2023年8月9日(水) ヒューリックホール東京(東京都千代田区)
実は怖い話の宝庫"落語"。そんな落語の演目を原案に、人間のさまざまな欲望が引き起こす怖い物語を、圧倒的映像美によってオムニバス形式で描く新感覚ドラマ、連続ドラマW-30「にんげんこわい」。こちらの第2シーズンの放送・配信がスタート!「原作の古典落語も聴きたくなった」という声にお応えすべく、第2シーズンに連動して番組でも「語り」を務める柳家喬太郎師匠と、同期入門で二人会も開催している入船亭扇辰師匠が古典落語を披露する「オリジナル落語会」を開催いたしました!
落語界を牽引する、今最もチケットが取れない落語家のひとり、喬太郎師匠が「にんげんこわい2」が描く演目の中から「紙入れ」と「品川心中(上)」を、正調かつ高い描写力に定評がある扇辰師匠が得意ネタでもある「鰍沢」を披露!ドラマが描いた落語の原風景を、名手の高座でお楽しみいただくというスペシャルな落語会に、皆さま大満足のご様子でした。
そして、トークコーナーでは、喬太郎さんとトークゲストにシーズン1の「心眼」に主演していた東出昌大さんをお迎えして、ドラマと落語それぞれの魅力についてたっぷりと語り合っていただきました!夏らしい粋な浴衣姿で登場した東出さんは、大の落語好きということもあり「落語というのは、本当に"芸"」と力説。「にんげんこわい」シリーズについては「怖くない話もアレンジを加えて怖くしているような、それぞれの演目について落語とは違った見方をしていてとても楽しかった」とお墨付きをいただきました♪
喬太郎師匠は「演劇やドラマに触れた人が、そこまで興味がなかった落語に興味を持ってくれることが嬉しい」としみじみ。東出さんに「これからもずっと落語を好きでいてください!僕もあなたのことがずっと好きです!」とラブコールを送り、終始笑いの絶えないトークイベントとなりました!
ドラマでは、落語の登場人物たちの思惑やおかしみに注目して、現代にも通ずる人間の"怖さ"を描いていますが、その原典にあるのは"笑い"。ぜひ、ドラマと落語会を合わせてご覧いただき、笑いと怖さの両方を体感してください!
- イベント詳細
-
出演者:柳家喬太郎 入船亭扇辰
演目:「紙入れ」「鰍沢(かじかざわ)」「品川心中(上)」
トークゲスト:東出昌大
- 番組情報
-
柳家喬太郎 「にんげんこわい」の落語会
連続ドラマW-30「にんげんこわい2」で描かれた落語の演目を、人気落語家・柳家喬太郎らが披露!ドラマから生まれたWOWOWオリジナル落語会。
9月16日(土)午後10:30 WOWOWライブにて放送・WOWOWオンデマンドにて同時配信 ■番組放送スケジュールはこちら!>>
- 関連番組情報
-
連続ドラマW-30「にんげんこわい2」(全6話)
滑稽話のイメージがある落語だが、実は怖い話の宝庫でもある。中でも"人間の怖さ" が際立つ演目をアレンジ&ドラマ化した新感覚オムニバス落語ドラマ、第2弾!
■番組放送スケジュールはこちら!>>
■番組オフィシャルサイトはこちら!>>
出演者
- 柳家喬太郎
- 入船亭扇辰
イベントの様子
-
ドラマシーズン2の放送前に開催された今回の落語会♪
ますます本編が楽しみになるような演目ばかりでしたね!
私たちが特派員として参加しました
- 東賀様ご夫妻
東賀様の感想
落語好きの友人の影響で、寄席を観に行ったりたまにテレビで観たりしているのですが、未だ柳家喬太郎師匠を生で見たことがありませんでした。そんな時に、「にんげんこわいの落語会」のお知らせをみつけて、これは行きたい!と。よくよく見たら、WOWOW加入者向けの募集が!プラスWのイベントは初めて知りましたが、いろいろなプレゼントや企画があって面白いですね。これを機に、今後は定期的にチェックします。
今回参加したかった理由のもう一つは、東出昌大さんとのトークイベント。会場のヒューリックホール東京は、「にんげんこわい」のイメージに合わせた赤のステージ照明で、イベント会場ならでは。
前座の開口一番もあり良かったです。喬太郎師匠も話していましたが、「にんげんこわい」と元の落語は全然違うよと。そうなんですよ!元の噺は笑えるはずなのに、ドラマは怖そうなんですねえ。いや。でも入船亭扇辰師匠の「鰍沢」は本気で怖かったですが。WOWOWのドラマの画作りはいつ見てもすごいなと思っています。
さて、喬太郎師匠の「紙入れ」さすがでした。枕で上手く女将さん役が吉田羊さんだと紹介されていたのですが、その吉田羊さんが目に浮かんでくるんですよ。そして「品川心中」に出てくる花魁のお染役は、吉岡里帆さん。いやこれはさすがに、ちゃんと?喬太郎師匠感ありのお染でした。
そして、トークイベント。流石ですねえ。若いころから落語が大好きだという東出さんと喬太郎師匠のコンビはばっちり。トークイベントでこんなに笑ったのは初めてです。東出さんは下駄を履いていたので殊更にではあるものの、映像で観る印象以上に背が高くてびっくりしました。お二人がそれぞれ演じてみたい落語の演目の役は、東出さんが「真景累ヶ淵」の新吉、喬太郎師匠が「芝浜」の財布(笑)。東出さんもぜひ落語家役を演じてください。私からも、関係者の皆さまよろしくお願いします♪
