんの勇気をもらいました。また、スペシャルゲストの西島秀俊さんより、番組制作の様子や番組に対する思い、パラリンピック後もこの番組が続くことや継続することの大切さについてのお話がありました。番組ファンとして、西島さんファンとして喜びでいっぱいになりました。そしてそして、マイケル・ハウウェルさんの美しい歌声とピアノに心が洗われ、豊かな気持ちになれて、たちまちにハウウェルさんのファンになってしまいました。沢山の方にこの歌声が届いて欲しいと願っています。
予定の時間を少し超えましたが、時が経つのを忘れるほど素敵な3時間でした。これからは、「これが私のWHO I AM」と言えるよう、前に向かって進んでいきたいです。本日はありがとうございました。


  • 菊地様親子菊地様親子

お母様の感想

約3年ぶりとなるリアルでの「WHO I AMフォーラム」に参加させていただきました。無観客となった東京パラリンピックを経て、パラスポーツのムーブメントが減速してしまうのではという思いがありましたが、こうして新シリーズがリリースされ、またスポーツの枠を超えて「LIFE」というシリーズが生まれたことは、大変意義のあることだと思います。スポーツを通したメッセージが"刺さる"人もいれば、アートや音楽への興味から障がいを持つ人たちへの理解が深まることも多いに期待され、フォーラムの登壇者が異なる言葉で「継続」というメッセージを発信していたことが心に残りました。マイケル・ハウウェルさんの演奏は今までに聴いたことのないシリーズの音楽で、トークを通して伝わった彼の人間性も加わって、とても感動的でした。
普段の日常生活では、身近に障がいのある方がいない限りその生活や考え方を知ることは困難なので、WOWOWの放送を通して、彼らの生き方に触れられることはとても貴重な体験です。国連広報センターの根本かおる所長が紹介された活動にも繋がるように、メディアとして社会に向けて果たすべき役割をWOWOWが担っていることに、非常に信頼性を感じました。

お嬢様感想

「WHO I AMシリーズ」の大ファンで、前回のフォーラムにも参加させていただいたため今回も応募させていただきました。今までの「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」に加え、「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」が始まるという記念すべきタイミングのフォーラムに参加でき、有意義な時間を過ごすことができました。
私は「WHO I AMシリーズ」の多くのアスリートの言葉に勇気をもらっていますが、今回はその力強い言葉を直接聞くことができ非常に嬉しかったです。トークショーの中で伊藤智也選手が、今も現役を継続している上で大切にしていることは「過去を絶対に誇りあるものにしたい」と仰っていたのが印象的でした。障がい者はできないことを数えていてもしょうがないから、サポートしてくれている周囲の人に対して自分の一生懸命やる姿で恩返しをするしかない、という伊藤選手の考え方や姿勢に感銘を受けました。
新型コロナ、気候変動、ロシアによるウクライナ侵攻などの暗いニュースばかりで私たちZ世代は将来にあまり期待を持てませんが、WOWOWの田中社長や国連広報センターの根本かおる所長のお話にあったように、障がい者と共に誰一人取り残さない社会を作っていけるよう私にできることを考えて行動に移していきたいです。
これからも「WHO I AMシリーズ」で知った言葉に背中を押してもらいながら、様々なことにチャレンジしたいです。今回のフォーラムに参加して、改めてこの番組に出会えて良かったと思いました。次回のフォーラムやノーバリアゲームズも楽しみにしています!


  • 北林様・金子様北林様・金子様

北村様の感想

約3年ぶりに有観客で開催された「WHO I AMフォーラム」に参加できて、貴重な経験をさせていただきました。前半は「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」という新シリーズの試写会がありました。ヴィクトリア・モデスタさんは、生まれつきの障害のため片足を切断するも、バイオニック・ポップ・アーティストとして、音楽やアートで自分を表現しています。ファッショナブルな義足をつけて、パワフルなパフォーマンスをする彼女に魅了させられました。
後半は松岡修造さんがMCで、楽しいトークセッションが行われました。「WHO I AM LIFE」に登場する作曲家のマイケル・ハウウェルさんは、小さい頃からクラッシックなどの音楽に触れてきて、独学でピアノ演奏や作曲をしてアーティスト活動をしています。自閉症というが全くそれを感じさせない、落ち着いた優しい口調で自分の信念を話されていました。伊藤智也選手は、58歳で東京オリンピックに出場された現役のパラアスリートです。「できないことに拘らず感性を研ぎ澄まし一生懸命生きて、周りの人に恩返しする為にもこれからも現役を続行していく」と意気込みを述べられました。不慮の事故で障がいを負った猪狩ともかさんは、車いすでも精力的にアイドル活動をしています。「事故にあってから、嗅覚が敏感になった」と明るい笑顔でお話しされたのが、印象に残りました。最後に2016年から番組ナビゲーターの西島秀俊さんが登場し、この番組でご自身が勇気づけられたので、この活動を継続していくことの大切さを強調されました。その後は、ハウウェルさんのスペシャルライブがあり、新曲の「Rise Again」を披露されました。クラッシックの中にもジャズやゴスペルの曲調が盛り込まれ、美しいメロディと高音が澄み渡るようなソプラノの歌声に心がふるえ感動しました。
毎回このフォーラムに参加させていただく度に、パラアスリートの方々の生き方に影響を受けて、私のパワースポットになっています。

金子様の感想

この「WHO I AMシリーズ」のイベントには何度か参加していますが、毎回思うことはパラリンピックのアスリートの方々は"前向き"だということです。「できないことよりできることをやる」という言葉がとても印象に残っています。
今回の、"未来へ動き出そう!"のトークセッションでゲストの方々のお話を聞いて、多くの方々の支えがあって今の自分がいる、障がいの有無に関係なく困っている人に自ら手を差し伸べられるそんな社会や人になればいいな。いや...なる。なりたい!という気持ちになりました。最後にマイケル・ハウウェルさんの演奏、歌声。心に響きました。「誰に何と言われようと、自分が信じるものを守り進めば光がある」辛い時、この言葉を思い出して頑張ろう!そんな気持ちになりました。ありがとうございました。

特派員の皆様、ありがとうございました!