ある日、妻からWOWOWの落語会に行きたいと言われ、何のことかと思ったら柳家喬太郎師匠の「にんげんこわいの落語会」に当選したとのこと。落語に疎い私でも、喬太郎師匠が人気の落語家であること、落語ドラマの監修をされていたことを知っていたので、これは願ってもないチャンスだと思いとても楽しみにしていました。
当日、会場でビールを飲み干し開始を待ちます。出囃子が始まると、会場の雰囲気が一気に落語モードに入ります。前座の開口一番「桃太郎」が終わり、いよいよ喬太郎師匠の登場で「紙入れ」が始まります。枕から気がつかないうちに本題に入っていました。喬太郎師匠が演じる女将さんは本当に面白くて、女将さん以外に見えません。女将さんと新吉と旦那とのやり取りが、私のような初心者には非常に分かりやすかったです。続いては、入船亭扇辰師匠の「鰍沢」です。雪山の寒さが伝わってきます。最後の商人がお熊から逃げる場面ではハラハラドキドキしてしまい、サゲがよく聞き取れなかったことが悔やまれました。
休憩の後は、喬太郎師匠と東出昌大さんのトークイベントです。落語好きでざっくばらんに話す東出さんと、そんな東出さんを好ましく思っている様子の喬太郎師匠との、ほのぼのとしたやり取りがとても楽しかったです。その後は、喬太郎師匠の「品川心中(上)」です。こちらの噺は途中まででしたので名残惜しいですが、続きはWOWOWで。
今日のイベントや「にんげんこわい」のドラマをきっかけに、また本物の落語を聴いてみたいと思います。このような機会をいただき、ありがとうございました。
- 植野様ご夫妻
植野様の感想
ミュージカルやお芝居の観劇が趣味なので、夫婦二人で劇場にはよく足を運んでいる方だと思うのですが、伝統芸能はなかなか敷居が高く、落語は今まで体験したことがありませんでした。今回WOWOWさんのご厚意により、前座の方を含むお三方の落語を生で拝聴できるという、とてもいい体験をさせていただきました。それぞれ個性が違い、他の方の落語、または今回のお三方の別の演目も聴いてみたいと思いました。
WOWOWのドラマはもともと好きで毎回楽しみにしているんですが、前作の「にんげんこわい」はその中でもとても好きでした。落語をほとんど聴いたことがないのでストーリーを全く知らずに観ていたのですが、タイトル通り人間の怖さがうまく表現された面白いドラマでした。でも柳家喬太郎師匠が仰っていましたが、こんな話じゃない...んですよね(笑)?第2シーズンの放送が決定したというツイートを見た時は、ドラマを一緒に楽しんでいた主人にすぐにLINEしちゃいました。楽しみだね、次も早く観たいねって。今回のイベントで、ますます第2シーズンが楽しみになりました。
3つの噺が聴けたので、前回と違い今回はストーリーを知った上でドラマを楽しめるなんて、2倍にも3倍にも楽しめる気がします。噺の本筋とどう違うのか、今後も楽しみたいと思います。今回は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
- 亀ヶ谷様・青板様
亀ヶ谷様の感想
今回、このような機会をいただき大変楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。落語は一切聴いたことがなかったのですが、「にんげんこわい」は役者さんが魅力的だったので、ドラマとして楽しんでいました。
落語を体験して、ドラマで観た話を今度は落語で楽しみたくなりました。逆に同伴者の落語に通じている友人は、ドラマは観たことがなかったので必ずオンデマンドで観ると言っていました。相互に楽しみが深まる、新鮮な体験でした。
ゲストの東出昌大さんがとても素敵な方でした。落語が大好きと仰っていたので、「にんげんこわい」のシーズン3に、ぜひまた出ていただきたいです。「真景累ヶ淵」の新吉役で!
青板様の感想
「にんげんこわい2」で放送予定の落語演目、「紙入れ」「鰍沢」「品川心中」。どれも女を主軸に色、金、欲の思惑が描かれる有名な演目だが、柳家喬太郎師匠演じる女将さんのじっとりとした色気、「品川心中」の女郎のあっけらかんとした金への執着。そして入船亭扇辰師匠が見せてくれた見事な冬景色、「鰍沢」の元花魁お熊の魔が差したような浅はかな計画...どれもこれも見事な高座だった。主演女優はどれもぴったりのキャスティングで、実際のドラマではもっと内容はダークに描かれているのだろう。観るのが楽しみになった。
それにしても、トークイベントで発案された「東出昌大さんが新吉を演じる累ヶ淵」がめちゃくちゃ見たい!
特派員の皆様、ありがとうございました!
特派員やプレゼント応募等、嬉しい情報が満載の“プラスW”を是非チェックしてみてください。
プラスWの最新情報はこちら